銀河ヒッチハイク・ガイド Ⅳ【上】登場キャラ・『銀河ヒッチ…
『宇宙の果てのレストラン』に出てくる脇役
- 合成機(安:ニュートリマティック)
- 「黄金の心」号付属の自動栄養飲料合成機。アーサーが紅茶を頼むと、いつも紅茶とは似ても似つかないものを出す。
- ギャル・ハルフラント(安:ハルフルント)
- 精神化医。地球破壊の真の黒幕。
- ザフォド(安:ゼイフォード)・ビーブルブロックス四世
- ザフォドの曾祖父。ザフォドの曾祖父なのにザフォド四世という名前なのは、「避妊具とタイムマシンの事故が重なった」せい。
- ザーニウープ
- 「銀河ヒッチハイク・ガイド」を出版している会社であるメガドード出版の社員。
- ルースタ
- ザフォドがメガドード社で出会った男。栄養剤やソースを染み込ませたタオルを持ち歩いていて、腹が減るとタオルの栄養剤を吸って空腹を紛らわす。
- ピッツポット・ガーグラヴァール(安:ピズポット・ガーグラヴァー)
- 総合認識稼働化装置(安:事象渦絶対透視機)の管理人。彼の精神は彼の肉体と喧嘩してしまい、最終的に離縁するにいたった。そのとき肉体にファーストネームを持っていかれてしまったため、それ以後肉体をピッツポット、精神をガーグラヴァールという。安原訳によれば、ピッツポット・カーグラバールはピスポット・グレーブ(尿意・重大)のもじり。
- マックス
- 「宇宙の果てのレストラン」の司会。
- ホットブラック・デザイアト(安:デジアート)
- 銀河一大騒音を立てることで有名なロック・バンド「デザスター(安:ディザスター)・エリア」のボーカル。フォードの旧友。税金対策のため一時的に死んでいるのでコンサート以外では口を聞かない。代わりに念動力でものを動かして意志表示する。
- ザークォン
- 予言者。
- 船長
- ゴルガフリンチャム人の宇宙船の船長。バスタイムに異常に執着しているため、航行中ずっと入浴している。
- 一等航宙士
- 同乗組員。「第一号」(安:ナンバーワン)とも。
- 二等航宙士
- 同乗組員。「第二号」(安:ナンバーツー)とも。
- 宇宙の支配者
- 不可知論者。
- アグダ
- ゴルガフリンチャム人の少女。徴兵補佐官。
- メラ
- ゴルガフリンチャム人の少女。小さな広告会社でアート・ディレクターをやっている。アグダより背が低い。
『宇宙クリケット大戦争』に出てくる脇役
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- 無限寿命のウォウバッガー(安:無限引き伸ばされワウバッガー)
- 運悪く不老不死になってしまった男。己の永遠の生命を「全宇宙の知的生命体をアルファベット順に侮蔑しに行く」ために使っている。
- (安:エファラファクス)
- 自分の生命を賭けて「他人の問題フィールド(安:他人ごとフィールド)」を作り上げた人物。
- アーサー・フィリップ・デオダット
- 無限寿命のウォウバッガーに罵られた生命体の一つ。
- ゼム(安:アカノタニン)
- スコーンシュラス・ゼータ星の沼地に住むマットレス。おかしな名前は、マットレス達がお互いを個体識別していないせいである。
- クリキット人
- 少々軽薄だが実に素敵な人達。百億年以上前に、とある宗教的信念から全宇宙を破壊しようと企て、二千年にわたって暴れた種族。地球人に似ているが、肌がかなり白く、痩せている。クリケットのバッツマンのようなロボット兵を持つ。
- パグ司法官
- 学識高く公平にして、かなり下品な人。クリキット人たちに大岡裁きを下した。本名「ジッポ・ビブロック5×10の8乗」。
- (安:ララファ)
- エファのロング・ランドの森に住み、木の葉にすばらしい詩を書いた人物。彼の作品は死後発見され、銀河系中の宝になった…という歴史だったはずなのだが、時間旅行者がここに絡んで?!
- アグラジャグ(安:アグラジャッグ)
- 輪廻転生してしまう運の悪い男。転生する度に偶然アーサーに殺されてしまう。それ故にアーサーを心底憎んでいる。「ツクバネアサガオ(安:ペチュニア)の鉢植」も実はこの人物。だから、「あぁ、またか...」なのである。
- トール
- 大変悪名高いカクテルパーティに来ていた客の一人。伝説どおり短気。
- ハクター
- 衛星サイズのコンピュータ。二百億年前に大暴れし、やがて自滅した戦闘民族『「サイラスティック・アーマーフィーンド(シリコンゴム製甲冑の鬼畜)」人』に仕えていた。この宇宙で初めて震え上がったコンピュータとも言われている。主人から「究極の兵器」を作るよう命令されたが、そんな物が本当に破裂したらと思うととても遂行できなかった。
- プラク(安:プラーク)
- 自白剤の摂取しすぎで、真実のみを語るようになった男。
『さようなら、いままで魚をありがとう』に出てくる脇役[編集]
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- ロブ・マッケナ
- 「マッケナ全天候運送」をやっている、常に雨に降られる男。彼は雨のせいでストレスを感じていたり、雨を200種類以上に区別して認識してみたりしている。雨に祟られるのには本人すら知らぬ理由がある。
- フェンチャーチ
- 第1作冒頭においてあることを悟るも、すぐにバイパス工事で消える地球と運命を共にした女性。アーサーの恋人となる。もはや存在しないはずの地球に、彼女にアーサーが出会うことになった経緯がこの作品「さようなら、〜」の重要な筋である。フェンチャーチというおかしな名前には、両親の思い出が詰まっている。
- マーリイ・ボスト・ヘンスン
- 三流タブロイド新聞記者。本人にしか分からないような符丁だらけの言葉をしゃべって周りを困らせる。
- 正気のウォンコ
- 本名ジョン・ワトスン。妻帯者。デビットボウイに似ていなくも無い。ある信念から、トンでも学説ばかりを信じ、内と外が入れ替わったような妙な家に住む生活をしている。
- ザクシスのロボット
- ザクシスの大戦艦から出てきた、身長30メートルのロボット。ザクシスの選挙制度は独特で、トカゲに投票する(リーダーとリザードをかけた英語のシャレが入っている様だ)。やっていた戦いを打ち切って、休暇をとるため地球へ来た大戦艦は、ロンドンの真上に着陸するわ地球人と常識が全く違うわで大惨事を招いた。
- ブラート・ヴァーセンワルド三世
- 最高の遺伝子工学者にして、大変気を散らせやすい男。
『ほとんど無害』に出てくる脇役
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- グレビュロン人
- 肌の色は緑と紫を帯びている。本作で出てくるのは宇宙戦艦丸ごと記憶喪失になった集団。何かを監視せねばということだけは覚えており、それが切っ掛けで地球のテレビが大好きに。
- トリシア・マクミラン
- 地球で人気ニュースキャスターになったトリシア。元は天体物理学を学んでいたが、宇宙に関するあるトラウマから学者の道を諦めた。
- ゲイル・アンドルーズ
- 占星術師。
- エリック・バートレット
- トリシアの庭を手入れする庭師。
- コリン
- フォードが防犯ロボットを改造して作った、大変な多幸症のロボ。小さなメロン大。死すら恐れないが、「ガイド」第2号にだけは恐怖を覚えていたようだ。
- ヴァン・ハール
- 「ガイド」編集部を買収し、新しい「ガイド」編集長になった人物。
- ナウホワット・ヌマブタ
- 非常に惨めな動物。噛み付くことで意思を伝える。
- ハワリアスの老婆
- 託宣者の村に住んでいる、大変臭い人物。村にかつて居た前・最高の託宣者もお勧めしているアドバイザーらしいが?!
- ハワリアスの苦行者
- 他の行者より長年地道に行を続けているが、同時に冬だけは暖地のビーチハウスに移るという柔軟さも持つ老人。時空の不思議について何かを知っているようだ。
- バートルダン人
- 見た目は地球人にそっくりだが、無欲すぎる人々。
- スラッシュバーグ老
- アーサーが料理人として暮らした星「ラミュエラ」の長老。よく伝説をでっち上げる。「どこも変でないけもの」の背に乗って星を去るアーサーとフォードを激励した。
- グラープ
- ラミュエラのパン職人。
- ストリンダー
- ラミュエラの刃物職人。
- ドリンプル
- アーサーの弟子。
- どこも変でないけもの
- ラミュエラでは重要な食肉になっている。この名前はスラッシュバーグ老が付けたもの。ある季節になるとある地点に忽然と群れが現れ、どんどん移動してある地点まで来ると又忽然と消えてしまう。本来は別の場所の動物で、時空の歪みのせいで渡りのルートの間にモンダイの場所が挟まっているらしい。アメリカバイソンに似た生態の生き物かと思われる。
- ピッカ鳥
- ラミュエラの鳥。卵用、けもの狩りの際けものの注意を引く用など重宝されている。ガイド第2号に似ていなくも無く、フォードを怯えさせた。
- ランダム
- アーサーの娘。彼女の誕生と成長の歴史は孤独で悲しい。手首には小型テレビが埋め込まれている。思春期も過ぎかなり厄介な性格になってから、初めてアーサーに出会った。
- ザ・キング
- 「あのキング」の一言で誰だか分かるほど偉大な人物らしい。元々大歌手だったが、今はある星で小さな飲食店を営みつつ歌を歌っている。
- 銀河ヒッチハイク・ガイド第2号
- 新しいガイドと名乗る謎の物体。ランダムなどの前では便宜上鳥の姿を取っていたが、実は全宇宙至る所に並行して存在しているらしい(#WSOGMM参照)。製作者は、たった一つのガイドを宇宙中に何べんも売れるかと考えて、こんな恐ろしいものを作り上げた。こいつは自ら使用者に喋りかけ、時空のあちこちに手を回して旅がうまく行くよう手伝うと、甘い言葉を囁くのだが…。