宇宙英雄ペリー・ローダンの架空の兵器一覧Ⅹ【下】要塞 搭載兵器 火砲 バリア | V:理衒C2WkWk纒人工地震津波核予報
- ブルー艦
- 円盤形。当初はモルケックス装甲に頼った設計で、防御バリアが貧弱。のちにスプリンガーやアコン人の武器供給を受け、スプリンガー船並の戦闘力を有するようになった。
- マークス艦
- 転子状艦。最大のものは長さ2,500メートル、直径500メートル。武装はグリーンのバリアとコンヴァーター砲。のちにテフローダーから対極砲を入手し、改良して使用するようになった。改良型対極砲はトランスフォーム砲にきわめて近い性能を有している。
- 洋梨船
- グラドなどが用いる。遷移エンジンを装備し、2400年代のテラナーからみると旧式。
- レムール艦
- テラ艦にそっくりの形。大きさは最大でも1,800メートル。対極砲、KNKなどを装備。
- ファラオ
- 球型で赤道環はなく、主エンジンを船体下部三分の一に装備して鋼のスカートで覆った特殊な形の艦。直径350メートル、スカート下部の直径も350メートル。スカートは着陸脚の代わりもつとめる。最大加速価は毎秒毎秒680キロメートル、武装としてKNKを装備。第360巻。
- アルゴン
- 紀元前51,988年のレムール人の飛行船。全長130メートル、胴体直径26メートル。葉巻ににた形で、前後が半球状、船尾に方向舵が4枚。気体にはヘリウムガスを利用。高圧蒸気で1800馬力を出し、4枚翼のプロペラ2基を回転させて推進する。飛行速度は時速135キロメートル。石炭の燃焼装置をローダンたちが持ってきた核燃焼炉に置きかえ、黄金の紡錘を破壊する作戦に使用された。飛行船司令はカタロ・オソノトン。第214巻。
- モノサティス
- 紀元前51,988年のレムール人の河川装甲船。蒸気船で、積載量850トン、航行速度は時速26キロメートル。石炭の燃焼装置をローダンたちが持ってきた核燃焼炉に置きかえ、黄金の紡錘を破壊する作戦に使用された。第214巻。
要塞
- オールド・マン
- 過去界に置き去りにされた《ディノ3》の乗員が設計した超光速飛行可能な宇宙要塞基地。直径200キロメートルのキャリアドームと呼ばれる半球型本体と、縦横50キロメートル、厚さ10キロメートルの分離航行可能なプラットフォーム12基で構成される。ギャラクシス級超弩級戦艦15,080隻を搭載し、プラットフォームはコントラフィールド砲を装備していた。ドランの大部隊に破壊された。第150巻。
- トランスミフォルム・システム
- 太陽系外縁防御要塞群。無人の武装ステーション数万からなる。トランスフォーム砲を配備。旧式化していたため、ローリン計画発動の際にすべて破棄された。
- 鋼の要塞
- 基地のエンジニアの城。エネルギーステーション・軍港・前哨基地を兼ねる。超光速飛行可能。
- マークス要塞
- 全長200キロメートル、直径50キロメートルのシリンダー型本体から長さ50キロメートルのスポーク状の構造物が8本のび、1本1本に直径2キロメートルの球形の武装プラットフォームが10個つく。内部ではマークスが暮らしている。超光速飛行可能。
搭載兵器
火砲
- KNK
- 定常亀裂ニードル・ポイント砲の略。超光速で目標に向かって五次元チューブ・フィールドを作り出し、そこへ次元変換された熱線を発射する。熱放射は拡散されることなく目標に到達し、全エネルギーが叩きつけられる。また、五次元チューブ・フィールドは敵の防御バリアを弱める効果もある。古レムールの宇宙船に装備されていた。第360巻。
- インターヴァル砲
- 五次元衝撃波で対象を粉砕する。トランスフォーム砲などと比べると射程距離が短い。
- インパルス砲
- 粒子線を亜光速で発射。
- 起爆ビーム砲
- あらゆる核ベースの機器を爆発させる力場を発生させる。カピンの兵器。
- 起爆ドップラー砲
- 起爆ビーム砲の強力版。効果が輻輳するためそう名づけられた。
- コンヴァーター砲
- 敵を五次元ベースの不安定な凝集フィールド範囲内に包む。凝集フィールドが存在している間は何も起こらないが、フィールドを消すと同時に内部の物体も消滅する。このプロセスは10万分の1秒以内に行われる。ワンダラーの“それ”がアトランに設計図を与えた兵器で、アルコン帝国はこれによってマークスとの戦争に勝利した。その1万年のち、テラナーが遭遇したマークスたちもこの兵器を保有していた。
- 対極砲
- トランスフォーム砲に近いが、照準・操作がトランスフォーム砲にくらべて煩雑。
- トランスフォーム砲
- 核爆弾を敵艦内に五次元転送する。ポスビの技術。
- 粉砕エネルギー砲
- インターヴァル砲に近い。
- 分子破壊砲
- 分子間結合力をなくして対象をガス化する。
- 麻痺砲
- 対象の生命体を麻痺させる。
- フィクティヴ転送機
- “それ”からローダンに提供された。あくまで『転送機』であり、『火砲』としての利用は製作者の想定外と思われる。
バリア
- HÜバリア
- 高エネルギー重層バリアの略。マークスのグリーンのバリアを改良した半空間フィールドで、五次元性でテレポーターも通過不能。第125巻。
- 赤い半空間フィールド
- テフローダーの持つ、コンヴァーター砲に耐性を持つバリア。
- 相対バリア
- ポスビが持っていた一種の時間フィールド。バリア内部を相対未来に送り込む。ポスビの憎悪回路が破壊されてからは使用不能になった。
- グリーンのバリア
- マークスのもつ強固なバリア。HÜバリアはこれを参考に開発された。
- ダッカル防御バリア
- 六次元性バリア。オリンプ近傍にあったタケル帝国のペドパイラーが装備していたものは太陽系帝国の超弩級戦艦4,500隻を含む5,000隻の総攻撃に不安定になりつつも耐えたが、コレッロのテレプシマット能力は防げなかった。
- パラトロン・バリア
- 次元空間の亀裂から砲撃を超空間にそらす。
- ブルーのバリア
- アコン人のもつバリア。星系全体を覆い、リニア駆動の船以外は突破できなかった。
- マルチ次元バリア
- ルナの大インポトロニクス、ネーサンを守るためのバリア。インターヴァル砲にも十分耐える構造を持つ。
- やわらかいバリア
- 大群をつつむバリア。トランスフォーム砲の斉射でも崩壊せず、突破するにはセクスタゴニウム爆弾が必要だった。
爆弾

