このところ再び地震のニュースが増えて

います。数日前に淡路島で大きな地震

があり、屋根瓦が飛散している映像が

流れていました。


昨日もイランとパキスタンの国境で大き

な地震があり多数の死傷者が出ました。


東日本大震災から2年余りが経過し、

復興が進みつつあると言われています

が、現地の状況はまだまだ厳しいもの

があります。


先日も従業員の皆さんからお預かりした

義捐金を届けるため、宮城県庁を訪問

し、帰りに石巻や女川の実情を視察して

きました。


その際に「津波」の恐ろしさを記録した

映像を見ましたが、その破壊力は想像

を遥かに超えるものです。


知り合いの経営者に頼んで、その映像

を入手してきました。災害非難の参考資

として、今年の初級・中級管理者研修

でご覧に入れようと思っています。


災害はいつ襲ってくるかわかりません。

その時に慌てないためにも、しっかりと

準備をすることと、知識を蓄えておくこと

が必要だと思いました。


海の近くで大きな地震に遭遇した場合

高いところに逃げるのが最も有効な方

法です。


ちなみに、東日本大震災で女川を襲った

津波は約20mの高さでした。これはビル

の5階位に相当するそうです。


もし、関東地方に地震が来たら、すぐに

丈夫なビルの6階以上のフロアーへ退避

してください。


津波は数分~数十分で到達します。


もちろん、手近なところに高台があれば

そこを目指すのも一つの方法です。


仕事を完遂するという使命も大切ですが

その前に自分の命を守ることを考えてく

ださいね。


特にドライバーの皆さんは広いエリアを移

動しており、いつどこで災害に遭遇するか

わかりません。


万一の場合は、命を第一に考え、自分の

判断ですぐに避難してください。トラックが

津波に流されても、それは「あなた」の責

任ではありません。


「食のライフライン」を確保するためにも、

まずは身の安全を優先してください。


4月17日 古瀬 一英