5月11日、スペイン南部で44年ぶりの直下型巨大地震が発生(画像・動画)

2011年05月12日 ι コメント(64) ι 知る ι 自然・廃墟・宇宙 ι #

 

supein

 5月11日、毎月11のつく日はデスイレブンとして恐れられているこの日の午後6時47分(日本時間12日午前1時47分)、スペイン南部でマグニチュード(M)5.1の地震が発生し、建物の倒壊などで、現在確認できるだけで8人が死亡、多数の避難民を出した。今回の地震は震源の浅い直下型地震だということもあり、日本と違い耐震性の低い古い建物などが立ち並ぶスペインの町では、建物の崩壊が相次いだという。

 

ソース:Reparto de suministros - Terremoto en Lorca - ELPAIS.com

 
 震源の深さは約10キロで、震源地に近い南東部のロルカでは多数の建物が全半壊した。被害はロルカとトタナを中心に、アルバセテやベレスルビオにも及び、首都マドリードでも揺れを感じたという。 
 
1 
 
3 
 
4 
 
5 
 
6 
 
7 
 
11 
 
地震直後の人々 
8 
 
9 
 
10 
 
避難する人々 
12 
 
13 
 
避難所で救援物資を配る赤十字のボランティア員 
14 
 
 
 同国でこれほどの規模の地震が発生したのは、南部アルボロテで11人が死亡した1956年4月19日の地震以来のことだそうだ(ソース) 
 
YOUTUBE動画:En la ciudad de Lorca Desplome en directo de un campanario  
 
 
 
 ちなみに、5月11日、ヨーロッパではイタリアの首都ローマに巨大地震の恐れアリとして、一部住民が避難を計画するなど、大きな騒ぎとなっていたようで、国営イタリア放送協会(RAI)は騒ぎの沈静化に向けて特別番組を放送。当局も地震は予知できないとの公式見解を発表するなどの対応を行っていた。(ソース) 
 
 地震を場所と位置を正確に予測するのは今の技術をもってしても難しい。予測されていようがいまいが、日頃からある程度の心構えをしつつ、例え地震が発生しても冷静に行動することを心がけたいものだ。天災に襲われようが襲われまいが、この地球上には予測のできない出来事が日々発生している。巻き込まれても助かるものは助かるし、巻き込まれなくても思わぬところで足元をすくわれる場合もあるんだ。全ては運命の赴くまま、後悔のない前向きな人生を送れるようにしたいものだ。