Matchless 1990年製 DC-30 Prototype #0004 [初号機]
皆様ごきげんよう。
HOWL GUITARSのGichiです。
久方振りのHOWL BLOG登場です。
去年からずっと個人的にAmpやEcho(特にBinson Echorec)に凝っていましてここ1年以上ひたすらアンプメンテナンスやエコーメンテナンスを家に篭ってやっていました。
去年一年間だけでBinson Echorecを12台フルメンテナンスしたりしていてもう細かい作業&繊細な微調整をやりすぎて疲れ目に悩まされた一年でありました。そのおかげでBinsonのメンテナンスにおいては絶大な自信が身に付きましたが。
アンプについても当店入荷アンプはもちろんの事、お客様からのアンプメンテナンス依頼を多く頂き、Fender Marshall VOX Selmer Supro Dumble Matchless ÷13 and Etc...など数十台、Vintage Ampを特に多くメンテナンスさせて頂きました。Vintageのサウンドと外観を損なわないメンテナンス&リペアにたくさんのお客様からご好評頂けたのも自信の一つとなりました。
今年も引き続きアンプには特に力を入れて世界中から素晴らしいアンプを探して皆さまにご紹介したいと思っています。
すでに今年に入ってから手配した激レアアンプ達が順次入荷してきますので乞うご期待です。
それでは2017年、最初のド級アンプをご紹介したいと思います。
『黒柳さ〜ん!マッチでぇ〜〜〜す!』(笑)
Matchless 1990年製 DC-30 Prototype #0004 [初号機]
歴史的一台。Matchless 1990年製 DC-30 Prototype #0004 [初号機]が入荷致しました。
今ではブティックアンプの花形、そしてMatchlessアンプのフラッグシップモデルであるDC-30の初号機です。
世界中のMatchlessファンも絶句してしまうミュージアムクラスの一台が、ここ日本国東京都武蔵野市のHOWL GUITARSにやってきました。
過去数年にわたりレアな90年代Sampson-EraのMatchlessを扱ってきましたが、この一台は紛れもなくONE OF A KIND。レアリティ・ランクでいうとキングです。
Matchlessの最初のギターアンプ#0002は以前からHOWL GUITARSにて保管していましたが今回はMatchlessのフラッグシップモデルDC-30の初号機#0004が遥々HOWL GUITARSまでやってまいりました。
実はこの個体の入荷と同時に、リック・ペロッタがマーク・サンプソンとMatchlessとして会社を興す際に80年代末から書き残していた日記や会社資料やスケッチ類を入手できました。これは素晴らしい資料で、いつか別の機会にご紹介できれば、と思っています。
このMatchless資料にはプロトタイプの一号機から初期ロッドの製品になるまでシリアルナンバー順に詳しく記載があり、誰が買ったとかも載っていました。
資料に書いてあった一部を紹介すると
#0001----Power Ampの試作品(TransformerはReichenbachというメーカーでした)
#0002----ギターアンプ最初の試作品(TransformerにWood Transformer Inc=WTIを初めて採用)
#0003----HC-30の試作品(Head Type HC-30の初号機です。Mark Sampsonが抱えた写真が有名)
#0004----DC-30の試作品(12インチSPx2基のCombo Type DC-30の初号機です)
#0005----SC-30の試作品(12インチSPx1基のCombo Type SC-30の初号機です)
#0006----RMC-30の試作品(Rack Mount C-30でRMC-30, Orange Style Headの初号機です)
上記のようにこの個体はプロトタイプとして4番目に作られた、初のデュアル・スピーカー搭載のコンボアンプで、カルフォルニアのガレージでMark SampsonによってオールハンドメイドされたDC-30の原型です。
リック・ペロッタが1994年の時点で本個体についての証明書と説明書きも付属しており、キャビネットサイズ、シャーシサイズ、ブルーペイントされたスピーカー等、通常の製品版とは異なった特徴があります。
それでは、Matchlessの元祖の一台をここに公開いたします。
何とVOXのDiamond Grillに身を包んでる唯一のジェントルDC-30です。VOXからの影響が強く出すぎると感じたのかこの一台以外はDiamond Grillの使用はやめてしまいました。
Mark Sampsonが最初に手作りで製作したMatchlessのロゴプレートがアメリカのおもちゃみたいなPOPな可愛さがあります。
細かいところですが雷マークを入れているんです。余程面倒だったのかこの一枚以降はやめてしまいました。
Ch.1です。VOX 63年あたりのTop Boost AC-30のプリ回路が基になっています。
Ch.2とCut&Masterです。Ch.2は1959年あたりの4input EF-86 Pretube AC-30のプリ回路が基になっています。
Power SWとStandby SW、Pilot Lampです。因みにMaster Volumeは右に全開に回した後にクリックスイッチがありMaster VolumeがOffにできます。この方が良いと思いましたが恐らくパーツの入手が難しかったのではないかと予想されます。(0クリックのOn/Offはあるが10クリックのOn/Offスイッチポットなんて見たことないです。)
ハンドルの取り付け方法がシャーシマウントネジを共有している珍しい仕様です。でもこの一台で直ぐやめてしまいます
バックビューです。キャビネットの製作もMark Sampsonが知り合いの大工さんに作ってもらったワンオフ仕様でのちのMatchless製品ともサイズが若干異なっていますがVintage VOX JMI AC-30と同じサイズでした。
シャーシは特注のクロームメッキ仕様ですが保護用のシールフィルムが劣化して剝がれてしまっています。
電源ケーブルが脱着タイプではないのも珍しいです。
スピーカーアウトは2つのみで、後年にはヒューズボックスの横にもう一つスピーカーアウトが増えることになります。
ハーフパワースイッチとインピーダンスセレクターです。何と! VOXと同じく16オームにスピーカーが結線されています。
シリアルナンバー #00004が確認できます。
キャビネット内の画像です。Vintage 30をVOXのBlue Alnicoのように青く塗装しています。VOXに寄せすぎですね。やはりこれもこの一台以外はやめました。
左側のスピーカーです。まだ左右でW数の異なるスピーカーを搭載するのは行われていません。この後Celestionに特注スピーカーをオーダーすることになります。が青塗装は許可が下りなかったようです。
スピーカーの結線が8オーム2個を直列に繋ぎ16オームになっています。VOXが同じ仕様なのでそれをそのまま反映させたのだと思います。しかし後のMatchless製品版は8オーム2個を並列で繋ぎ4オームに結線しています。
取り出したシャーシになります。シャーシのサイズ(横幅)がプロトタイプだけ異なっていて製品版とは互換性がありません。
電源トランスです。Wood Transfomer Inc=WTIのMatchlessパワートランス #9357 特注のクロームメッキ仕様です。
WTI電源トランスの製造デイトが確認できます。1990年5月14日製造。
チョークトランスです。Wood Transfomer Inc=WTIのMatchlessチョークトランス #9355
WTIチョークトランスにプリントされているSampson&PerrottaとVOX AC-30 Chokeが確認できます。
出力トランスです。Wood Transfomer Inc=WTIのMatchlessアウトプットトランス #9356 特注のクロームメッキ仕様です。
WTI出力トランスの製造デイトが確認できます。1990年5月14日製造。
シャーシ背面側からの画像です。Ch.2のEF-86の隣のTube Socketが空いていますが、恐らく最初はCh.2にもActive Tone Stackを採用するつもりだったのだと思いますがやめてしまっています。Too Muchだったのでしょうか、後の製品版ではTube Socket自体が無くなります。
ヒューズボックスが確認できます。後の製品版にはこの位置にSpeaker Outが追加されます。
シャーシ内部の画像です。最初のDC-30でほとんど製品版と同じスペックが完成しています。
シャーシ左側の画像です。Malloryのコンデンサーが多数使われています。
アウトプットトランスのアップ画像です。プリントされているSampson&PerrottaとVOX AC-30 Output 9356が確認できます。
シャーシ右側です。電源トランスには最初は内側にもカバーが付いた仕様でした。カバーは後にすぐ無くなります。
電源トランスのアップ画像です。プリントされているSampson&PerrottaとVOX AC-30 Parts# 9357が確認できます。
シャーシに書き込まれた完成日のデイトです。1990年8月4日完成。
シャーシ内側に書き込まれたシリアルナンバーです。#0004
アンプに付属するRick Perottaが1994年に書いた証明書です。最初のDC-30であることや細かい仕様を説明しております。
こちらは別ルートで手に入れたMatchless社の会社立ち上げ日記です。特にDC-30完成までの道のりが事細かく書いてあります。
日記は主にRick PerrottaとMark Sampsonによって書かれています。少しだけ中身を紹介したいと思います。
完成時にMatchlessで撮影されたDC-30初号機です。最初はロゴプレートのブルーフィルムは無かったようです。いつのタイミングでブルーフィルムが追加されたのでしょうか?興味ありますね。さすが完成直後なので状態が綺麗ですね。VOX Replicaスタンドも一緒に写っていますが、最初Mark SampsonはReplicaパイプスタンドも製作し販売しようと計画していましたが試作品だけ作成して断念しています。
ハンドルに関する記載です。ハンドルの固定ネジとシャーシマウントネジを共有する案が書き込まれています。
スピーカーに関する記載です。わざわざ手作業でスピーカーをブルーに塗装しています。
とても貴重な最初の回路図です。最初の回路図ではCh.1にEF86でCh.2にECC83 Top Boostという逆の構成で製作しようとしていた意図が伺えます。
以上、Matchlessの歴史そのものという資料的価値含め素晴らしい個体と情報が海を越えて日本にやってまいりました。
サウンドはPrototypeでも素晴らしいMatchless Soundが宿っています。
参考になれば幸いです。
いつかMatchlessの資料も何らかの形で全編公開できればと思います。
Gichi
HOWL GUITARS
HOWL GUITARSのGichiです。
久方振りのHOWL BLOG登場です。
去年からずっと個人的にAmpやEcho(特にBinson Echorec)に凝っていましてここ1年以上ひたすらアンプメンテナンスやエコーメンテナンスを家に篭ってやっていました。
去年一年間だけでBinson Echorecを12台フルメンテナンスしたりしていてもう細かい作業&繊細な微調整をやりすぎて疲れ目に悩まされた一年でありました。そのおかげでBinsonのメンテナンスにおいては絶大な自信が身に付きましたが。
アンプについても当店入荷アンプはもちろんの事、お客様からのアンプメンテナンス依頼を多く頂き、Fender Marshall VOX Selmer Supro Dumble Matchless ÷13 and Etc...など数十台、Vintage Ampを特に多くメンテナンスさせて頂きました。Vintageのサウンドと外観を損なわないメンテナンス&リペアにたくさんのお客様からご好評頂けたのも自信の一つとなりました。
今年も引き続きアンプには特に力を入れて世界中から素晴らしいアンプを探して皆さまにご紹介したいと思っています。
すでに今年に入ってから手配した激レアアンプ達が順次入荷してきますので乞うご期待です。
それでは2017年、最初のド級アンプをご紹介したいと思います。
『黒柳さ〜ん!マッチでぇ〜〜〜す!』(笑)
Matchless 1990年製 DC-30 Prototype #0004 [初号機]
歴史的一台。Matchless 1990年製 DC-30 Prototype #0004 [初号機]が入荷致しました。
今ではブティックアンプの花形、そしてMatchlessアンプのフラッグシップモデルであるDC-30の初号機です。
世界中のMatchlessファンも絶句してしまうミュージアムクラスの一台が、ここ日本国東京都武蔵野市のHOWL GUITARSにやってきました。
過去数年にわたりレアな90年代Sampson-EraのMatchlessを扱ってきましたが、この一台は紛れもなくONE OF A KIND。レアリティ・ランクでいうとキングです。
Matchlessの最初のギターアンプ#0002は以前からHOWL GUITARSにて保管していましたが今回はMatchlessのフラッグシップモデルDC-30の初号機#0004が遥々HOWL GUITARSまでやってまいりました。
実はこの個体の入荷と同時に、リック・ペロッタがマーク・サンプソンとMatchlessとして会社を興す際に80年代末から書き残していた日記や会社資料やスケッチ類を入手できました。これは素晴らしい資料で、いつか別の機会にご紹介できれば、と思っています。
このMatchless資料にはプロトタイプの一号機から初期ロッドの製品になるまでシリアルナンバー順に詳しく記載があり、誰が買ったとかも載っていました。
資料に書いてあった一部を紹介すると
#0001----Power Ampの試作品(TransformerはReichenbachというメーカーでした)
#0002----ギターアンプ最初の試作品(TransformerにWood Transformer Inc=WTIを初めて採用)
#0003----HC-30の試作品(Head Type HC-30の初号機です。Mark Sampsonが抱えた写真が有名)
#0004----DC-30の試作品(12インチSPx2基のCombo Type DC-30の初号機です)
#0005----SC-30の試作品(12インチSPx1基のCombo Type SC-30の初号機です)
#0006----RMC-30の試作品(Rack Mount C-30でRMC-30, Orange Style Headの初号機です)
上記のようにこの個体はプロトタイプとして4番目に作られた、初のデュアル・スピーカー搭載のコンボアンプで、カルフォルニアのガレージでMark SampsonによってオールハンドメイドされたDC-30の原型です。
リック・ペロッタが1994年の時点で本個体についての証明書と説明書きも付属しており、キャビネットサイズ、シャーシサイズ、ブルーペイントされたスピーカー等、通常の製品版とは異なった特徴があります。
それでは、Matchlessの元祖の一台をここに公開いたします。
何とVOXのDiamond Grillに身を包んでる唯一のジェントルDC-30です。VOXからの影響が強く出すぎると感じたのかこの一台以外はDiamond Grillの使用はやめてしまいました。
Mark Sampsonが最初に手作りで製作したMatchlessのロゴプレートがアメリカのおもちゃみたいなPOPな可愛さがあります。
細かいところですが雷マークを入れているんです。余程面倒だったのかこの一枚以降はやめてしまいました。
Ch.1です。VOX 63年あたりのTop Boost AC-30のプリ回路が基になっています。
Ch.2とCut&Masterです。Ch.2は1959年あたりの4input EF-86 Pretube AC-30のプリ回路が基になっています。
Power SWとStandby SW、Pilot Lampです。因みにMaster Volumeは右に全開に回した後にクリックスイッチがありMaster VolumeがOffにできます。この方が良いと思いましたが恐らくパーツの入手が難しかったのではないかと予想されます。(0クリックのOn/Offはあるが10クリックのOn/Offスイッチポットなんて見たことないです。)
ハンドルの取り付け方法がシャーシマウントネジを共有している珍しい仕様です。でもこの一台で直ぐやめてしまいます
バックビューです。キャビネットの製作もMark Sampsonが知り合いの大工さんに作ってもらったワンオフ仕様でのちのMatchless製品ともサイズが若干異なっていますがVintage VOX JMI AC-30と同じサイズでした。
シャーシは特注のクロームメッキ仕様ですが保護用のシールフィルムが劣化して剝がれてしまっています。
電源ケーブルが脱着タイプではないのも珍しいです。
スピーカーアウトは2つのみで、後年にはヒューズボックスの横にもう一つスピーカーアウトが増えることになります。
ハーフパワースイッチとインピーダンスセレクターです。何と! VOXと同じく16オームにスピーカーが結線されています。
シリアルナンバー #00004が確認できます。
キャビネット内の画像です。Vintage 30をVOXのBlue Alnicoのように青く塗装しています。VOXに寄せすぎですね。やはりこれもこの一台以外はやめました。
左側のスピーカーです。まだ左右でW数の異なるスピーカーを搭載するのは行われていません。この後Celestionに特注スピーカーをオーダーすることになります。が青塗装は許可が下りなかったようです。
スピーカーの結線が8オーム2個を直列に繋ぎ16オームになっています。VOXが同じ仕様なのでそれをそのまま反映させたのだと思います。しかし後のMatchless製品版は8オーム2個を並列で繋ぎ4オームに結線しています。
取り出したシャーシになります。シャーシのサイズ(横幅)がプロトタイプだけ異なっていて製品版とは互換性がありません。
電源トランスです。Wood Transfomer Inc=WTIのMatchlessパワートランス #9357 特注のクロームメッキ仕様です。
WTI電源トランスの製造デイトが確認できます。1990年5月14日製造。
チョークトランスです。Wood Transfomer Inc=WTIのMatchlessチョークトランス #9355
WTIチョークトランスにプリントされているSampson&PerrottaとVOX AC-30 Chokeが確認できます。
出力トランスです。Wood Transfomer Inc=WTIのMatchlessアウトプットトランス #9356 特注のクロームメッキ仕様です。
WTI出力トランスの製造デイトが確認できます。1990年5月14日製造。
シャーシ背面側からの画像です。Ch.2のEF-86の隣のTube Socketが空いていますが、恐らく最初はCh.2にもActive Tone Stackを採用するつもりだったのだと思いますがやめてしまっています。Too Muchだったのでしょうか、後の製品版ではTube Socket自体が無くなります。
ヒューズボックスが確認できます。後の製品版にはこの位置にSpeaker Outが追加されます。
シャーシ内部の画像です。最初のDC-30でほとんど製品版と同じスペックが完成しています。
シャーシ左側の画像です。Malloryのコンデンサーが多数使われています。
アウトプットトランスのアップ画像です。プリントされているSampson&PerrottaとVOX AC-30 Output 9356が確認できます。
シャーシ右側です。電源トランスには最初は内側にもカバーが付いた仕様でした。カバーは後にすぐ無くなります。
電源トランスのアップ画像です。プリントされているSampson&PerrottaとVOX AC-30 Parts# 9357が確認できます。
シャーシに書き込まれた完成日のデイトです。1990年8月4日完成。
シャーシ内側に書き込まれたシリアルナンバーです。#0004
アンプに付属するRick Perottaが1994年に書いた証明書です。最初のDC-30であることや細かい仕様を説明しております。
こちらは別ルートで手に入れたMatchless社の会社立ち上げ日記です。特にDC-30完成までの道のりが事細かく書いてあります。
日記は主にRick PerrottaとMark Sampsonによって書かれています。少しだけ中身を紹介したいと思います。
完成時にMatchlessで撮影されたDC-30初号機です。最初はロゴプレートのブルーフィルムは無かったようです。いつのタイミングでブルーフィルムが追加されたのでしょうか?興味ありますね。さすが完成直後なので状態が綺麗ですね。VOX Replicaスタンドも一緒に写っていますが、最初Mark SampsonはReplicaパイプスタンドも製作し販売しようと計画していましたが試作品だけ作成して断念しています。
ハンドルに関する記載です。ハンドルの固定ネジとシャーシマウントネジを共有する案が書き込まれています。
スピーカーに関する記載です。わざわざ手作業でスピーカーをブルーに塗装しています。
とても貴重な最初の回路図です。最初の回路図ではCh.1にEF86でCh.2にECC83 Top Boostという逆の構成で製作しようとしていた意図が伺えます。
以上、Matchlessの歴史そのものという資料的価値含め素晴らしい個体と情報が海を越えて日本にやってまいりました。
サウンドはPrototypeでも素晴らしいMatchless Soundが宿っています。
参考になれば幸いです。
いつかMatchlessの資料も何らかの形で全編公開できればと思います。
Gichi
HOWL GUITARS