嫌われ者始めました〜転生リーマンの領地運営物語〜    

   作者:くま太郎  103/121   検査結果は闇?

 

ドライバーセット(コンビニ)

「工具とか細々とした物を買う予定です。何か必要な物があったら言って下さい」
 ペンチ・ラジオペンチ・電池式電動ドライバー・各種ネジ・ニッパー・爪切り・スパナ

・カンナ・タオルケット・マットレス・番線カッター・二穴パンチ・バインダー・付箋等を購入。
「ジョージ、これはなんに使うんだ?」 ボルフ先生が指さしたのはだった。

 

「元カノ」コインロッカーに入っていたのは、爪切りや耳かき等の細々とした日用品。

薬もあるにはあったが、下痢止めや風邪薬のみである。全部小袋に小分けして入れてあり、

何が入っているか付箋が貼られていた。向こうで食いたくて仕方なかった

黒い雷チョコまで入っていた。

 

「刃渡りの長い軍用ナイフに貫通力の高いクロスボウですか。

この名刺を持って、こちらにお出で下さい。それでは」

 

 持ってきた金貨は金そのものの価値しかつかなかった。それでも、退職金や

慰謝料と合わせると、それなりの金額になったので色んな物を買う事が出来た。
 向こうに送った物をリストアップしておく……耐え切れずに中古の

パソコンを買ってしまいました。

 購入物品一覧
 道具類 
 遮光ゴーグル・コンドーさん(段ボールで購入)・足踏みミシン・安全靴(釘も刺さらないタイプ)

・万年筆・防刃ベスト鉛筆・消しゴム・修正テープ・ねずみ用粘着シート・ゼンマイ式の

安い腕時計、腕時計用の工具・コピー用紙(大量)・インク(大量)・キャンプセット(野営想定)

・プリンター(予備と部品)・箱ティッシュ(段ボールで大量購入)スエットの服(徹夜時使用)

・タオルケット・布団一式ゴザ(部屋では靴を脱ぎたいんです)・豆炭こたつ・どてら

・ちゃぶ台・アルマイトのやかん和包丁・砥石。

 食料関連 【マヨネーズ12Kg×人数分トン単位千人万人村12トン】
 醤油・味噌・コショウ種麹缶詰(鯖の水煮缶は正義)・米の苗数種類(もち米含む)・

麦の種数種類各種野菜果物の種や苗即席ラーメン(袋、カップ両方)・お菓子

(日持ちする物を大量購入)・カップスープ・スタミ○源たれ(源たれは青森県民に不可欠)。

 趣味関連 【偵察用ラジコン・電気工作セット・日曜大工セット・双眼鏡・他】
 ガ○プラ(ゴーレムの関節を研究する為。ファーストを中心に大人買い)・お笑いDVD・

漫画・ラノベ・CD。

 書籍 
 漢方薬関連の本・簡単な手品本(パーティーで話題の困った時の為に)・レシピ本

工業製品の本武器防具関連の本農業関連の本土木関連の本大工関連の本

・人体の弱点・世界の拷問……上記二点はオデットさんがお買い上げ。

 転移不可能だった物 
 携帯ゲーム・電化製品新しく買ったパソコン・お気に入りの電池仕様の腕時計

(高かったのに)・エアガンデジカメスマホボールペンカセットコンロガスボンベ

 この間の縁でクロスボウ軍用ナイフも手に入った。 ナイフは特殊合金で作られており、

ボルフ先生とオデットさんのお気にいりである。カリナも特殊合金で作られた

メリケンサックを購入。

 

 ちなみにサンダ先生は世界一重い木・アイアンウッドの丸太を購入、

棍棒に加工するそうだ。
 お土産を買ったのは王城関係では王様にゼンマイ式の高級腕時計

シューン王子に特殊合金で作られた警棒、ホートー様には真っ赤なジーンズ
 貴族では爺ちゃんには首のプロテクターを、イジワール公爵には耐熱保護衣

そして二人にもそれなりの値段のゼンマイ式腕時をプレゼント。
 ボーブルでは母さんにドライビンググローブとサングラス、ロッコ―さんには孫子の本

ギリルさんに算盤、リーズンさんに闇金う○じま君、ミューエさんに大型動物用のブラシ

ドンガに大きめのスコップと色んな野菜の種、ヴェルデに経済学の本 、ヘゥーボに

製図セット、ハンマー一家に工具セット……まるで初めて海外に行ったおっさんである。
 それとミケに高級キャットフードセット。高い物は驚くほど高かった。

しかも一回転送したら、量と種類がたらんと表示されたのだ。ムカついたので、

高級カリカリを送りつけてやった……転移のチェックはミケがしているんだろうか?
 自分用に買ったのは麦茶の作り方が書いてある本とおひつと箸。それにワイド劇場な

展開に影響されて買ったトレンチコート。いざとなると、これって物が思いつかないのだ。
 買ってきた物に付箋をはり、次々に転移していく。

 

 「……随分持って行くんだな。言っておくけど、向こうで電化製品は使えないぞ」
 「それくらい言われなくても分かってるよ。今、積んで来たのは向こうで使う仕事道具だ」
  そう言うと谷はシートをまくって見せた。現れたのは様々な医療器具と薬。

 それに表紙を見ただけ読む気が失せそうな分厚い本。
 「凄い数だな……金はどうしたんだ?」

 医療器具や専門書ってばか高いイメージがあるんだけど。
 「貯金と車を売った金で買ったんだよ。異世界に円を持って行っても仕方ないしな。

 残った金は妹夫婦に渡るようにしといた」