I 罠 get であります!

この度「リク魔人」の妄想宝物庫様 のseiさんより、

罠を奪取して参りました☆(ノ∀<)


文章構成力皆無のため色々とツッコミどころ満載です。

広い御心で読んで頂けたらと思います。


蓮様と氣比さんの修羅場を設けるつもりはなかったのでありますが、

seiさんコメントより修羅場フラグがたったので、

メッセージさせて頂いたところ、素敵修羅場案を頂きましたw


共同作業であります!←

seiさんと一緒にケーキ入刀☆←チガゥw


しかし私、無駄に長い駄文しか書けないので、

まだここでは修羅場とちゅにゅうにゃらず…orz

嗚呼!!どなたか私に文才を下さい!!

寧ろ文才がこい!!


それでは以下より本文です。



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a dense fog



「二人で話していたのに割って入ってごめんね?」


「…いえ。どう断らせてもらったらいいのか悩んでいたところでしたので…。」



そう。私の結論は後はもう自分でどうにかするしかないというものだった。

敦賀さんでなくては嫌だと拒否反応が出てしまうのに、

他の人相手にして慣れることが出来るかといえば、それは無理な話だ。


氣比さんに協力すると言われても、解決することはないから、

失礼のないように断るにはどうすればよいか、悩んでいたところだったので、

寧ろ敦賀さんが現れて、連れ出してくれたことで助かったとも言える。


…私が敦賀さんでなければダメだと拒否反応が出ていることは、

私以外は知らないことだ。

しかしそういうシーンで度重なるNGを出していて、

なおかつその相手に協力したいから練習相手になるよと言われているのを、

他の誰でもない、敦賀さんに聞かれてしまったのは、

私としては少し、気まずいけれど…。


そんなことを考えていたら、意識がどこかへ飛んでいたのか、

敦賀さんが話している内容が右から左へ抜けていた。



「…だよ?…最上さん、聞いてる?」


「…っは!す、すみません、ボーっとしてしまってました!!!

申し訳ありません、もう一度言って頂いてもよろしいでしょうか!!!」


「…ふぅー。じゃあもう一度言うけど。

君、自分が芸能人だって自覚はあるの?」


「へ?」


「あんな暗がりで男と二人でいるなんて…。

誰かに見られたら君はどう言い訳をするつもり?」


「え、あの…それは…。」


「テレビ局なんていつどこで誰が見てるか、わかったものじゃないんだからね?

相変わらず君は警戒心がないんだから。」


「すみません…。」



相変わらず芸能人としての自覚が足りないのを注意された。

…確かにあんな場所まで、ほいほいついて行ってしまったのは軽率だった。

氣比さんだから大丈夫と思っていたところもあるけれど。



「わかってくれればいいんだ。ああ、社さん、最上さんいましたよ?」


「蓮!キョーコちゃん!!よかった!間に合った~。」


「社さん、急ぎの用ってどうされたんですか?」


「いや、実は春からのCMの契約のことなんだけどね、

キョーコちゃんに詳しく聞いておいてくれって先方から色々質問されちゃって。

今日中に返事しなくちゃならなかったから、

今のうちに聞いておかなくちゃと思って捜してたんだ。


蓮、捜すの手伝ってくれて有難う!!」


「いえ、すぐに見つかってよかったですね。

それじゃあ、俺は一旦社長のところに行かないといけないようなので…。」


「そういえばお前、今日の撮影はもう終わってたっけ?

今日の予定はあとは社長のところだけか?」


「多分このドラマのことだと思うので、

もしかしたらまたこっちに戻ってくるかもしれません。」


「そっか。じゃあ、俺たちはまだここでの撮影が残ってるから。」


「はい、それじゃあ、また。」


「あ、敦賀さん…先程は有難うございました。」


「うん?俺は何もしてないよ。

じゃあ…またね?最上さん。」


「はい…。」



その後社さんから質問内容を聞いて、答えたところで丁度休憩時間が終わった。

そして、再び撮影が始まったのだが…。