3連休の中日、秋らしくすがすがしい陽気

でした。昼間は暖かくても夜になると冷え

込んで来ます。


先ほどまで窓を開けてパソコンと睨めっこ

していましたが、足先が寒くなり靴下を履

きました。


当社は10月が年度末になりますので、

ここ数日は「第25期年度方針」の作成に

没頭しています。


この1年を振り返るとともに、来年の進む

べき方向を、外部要因と内部要因から

導き出す作業をしています。


毎年、「ああしたい」「こうしたい」と様々な

施策を立てますが、やることが多すぎると

どれもこれも中途半端で終わってしまい

ます(反省)。


来期こそは実効性の高い目標を定め、

成果の残せる年にしたいと思います。


当社では「13の徳目」を朝礼で活用して

いますが、10月の月間テーマは「報告・

連絡・相談・確認を徹底しよう」です。


報告をする場合の注意点として「悪い話

ほど早く報告する」ことが大切だと言われ

ています。


一生懸命仕事をしていても、時には失敗

をしたり、忘れてしまったりすることがある

ものです。


そんなときは誰でも「報告をしなければ」

と思うのですが、上司の反応が気になっ

て報告をせずにやり過ごしてしまう場合

があります。


しかし、この対処方法は社会人としては

許されません。本人に悪気が無くても

相手からは「隠した」と認識されしまう

からです。


「悪い話」ほど、勇気を持って、いち早く

報告することが大切であり、結局は正直

な対応がお客様や仲間から信頼を得る

結果となるのです。


また、上席者の留意点として「悪い話」

の報告を受けた時は、部下を叱責しない

ことも必要です。


むしろ、悪い話を早く報告するような部下

を褒めるくらいの度量が必要かもしれま

せん。


当社では「失敗した者を怒る」風潮があり

「悪い話」がスムーズに報告されない場合

があります。


勿論、手抜きのミスを容認することはでき

ませんが、不可抗力による失敗に関して

は、それを受け入れる社風を醸成してい

く必要性を痛感している今日この頃です。


10月13日 古瀬 一英