11月2日、SNKプレイモアはプレスリリースにて、ゲーム事業の体制強化とパチスロ事業の撤退の発表を行った。
プレスリリース (PDF)
これによると、
近年の市場環境の変化に対応すべく、新たな成長戦略について検討を重ねた結果、パチスロ事業から撤退し、ゲーム事業とライセンス事業に経営資源を集中させることで組織体制の強化を図るとのこと。
ゲーム事業に関しては、当社グループ会社である中国大手ゲーム企業のLedo社との技術提携を推進。
コンシューマーゲームとしては、2011年以来となるTHE KING OF FIGHTERSXⅣをPS4で来年発売予定で準備中。
ライセンス事業は、中国市場で盛り上がりをみせていて、現在も複数の案件が進行中とのこと。
一方、パチスロ事業に関しては昨今の遊技人口の減少傾向に加え、遊技機の規制変更により、今後のパチスロ市場の先行きは不透明な状況となっていてこのような市場環境では事業の将来性を見出すことが困難であると判断し、パチスロ事業から撤退することになったという。
パチスロは、先月稼働開始の「ビーストバスターズ」をもって終了。パチスロ事業にかかわった社員はゲーム事業への配置転換をするという。
最近実施されたパチスロの規制変更についてはくわしくわからない点が多いが、遊戯人口の減少傾向は年々深刻になっている。撤退はやむを得ずという感じだと思われる。
しかし、ゲーム事業の状況も年々厳しさを増している。KOFXⅣにかける期待は大きいが、他の開発ラインも進んでくれるとうれしいが・・・