I 罠 get であります!

この度「リク魔人」の妄想宝物庫様 のseiさんより、

罠を奪取して参りました☆(ノ∀<)


文章構成力皆無のため色々とツッコミどころ満載です。

広い御心で読んで頂けたらと思います。


あ、あれ?おかしいな…。修羅場どこいった???

すみません、蓮様の手綱が上手く引けないでござります…orz


それでは以下より本文です。



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a dense fog


☆。・*☆。・*☆。・*☆。・*☆。・*☆。・*☆。・*☆。・*☆。・*


あの氣比ってやつ!!!キョーコちゃんに一体なんてことしてくれるんだ!!!!


事務所としても抗議したいところだったが、キョーコちゃんに止められた。

なんでキョーコちゃんもあんなやつを庇うんだ?!

今まで色々ご迷惑をおかけしたのは私の方ですし…って、

それとこれとは全く別問題だろう?!


第一印象はどこにでもいる俳優だったけど、

途中からやけにキョーコちゃんに近付くやつだなとは思ってたんだ!!

あ゛あ゛あ゛あ゛~~っっっ!!!!

こんなことが蓮に知られてみろ!


…この世の終わりだ。

人類の滅亡だ!!

俺はまだ若いし、やり残したこともまだまだあるんだ!!

せめて天寿を全うさせてくれ~~!!!!


そしてキョーコちゃんには止められたけど、

社長には報告をあげておく必要があると思った俺は、

タクシーでキョーコちゃんを自宅まで送ったあと、事務所へと向かった。



「ふむ、そんなことがあったのか…。

なかなか面白いことになってるじゃないか!!」


「ちょっ!!社長っっ!!!

面白いとか言ってる場合じゃないですよ!!!

どうするんですか!!!

キョーコちゃん自宅に着いてからもずっと混乱した状態だったんですよ!!!

大丈夫だって必死に帰そうとするから、やむなくこちらへ来ましたが、

本当ならもっと様子を見てなきゃならないくらいです!!!」


「様子なー。ふむ…。

して、社。

先程から振動音が聞こえるんだが、お前の携帯じゃないのか?」


「え?あ…。すみません。」



ラバー手袋を装着してから、鞄の中から携帯電話を出した。

が、着信画面を見た瞬間、俺は一気に凍りついた。



「…れっ!!!」


「…蓮か。見事なタイミングでかけてきたな。

ま、出たのがあの時間だから不思議でもないが。」


「わ、笑い事じゃありませんっ!!!

ああっ、そういえば社長のところに用事があるとか…現場に戻るかもとか…!!!

社長っっ!!!どうすればいいんですかっ!!!」


「ああ?正直に話すしかないだろうが。

そんなことも判断つかんのか?お前何年マネージャーやってるんだ?」


「そんなこと言われてもっ!!闇の国の蓮さんがぁあっっ!!!」


「もうどうでもいいから早く取ってやれ。」



危惧していたことが現実になりそうで。

しかもこの世の終わりのトリガーを引くのが、

何故よりによって自分なのかと涙目になりながら、

震える手で携帯のボタンを押した。



「…はい、社です。」


「ああ、社さん?なにかあったんですか?

さっき現場に着いたんですけど皆いないし、

別番組の収録を始めるからって、

現場装置は別仕様に替える作業が始まってるし…。

今日の撮影は終わったんですか?」


「ああ…ちょっと、トラブルがあって…。」


「最上さんはどうしてます?電話したんですけど、出ないんですが…。」


「キョーコちゃんなら今日はもう終わりだったから、

自宅待機し「おい、社。ちょっと代われや。」

え、ちょっ…社長っ?!「おい、蓮か?」」


「社長…?何で社さんと一緒にいるんです?」


「俺のところに社がトラブルの報告に来てるんだよ。」


「…社長にまで報告する必要のあるようなトラブルだったんですか?

一体何があったんです?」


「…聞きたいか?」


「……。

社さんはどうしたんですか?」


「聞くのか?聞かんのか?どうする?蓮よ。」


「…聞きます。」



そうして無理矢理社長に携帯を奪われ、蓮には社長から説明された。