改めまして、こんにちは。
東日本大震災において、甚大な被害を受けた岩手県大槌町の中学2年生・女子が、透き通った声で歌手デビューを果たすことが分かりました。
東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県大槌町の大槌中学校2年、臼沢みさき(本名・岬)さん(13)が、歌手デビューする。
シングルCD「故郷【ふるさと】」が7月に発売されるのに先立ち、インターネットを通じた配信が25日に始まった。
臼沢さんは「多くの人に、故郷のことを思い浮かべながら聞いてもらえたらうれしい」と話している。
震災時、大槌小6年だった臼沢さんは学校にいた。
みんなと高台に逃げたが、校舎は津波と火災に襲われ、ランドセルなどを失った。
家族6人は全員無事で、自宅も被災を免れたが、停電や断水が続いた。父が勤める葬儀会社は流された。
小学3年から民謡を習い始めた臼沢さんは2010年、「青少年みんよう全国大会」のグランプリに輝くなど数々の実績がある。
震災後は避難所を回って民謡を披露。
「こんな時に着飾って歌っていいのかと悩んだけど、聞いてくれた人が笑顔になり、手拍子をしてくれ、歌ってよかったと思った」と振り返る。
昨年7月、民謡大会に出演した様子がテレビで放映され、芸能関係者の目に留まってテイチクエンタテインメントからのデビューが決まった。
「歌手になりたいと思っていたけど、いきなり夢がかなってびっくり」と臼沢さん。
故郷を離れた人が自分の生まれ育った土地を思い出す歌詞とポップスのメロディーをプロが作り、臼沢さんが伸びのある透き通った声で歌う。』(「読売新聞」)
あの透き通った、めっちゃ可愛い歌声が、とうとう歌手デビューを果たします。
しかも、東日本大震災に被災しながらも、素晴らしい努力で、見事に夢を果たせた事は、言うまでも無く、高い評価を得ることでしょう。
今後の活躍が楽しみです。