完璧主義の方は、目標を設定して、勤勉に努力する優秀な方が少なくありませんが、自分が思い描いたように成果が出ないと、くよくよして、引きずってしまうようです。
そこでお勧めの良書が、リチャード・カールソン「小さいことにくよくよするな！ コミック版」サンマーク出版 です。
原作は活字ですが、本書ではわかりやすく「コミック」にしていますので、うつ病などで集中力が低下して活字が頭に入ってこない方にも、最適です。
また、全部で60トピックありますが、それぞれ独立したトピックなので、自分の関心があるものだけ「拾い読み」することもできます。
それらのトピックを少しご紹介すると
・成功はあせらない人にやってくる
・いま、この瞬間を生きる
・ほしいものよりもっているものを意識する
・問題に対する見方を変える
・今日が人生最後の日だと思って暮らそう
・思いやりは訓練で育つ
などなど、ポジティブ心理学にかなり近い内容になっています。
目標を定めて「成果主義」で頑張る幸福論もありますが、一方で、目標までの「プロセスを楽しむ」心のゆとりが必要です。そうすれば、尽きることがないエネルギーが心のそこから湧いてくるでしょう！
