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 日本というのは今後はわかりませんが今までは自己主張をあんまり好ましいこととしなかった社会です。そして強い同調圧力のある社会です。私たちが個性的であればあるほどに住み難い社会ということになります。よく言われた「良い大学・良い会社」にせよ先例主義でがんじがらめの役所や金融機関にせよそこで個性を発揮できることなどまずありません。個々人の個性は顧みられませんし、まずもって日本の職場は個性的であることを嫌がります。即ち、組織の価値観に全面降伏することが求められるわけです。まあ、この訓練は既に学童期から始まっているマインドコントロール・洗脳、結果として疑問を持たずに組織に従い自らの可能性を放棄してしまう羊・家畜の群れとして死ぬまで気が付くこともなく搾取の対象として富を即ちエネルギーを最終的には「彼ら」に貢ぎ続ける、霊的な視点で見れば極めて哀れな存在になるわけですね。ちなみにお金も1種のエネルギーになります。

 

 ブラック企業というものがあります。従業員をアホみたいにコキ使い、払うものを払わない会社ですが、即ちこれは経営者にエネルギーを全て吸い取られる仕組みです。こうした会社の幹部もまたこの不当に吸い取ったエネルギーのおこぼれに与るエネルギーバンパイアの下っ端です。そして何故かわが国ではこうした違法公開がほとんど取り締まられてこなかったばかりかサービス残業程度のことは有名一流企業でも当たり前のように行われてきました。つまりエネルギーバンパイアだらけな訳です。

 

 ところで日本は今や税や社会保険料の負担が半端ではありません。そして就労人口の4割が非正規雇用、多くの労働者が低賃金で悩むという不健全な構造です。少ないエネルギーを企業経営者に簒奪され積みあがった利益は株主に吸い取られ(お金はエネルギーの表現形式の1つです)、国に巣くうお役人や政治家に吸い取られ、しかも上級国民は利益誘導やら天下りやらで何重にもエネルギーを吸い取ります。この構造があるがためにブラック企業はもとより不当労働に大甘な社会が形成されていると推測されます。つまりエネルギーバンパイア天国な訳です。

 

 今年ついに所得税も法人税も消費税も減収となり7年ぶりの税収減となったのは国民のエネルギーの簒奪が限界に達し、枯渇に向かい始めたと見ることができます。経済学からみればこういったエネルギー云々の話は与太話に過ぎません。しかし、エネルギーという視点で見たとき、国は今後急速に衰亡することが明らかだと言えます。もう財政というか経済政策には出口がないという指摘もあります。そして更なる増税が未だに計画されていますよね。衰亡でも済まず消滅になる恐れすらあります。

 

 というか「詰み・ゲームオーバー・ゲームセット」だと思います、残念ですが。

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