Google Earth グーグルアースⅢ【後半】地点の保… 

 
 

Earth プラグイン

ウェブブラウザ上でGoogle Earthを動作させるプラグイン。Windows Vista、Windows 7、macOS 10.6以降で利用可能[1]。Windows XPのサポートは終了している。

  • Microsoft Windows(Windows Vista、Windows 7)
    • Google Chrome 5.0 以上
    • Internet Explorer 7 以上(32 ビット)
    • Firefox 2.0 以降
    • Flock 1.0 以降
    • Firefox 2.0 以降
  • Apple macOS 10.5.0 以降(Intelのみ)
    • Google Chrome 5.0 以上
    • Safari 3.1 以降
    • Firefox 3.0 以降

が必要[2]

iPhone版

最小要件

  • 211 MB 以上の空き容量
  • Wi-Fi 接続(Wi-Fi 専用の iPhone をお使いの場合)

なお、3G版の iPhone(携帯回線に契約しているもの)でも Wi-Fi 接続を推奨している[3]

Android版

Mobile|Google Earth ヘルプより

サポートされている端末 2010年以降に製造され、OS 2.1 以上を実行しているすべての Android 搭載端末
サポートされている画面解像度 解像度が 320x480 以上の標準密度または高密度の画面を搭載している必要があります。
サポートされている国 オーストリアオーストラリアベルギーブルガリアブラジルカナダスイスチェコ共和国ドイツデンマークスペインフィンランドフランス英国アイルランドイスラエルイタリア日本ルクセンブルクオランダノルウェーニュージーランドポーランドポルトガルセネガルスウェーデン米国
SD メモリ カード 211 MB 以上
携帯端末メモリ システム メモリで 35 MB 以上の空き容量
建物の 3D 表示がサポートされている端末 デュアルコア プロセッサ(Motorola Xoom、Motorola Atrix 4G など)搭載のもの

Google Earth Plus

有料版の「Plus」では、次のような機能が付加されている。

  • GPSアダプタを持っている場合、モバイルPCで自分の位置を Google Earth で確認できる
  • より高精度な印刷が可能となる(無料版の印刷解像度は、ディスプレイの標準的な解像度である72dpiのみ)
  • 電子メールによるカスタマーサポートが得られる(英語)
  • annotation(注釈機能):写真やスケッチを kml(kmz) で共有できる
  • CSVファイルからのインポート・エクスポート機能が利用できる

料金は年間20米ドルで、クレジットカード決済のみ。

バイナリは無料版と共通であり、インストール先のディレクトリ名が plus になっているため、混乱するユーザーも散見されるが、課金の手続きを踏まなければPlus版にはならない。閲覧にとどめ、付加機能を利用しないのであれば、無料のまま使い続けることができる。

Google Earth Pro

研究機関・教育機関向けのプロスペック版で、次のような特徴がある。

  • より高速なデータ転送を保証
  • 無料版・プラス版より高解像度領域が広い
  • 高度な検索機能。ホテルやレストランなどを直接検索可能
  • より詳細なレイヤー情報、交通情報等
  • スケッチや都市計画の青写真を取り込み可能な、より高度なオーバーレイ機能
  • 2,500データまでのCSVインポート機能
  • サードパーティーによるアドオンデータをサポート

2015年より、無料のライセンスキーを取得し、利用できるようになった。

問題点

  • 日本語版 Windows 2000 や Windows XP での問題(だけでなく、2バイト文字圏全てで発生する可能性がある)として、ログインユーザー名に2バイト文字が含まれていると、インストールしてもサーバに接続できないなど、問題が発生する。
  • 2005年8月18日に韓国のとある掲示板からの抗議により、日本海の英語名が「Sea of Japan (East Sea)」から「East Sea (Sea of Japan)」と変更され、日本側から抗議が Google に殺到した。結局、朝鮮半島側の海を「East Sea」とし、日本側の海を「Sea of Japan」と表示することで決着した。
  • 各国の秘密事項である軍施設・政府施設(議事堂大統領府など)・原子力発電所など、本来秘匿すべき重要施設の衛星写真も容易に見ることができるため、テロリストがこれらの重要施設を攻撃し、またはそれらを準備する際の資料として転用される可能性があるとして、インド・タイオランダ・韓国などが非難を行った。NATO軍ガイレンキルヒェン航空基地など一部の重要施設にはモザイク処理やぼかしなどをかけて隠蔽されている。イスラエルの高解像度画像については法的に公表が差し控えられている。
  • 2008年3月6日には、アメリカ合衆国国防総省の依頼に応じ、米軍基地の一部の画像を削除した[4]
  • Google Earth 並びに Google マップに組み込まれている Google ストリートビューでは、撮影チームが景色の撮影を行うことで、車のナンバープレートさえ読み取れるほどの解像度の映像を提供しているが、撮影が許可無く私道で行われたりする場合もあり、個人のプライバシーを侵し、犯罪にも利用されかねないとして問題視する声もあり、アメリカ、ペンシルベニア州の住民がストリートビューで自宅内部を勝手に公開されたとして、Google を相手に裁判を行っている。その中で Google が答弁として「現代では完全なプライバシーなどは存在しない」と反論[5]、非難を浴びた。プライバシー保護団体が Google Earth を使って、Google 社幹部の車のナンバーや自宅、さらには通勤ルートを特定することに成功している[6]

テレビ番組での使用例

Google Earth の知名度と解像度の高さ、画像データの豊富さからニュース映像で衛星写真として取り上げたり、バラエティ番組で目的地を紹介する際の映像として取り上げるケースもある[7]

脚注