マグニチュード7.8の地震と共に食事ができるスペインの災害カフェ「Disaster Cafe」

2012年05月30日 ι コメント(49) ι 動画 ι 歴史・文化 ι #

 

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 スペインのリョレート・デ・マルにあるその名も「Disaster Cafe(デザスターカフェ)」は、食事をしながら地震体験ができるというカフェで2007年のオープン以来人気を博しているという。

 カフェに入ったら最後、いつ何時地震がくるかわからない。その中で人々は戦々恐々としながら食事を楽しむのだ。楽しめるのかどうかはわからないが。

 

ソース:Disaster Cafe - Where Every Meal Comes with an Earthquake | Oddity Central - Collecting Oddities

 
 
この地震体験カフェで設定されているマグニチュードは7.8。約20秒間揺れが続く。しかもいつ起きるのかは予測不能だ。店員たちは、防災用ヘルメットと暗闇でも見える蛍光テープが張ってある安全ベストを着用し、揺れる店内で作業をこなす。 
 
Disaster cafe 

 
 
 店内はちょっとしたアミューズメントパークのような設備となっており、災害カフェはエレベーターを降りた地下に位置する。1階ではエイリアンショーや宇宙人イベントなどが開催されているそうだ。当然1階部分も相当に揺れるので、油断はできない。カフェで食事をするには完全予約制となっており、事前予約が必要。そんな環境でよく食べる気になれるもんだと思ってしまうが、食欲が勝ってしまう人が多いそうだ。 
 
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 お金を払ってまで地震を体験したいという人々の気持ちがちょっと良くわからないのだが、ここで「地震」に慣れることで、本番に備えることができるのならば、揺られて食べてみてもいいような、やっぱやなような・・・