TOCANA > 日本 > 日本哲学界の重鎮が「AIの未来」をガチ警告!
哲学者・黒崎政男×グラドル・今野杏南で語り尽くすSF映画『モーガン プロトタイプ L-9』
人工知能に感情移入するとハンパなく恐ろしい事態が起こる! 哲学界の重鎮が「AIの未来」を本気で警告(今野杏南・対談)
2017.04.04
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左:今野杏南 右:黒崎政男(写真=河西遼)
今野 う~ん。AIが心を持ったら厄介だけど、心を持たないAIの発展も人間を変えていくんですね。今まさに、そんな変化の最中にあるんですよね?
黒崎 そう。コンピュータができてから60~70年、AIの処理能力の方が人間を上回る、ちょうどそのタイミングにある。今はとんでもない変化の時代だと思うよ。もともと私は牧歌的な人間だから、本当はこんな時代に生まれない方が良かったなんて思うこともあります(笑)。「行動には結果が伴うことをモーガンに教えなければいけない」なんていう台詞があったけど、まさにその「フレーム問題」をはじめ、人工知能には解決しなければならない問題がたくさんある。でも、進歩は止められない。
壮絶アクションシーンも! (C)2017 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.
今野 なんだか恐いような、楽しみなような……。まさに始まったばかりの大きな変化について、『モーガン』が教えてくれることはたくさんありますね。
今回、黒崎政男先生と今野杏南ちゃんの対談から浮かび上がった人工知能を取り巻く問題の核心、それは実に明確だ。結局のところ、人工知能をどう考えるかは、人間が自分自身をどう考えるかということの裏返しなのだ。『モーガン』をありふれたSF作品として決して侮ることなかれ。映画の世界はもう、目前に迫っている。
(取材・文・構成=編集部)
動画は「20世紀フォックス ホーム エンターテイメント - YouTube」より
『モーガン プロトタイプ L-9』作品情報
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