ケネディ大統領暗殺事件 ⅩⅣ【末】陰謀論者が問題
未公表のドキュメント
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暗殺の瞬間をザプルーダーよりも間近でフィルム撮影していたと思われる身元不明の女性がおり、研究家により、バブーシュカ・レディーと呼ばれている。他のフィルムや写真には、メアリー・モーマンとジーン・ヒルの右後方で、彼女がフィルム撮影をしている姿がはっきりと映っている。この女性の身許は特定されておらず、フィルムも確認されていない。1970年、ビバリー・オリバー(Beverly Oliver)は自分がバブーシュカ・レディーであると主張している。
暗殺当日に撮影されたそれまで未公開だったカラーフィルムが、テキサス市のSixth Floor Museumによって新たに2007年2月20日に公開された。フィルムは実際の暗殺の90秒ほど前に、ジョージ・ジェフリーズ (George Jefferies) によって現場から数ブロック離れた地点で撮影されたものである。
ロバート・ケネディ暗殺事件
詳細は「ロバート・ケネディ暗殺事件」を参照
ジョン・ケネディが暗殺された5年後の1968年、実弟であるロバート・ケネディも暗殺された。ロバートはカリフォルニア州で行われた民主党大統領予備選に圧勝し、同6月5日に同州ロサンゼルスのアンバサダーホテルで予備選勝利宣言を行ったが、その直後にサーハン・サーハンによって銃撃を受け倒れ、右脳を損傷し意識不明の重体となった。この模様は当時テレビが実況中継している最中に起こり、床に倒れたロバートの傷ついた姿は4時間後には衛星中継で日本にも送られた。そして意識を回復することなく翌6月6日没した。
ケネディ大統領暗殺事件の文献資料
- 『アサヒグラフ ケネディ大統領暗殺さる 1963年12月6日号』 朝日新聞社 1963年
- 『週刊朝日 緊急増刊 ケネディ大統領暗殺 1963年12月10日号』 朝日新聞社 1963年
- 『現代の眼』1964年1月号(陸井三郎「ケネディ暗殺の背景」)現代評論社 1964年
- 陸井三郎『現代のアメリカ』 三一書房 1964年
- AP通信社(編集)、朝日新聞社(翻訳)『ダラスの金曜日 ケネディ最後の四日間』 朝日新聞社 1964年
- トーマス・ブキャナン(著)、内山敏(翻訳)『誰が大統領を殺したか?』 文藝春秋新社 1964年
- 大森実監修『ケネディ暗殺の真相 ウォーレン報告』 弘文社 1964年
- 仲晃『ケネディ暗殺事件 その背景と真実』 弘文堂 1964年
- レオ・ソヴァージュ(著)、西川一郎(翻訳)『ケネディ暗殺事件』 上巻・下巻 合同出版 1967、68年
- ウイリアム・マンチェスター(著)、宮川毅(翻訳)『ある大統領の死』 上・下 恒文社 1967年
- ネリン・E・ガン(著)内山敏 訳「ダラスの紅いバラ」 筑摩書房 『現代世界ノンフィクション全集24』 1967年
- マーク・レーン(著)、中野国雄(翻訳)『ケネディ暗殺の謎 オズワルド弁護人の反証 』 徳間書店 1967年
- バートランド・ラッセル「ケネディ暗殺事件に疑問を持つ」<『ラッセル自伝』(理想社,1971年)所収>
- マーク・レーン(著)、ドナルド・フリード(著)、井上一夫 (翻訳)『ダラスの熱い日 』 立風書房 1974年(フィクション)
- アメリカ合衆国CIA国内活動調査委員会(著)、毎日新聞社外信部(翻訳)『CIA アメリカ中央情報局の内幕 ロックフェラー委員会報告』 毎日新聞社 1975年
- ロバート・サム・アンソン(著)、和田敏彦(翻訳)『彼らは大統領を撃った ケネディ暗殺の謀略を追う』 角川書店 1976年
- バート・R・シュガー(著)、長沼芳夫(翻訳)『暗殺の構図 米国指導者暗殺の系譜』 荒地出版社 1978年
- 落合信彦『二〇三九年の真実 ケネディを殺った男たち』 集英社 1979年
- ジェームズ・マッキンレー(著)、和田敏彦(翻訳)『アメリカ暗殺の歴史 』 集英社 1979年
- エドワード・J・エプスタイン(著)、高田正純(翻訳)『アメリカを撃った男 オズワルドの謎 』 早川書房 1981年
- ディヴィッド・S・リフトン(著)、土田宏(翻訳)『ベスト・エヴィデンス ケネディ暗殺の虚実』 上巻・下巻 彩流社 1985年、1986年
- 広瀬隆『億万長者はハリウッドを殺す』 下巻 第11章 講談社 1989年
- コンノケンイチ『ケネディ暗殺とUFO』 たま出版 1989年
- 土田宏『ケネディ兄弟の光と影』 彩流社 1992年
- ジェイムズ・スパダ(著)、広瀬順弘(翻訳)『ピーター・ローフォード ケネディ兄弟とモンローの秘密を握っていた男』上・下 読売新聞社 1992年
- マーク・レーン(著)、飯塚忠雄(翻訳)『大がかりな嘘 だれがケネディを殺ったのか 』 扶桑社 1992年
- チャールズ・クレンショー(著)、岩瀬孝雄(翻訳)『JFK謀殺 医師たちの沈黙』 早川書房 1992年
- 文藝春秋(編集)『JFK暗殺の真実 ケネディ解剖医、28年間の沈黙を破る!』 文藝春秋 1992年
- クレイグ・ジーベル(著)、石川順子(翻訳)『テキサス・コネクション JFK暗殺 ジョンソンの最も危険な賭け』 竹書房 1992年
- 堀田宗路『ジョン・F・ケネディの謎 権力の陰謀とアメリカの悪夢』 日本文芸社 1992年
- ジム・ギャリソン(著)、岩瀬孝雄(翻訳)『JFK ケネディ暗殺犯を追え』 早川書房 1992年
- 仲晃『パクス・アメリカーナの転回 ジャーナリストの見た現代史』 岩波書店 1992年
- オリバー・ストーン、ザカリー・スクラー(著)、中俣真知子、袴塚紀子(翻訳)『JFK ケネディ暗殺の真相を追って』 テンプリント 1993年
- 桧山良昭『ケネディを撃った男たち 現代史の謎』 東京書籍 1993年
- 井上一馬『ケネディ その実像を求めて』第1章、第9章 講談社 1994年
- ジョン・H・デイヴィス(著)、市雄貴(翻訳)『マフィアとケネディ一族』 朝日新聞出版 1994年
- 松尾弌之『JFK 大統領の神話と実像』 ちくま書房 1994年
- 仲晃『ケネディはなぜ暗殺されたか』 日本放送協会 1995年
- 瀬戸川宗太『「JFK」悪夢の真実 ベトナム戦争とケネディ暗殺のシネマ学』 社会思想社 1995年
- ロバート・D・モロー(著)、河合洋一郎(翻訳)『ケネディ暗殺 アメリカに殺されたJFK 』 原書房 1996年
- 小池英夫『ケネディ暗殺事件見聞録』 ラ・テール出版局 1996年
- 『週間 マーダーケースブック ケネディ暗殺』 デアゴスティーニ 1996年
- 『週刊YEARBOOK 1963 昭和38年日録20世紀 ケネディ大統領暗殺!』 講談社 1997年
- サム&チャック・ジアンカーナ(著)、落合信彦(翻訳)『アメリカを葬った男』 光文社 1997年
- ジョン・ニューマン(著)、浅野輔、池村千秋(翻訳)『オズワルド 「ケネディ暗殺犯」と疑惑のCIAファイル』 TBSブリタニカ 1997年
- 宮本倫好『大統領たちのアメリカ 指導者たちの現代史』 丸善 1997年
- フリッツ・スプリングマイヤー(著)、太田龍(翻訳)『イルミナティ 悪魔の13血流 世界を収奪支配する巨大名家の素顔』第6章 ベストセラーズ 1998年
- ジョナサン・バンキン、ジョン・ウェイレン(著)、石谷尚子(翻訳)『「超陰謀」60の真実』 徳間書店 1998年
- 落合信彦『決定版 2039年の真実』 集英社 1999年
- 布施泰和『ジョン・F・ケネディ暗殺の動機』 近代文芸社 2000年
- 藤本一美(編)『ケネディとアメリカ政治』 EXP 2000年
- 奥菜秀次『ケネディ暗殺 隠蔽と陰謀』 鹿砦社 2000年
- 柘植久慶『JFKを撃った男 テロリストの眼から暗殺のナゾを解く』 小学館 2000年(フィクション)
- 柘植久慶『歴史を変えた「暗殺」の真相 時代を動かした衝撃の事件史』第42章 PHP研究所 2003年
- 土田宏『秘密工作 ケネディ暗殺 天国からのメッセージ』 彩流社 2003年 ISBN 4-88202-855-7
- 三浦二三男『J・F・K ダブルステイツ』新風舎 2003年
- 浜田和幸『黒いホワイトハウス 今なお消えぬケネディ家の呪い』 祥伝社 2004年
- ウィリアム・レモン、ビリー・ソル・エステス(著)、広田明子(翻訳)『JFK暗殺 40年目の衝撃の証言』 原書房 2004年
- バー・マクレラン(著)、赤根洋子(翻訳)『ケネディを殺した副大統領 その血と金と権力』 文藝春秋 2005年 ISBN 4-16-367680-5
- エドワード・クライン(著)、金重紘(翻訳)『ケネディ家の呪い』 綜合社 2005年
- 渡邉良明『J.F.ケネディvs.二つの操り人形 小泉純一郎と中曽根康弘』 熊本出版文化会館 2006年
- マイケル・コリンズ・パイパー(著)、太田龍(翻訳)『ケネディとユダヤの秘密戦争』 成甲書房 2006年
- 海野弘『陰謀の世界史』文春文庫 2006年
- 『世界史未解決事件ファイル』第二章 PHP研究所 2006年
- ギャレス・ジェンキンズ(著) 澤田澄江(翻訳)「ジョン・F・ケネディ フォトバイオグラフィ」原書房 2006年
- 『未解決事件の謎と暗号』第二章 青春出版社 2007年
- 土田宏『ケネディ 「神話」と実像』第七章 中央公論新社 2007年
- 奥菜秀次『捏造の世界史』第三章 祥伝社 2008年
- 大澤正道『暗殺の世界史』 第九章 PHP研究所 2008年
- ティム・ワイナー(著)、藤田博司、山田侑平、佐藤信行(翻訳)『CIA秘録』上 第3部 文藝春秋 2008年
- ジョン・コールマン(著)、太田龍(翻訳)『新版 300人委員会(下)陰謀中枢の正体』第14章 成甲書房 2008年
- 週刊『歴史のミステリー』5号(歴史検証ファイル ケネディ暗殺事件の首謀者は誰だったのか)デアゴスティーニ 2008年
- 『週刊朝日百科 週刊昭和 2009年1月18日号』 「特集 ケネディ暗殺の衝撃」朝日新聞出版 2009年
- 『歴史108のミステリー 暗殺・闇の真実』 コスミック出版 2009年
- 『世界中が凍りついた疑惑の大事件』第三章 河出書房新社 2009年
- 『ケネディ暗殺 暗殺の検証と最期の2日間』(DVD) コスミック出版 2009年
- アーサー・ゴールドワグ(著)、住友進(翻訳)『カルト・陰謀・秘密結社大事典』 河出書房新社 2010年
- グループSKIT『世界の見方が変わる「陰謀の事件史」』PHP研究所 2010年
- 小田桐一『歴史を震撼させた暗殺事件』彩図社 2010年
- 『検証 陰謀論はどこまで真実か』第三章 文芸社 2011年
- 奥菜秀次『アメリカ陰謀論の真相』第三章 文芸社 2011年
- 小川謙治『ケネディ暗殺の真犯人とUFOアポロ疑惑』 学研パブリッシング 2013年
- ジム・マース(著)、 渡辺 亜矢(翻訳)『マスメディア・政府機関が死にもの狂いで隠蔽する 秘密の話』 河出書房新社 2013年
- フィリップ・シノン(著)、村上和久(翻訳)『ケネディ暗殺〜ウォーレン委員会50年目の証言〜』上下巻 文藝春秋 2013年
- クリント・ヒル、リサ・マッカビン(共著) 白須清美(翻訳)『ミセス・ケネディ~私だけが知る大統領夫人の素顔~』原書房 2013年