I 罠 get であります!

この度「リク魔人」の妄想宝物庫様 のseiさんより、

罠を奪取して参りました☆(ノ∀<)


文章構成力皆無のため色々とツッコミどころ満載です。

広い御心で読んで頂けたらと思います。


ちょ、早く蓮様とキョコちゃんのターン終えないと、

氣比さんと蓮様の修羅場にならんジャマイカ!

なんでこんなに長くなったし!!

誰だ!!こんなに引っ張ってるのは!!!←間違いなく私ですwww


それでは以下より本文です。



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a dense fog



「本当に…?俺は君の支えになってるの?」



そう言って敦賀さんは顔をあげ、私の方を自信なさげに見つめてきた。



「無論です!

敦賀さんの存在は、私にいつでも勇気と希望をもたらしてくださいます!」


「そう、それなら…良かった。」



そして彼はふわっと優しく微笑んだ。

身を乗り出してしまった分、予想外に敦賀さんの顔が近い。

久しぶりの神々スマイル…しかも超至近距離のそれに、

私は一気に顔が熱くなるのがわかった。

そのせいで脳の反応速度が鈍っていたとしか言いようがない。



「有難う。」



何かがチュッという音をたてて左頬を掠めた。

その瞬間にガクンと腰が抜けた。



「えっ…ちょっと、最上さん?大丈夫っ?!」


「ひゃ、ひゃいひょうひゅひゃひゃひひゃへん!!!」


「…うん、何を言っているのかは全然わからないけど、

大丈夫じゃないというのはよくわかったよ。」



そう言って敦賀さんは、

床に崩れ落ちた私をひょいと拾い上げて、ソファーに座らせた。



「い、いきにゃりにゃにをするんでひゅか!!」


「ごめんね、つい。」


「つ、ついじゃありましぇん!!

ついでこんなことしてたら、スキャンダルの嵐ですよ!!!」


「うん、注意するよ。でも、最上さん?」


「は?なんですか?」


「いつかもいったけど、

このくらいのことは自分から…「わかってます!!」

…うん、わかってるなら、いいんだけど。」


「ええ、わかってます…。役に入ったら演技しきらないといけないことも…。

わかってるんです。ディープキスだって抵抗せずにしなきゃならないって…。

でも…。」



俯いて膝の上で握った量の拳に力が入る。

自分が情けなくて涙が出そう。

氣比さんにあんな強引なことをさせてしまったのは、

結局のところ私のせいなのだ。


敦賀さんじゃないと嫌と思ってしまって、NGを長引かせて。

そこにタイミングよく敦賀さんが良也役での出演が決まって。

ただでさえ不安定だったところにとどめとなった。


演技どころではなくなってしまった私相手に、

強行策をとられてしまっても、私は文句を言える立場じゃない。

今は、自業自得だって、思うもの。



「俺は無理にはしなくてもいいと思うけどね…。君はまだ…未成年だ。

そういうことに免疫がないのもよく知ってる。

だからあのシーンは…俺は君にはまだ「言わないで下さい!」…最上さん?」


「お願いです!その先は言わないで下さい!!

私、この役を頂いた時、美亜を演じきるって決めたんです!

演技を辞めたくありません!!!

でも、敦賀さんにそれ以上言われたら、私、私は…。」


「…最上さん。」



今、敦賀さんに否定されたら演技が出来なくなる。

そんなのは嫌!!



「敦賀さん…、演技指導、して下さい。」



ソファーから立ち上がり、敦賀さんの両肩に手を置いた。



「最上さん?!何を…っ!!」



敦賀さんが私の腕を掴むが、そんなことはお構いなしに、

私は全体重をかけてソファーに敦賀さんを押し倒した。