幸福の科学

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幸福の科学
Happy Science
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幸福の科学シンボルマーク[1]

Tokyo Shoshinkan 1.jpg

東京正心館

略称 H S
設立年 1986年 10月6日
種類 宗教法人
本部 日本の旗 日本 東京都品川区
公用語 日本語英語
創始者 兼 総裁 大川隆法
本尊 エル・カンターレ
根本経典 『仏説・正心法語』
関連組織 幸福実現党
幸福の科学出版
幸福の科学学園
ウェブサイト 幸福の科学 HAPPY SCIENCE 公式サイト(日本語)
HAPPY SCIENCE Official Website(英語)
大川隆法 公式サイト

幸福の科学(こうふくのかがく、Happy Science)は、日本発祥の宗教団体。世界100カ国以上に会員組織がある。世界通称として「Happy Science」を使用。関連団体に日本国外の宗教法人56の他、幸福の科学出版幸福実現党幸福の科学学園などがある。

本尊は主エル・カンターレ。根本経典は『仏説・正心法語』。創始者・総裁である大川隆法の代表作『太陽の法』をはじめ、歴史上の人物や政治家、著名人などの霊言を含む多数の出版物による布教スタイルが特徴である。

1991年ごろから実施された大規模な広告キャンペーン[2]や写真週刊誌『フライデー』の記事に虚偽の内容があると主張して出版元の講談社などへ実施した抗議行動で広く知られるようになった。

 

目次

 

 

概要

東京正心館
所在地:東京都港区
総裁大川隆法法話はここで行われることが多く、その際日本各地世界各地に衛星中継,Web中継送信されることがある。

大阪正心館
所在地:大阪府大阪市北区
繁栄の神であるヘルメス像を建物頂上に配置してあり、商業都市大阪の発展繁栄を祈念しているとする。

大阪正心館の1階エントランスの天井画

シンボルマーク
「幸福の科学」の象徴的デザインのROマーク。
1989年12月に制定された。

幸福の科学は、大川隆法が1986年10月6日に、設立した新宗教である。幸福の科学によれば、仏法真理の流布による人類幸福化を掲げている[3]。発足以前の1985年から、イエス・キリスト孔子などの歴史上の偉人・宗教家などが大川隆法の口を通じて語ると主張し、(チャネリング)という内容の書籍(霊言集)を多数出版している。最初の「霊言集」である『日蓮の霊言』[4]のなかで用いられている「幸福科学」という言葉は、1年後の1986年に団体の名称の基となった。

その後1987年には『太陽の法』『黄金の法』『永遠の法』が出版された。桃山学院大学社会学部教授の沼田健哉は、書籍読者から数多くの信者が集まった、と述べ[3]、また秋谷航平は、短期間で日本国内の全国組織ができあがった、と述べている[5]

1991年3月6日に宗教法人となった。この1991年は、講談社フライデーへの抗議行動と共にマスコミで盛り上がったことも相まって、年末には「チャネリング」が流行語大賞にノミネートされ、特別部門特別賞を受賞した。1994年からは日本国外の法人設立と支部展開が行われる。1996年以降は会員制度の変更や運営方針の転換が行われた。2009年には、宗教政党の設立と、学校法人の設立が行われた。

2007年ごろから、大川隆法の英語説法による海外講演会が世界各地で行われている。その後、ブラジル(2010年11月)[6]インドネパール(2011年3月)[7]フィリピン香港(2011年5月)[8]マレーシアシンガポール(2011年9月)[9]スリランカ(2011年11月)[10]ウガンダ(2012年6月)[11]シドニー(2012年10月)[12]などで行われている。幸福の科学の発表では数千人数万人の規模だと報告している。幸福の科学によれば、インド・ネパールの講演では7紙のマスコミに紹介され[7][13]、アフリカ・ウガンダの講演では、4紙のマスコミに紹介された[11][14]、と報告している。 現在のところ、大川の著作は30言語以上[15]に翻訳され、世界各国で出版されている。