Google Earth
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開発元 | Google Inc. |
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最新版 | 7.3.0.3827 / 2017年7月11日 |
対応OS |
Windows 7以降 |
種別 | Virtual globe |
ライセンス | プロプライエタリ |
公式サイト | www |
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Google Earth(グーグルアース)は、Googleが無料で配布しているバーチャル地球儀ソフト。2005年6月28日から配布が開始された。
目次
- 1動作
- 2特徴
- 3概要
- 4バージョン履歴
- 5操作と表示
- 6Fly to機能
- 7地点の保存と公開
- 8三次元モデルを作成するツール
- 9必要なスペック
- 10Google Earth Plus
- 11Google Earth Pro
- 12問題点
- 13テレビ番組での使用例
- 14脚注
- 15参考文献
- 16関連項目
- 17外部リンク
動作
世界中の衛星写真を、まるで地球儀を回しているかのように閲覧することができる。同様のソフトで、先行していたアメリカ航空宇宙局の NASA World Wind とほぼ同様の動作をする。当初は、Windows 2000 と Windows XP のみで動作したが、2006年1月10日に Mac OS X に対応したバージョンが公開された。Google Earth 4 ベータ版 (Ver.4.0.2080) より正式に日本語に対応している。
2008年10月27日、iPhone や iPod touch などの iOS に対応した Google Earth for iPhone を公開した。2010年2月22日には同社が提供する Android OS のバージョン2.1以上に対応したバージョンを公開した。
特徴
- 設定や地域によるが、大抵の山がポリゴンになっており、画面を傾けると立体的な表示となる。Google Earth 5 からは、海中を立体的に表示することも可能になっている。
- カーソル地点の標高がすぐに表示される。
- Google Earth 4 ベータ版になり、世界の主要都市に加え、日本国内の主要都市も3Dビルディングにより再現できる。また、Google SketchUp により自分で作成した3Dを表示することもできる。
- 星座などが表示できるSky機能。
- 月や火星の探査。
- ゲームパッドまたはキーボード・マウスで操作できるフライトシミュレータモードを内蔵(F-16 と SR-22 の2機種を操縦できる)。
概要
Google Earth は、地域により異なるが基本的には地球全域はEarthsat社の衛星写真を用いている。北米の一部では、パブリック・ドメインな衛星写真(例:NIMA (National Imagery and Mapping Agency)、ニュージャージー州など)を用い、その他の領域においては衛星写真販売各社(DigitalGlobe、Bluesky など)の衛星写真を用いている。ごく一部の地域ではチャーター機による航空写真を用いている。
先行してベータ版として公開されていた Google マップ自体は、Keyhole社を買収して開始されたサービスである。このため、Google Earth から直接アクセスできる Google Earth BBS も、Keyhole.comドメインとなっている。当初は Google マップと同じだった地点の画像も、Google Earth では細かく見えるよう、画像が差し替えられている部分がある。
2005年にニューオリンズ近辺で発生したハリケーン・カトリーナ被害のため、該当地域を閲覧するためのサーバが特別に用意され、起動時にどのサーバを閲覧するかを選択できるようになっている。
地球全土の解像度や色彩は、一様ではなく、画像が撮影された時期もまちまちである。
標準的な解像度は 15m であるが、大都市や興味深い施設などでは、解像度 1m の高解像度画像が使われている。極めて限られた地域では、解像度 60cm, 30cm, 15cm の画像が使われており(例:マサチューセッツ州ケンブリッジ "Cambridge, Ma.")、この場合は車の車種や、木々が落とす枝の影さえ判別できるほどである。なお、アメリカの治安機密に触れる場所については、モザイクが掛けられていることがある。
アメリカでは、Google Earth と連携したカーナビがフォルクスワーゲンより2006年2月に発表された。
日本近辺では当初東京都や横浜市などの大都市部が高解像度であった。台湾・台北、北朝鮮・寧辺の核施設近辺も高解像度であった。
2005年8月16日に、世界的に高解像度地域が増え、日本近辺では大阪市、名古屋市、札幌市、神戸市、広島市などの主要都市が次第に高解像度となった。
台湾の各都市、韓国のソウルその他の都市、北朝鮮の平壌、中国の上海が高解像度となった。世界の主要都市や核施設なども見ることが可能である。カトリーナやパキスタン地震、日本では東日本大震災による津波の被害状況の衛星写真も確認することができる。
前述の Version 4 ベータ版のアップデートにより日本のスポット情報が提供されるようになったほか、簡単な3Dポリゴン表示も利用できるようになった。
最新版の Google Earth 5 では、海中を表示したり、航空写真を時代をさかのぼって表示したり、ツアーを録画することが可能である。火星を表示するモードも利用できる。
2010年4月27日に、Google マップ上で Google Earth の 3DCG を表示できるプラグインが公開された(Google Earth 単体に比べ、機能面が制限されている)。
Google Earth 6 からは、検索機能の強化、Google+ との統合、樹木の3D表示、航空画像のシームレスな表示などの機能が追加された。
またストリートビューがレイヤから廃止され、Googleマップのようにペグマンをドラッグして、シームレスにストリートビューに切り替わるように変更された。