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2016年08月14日 13時39分02秒

Marshall 1971年製 JMP1959 Super Lead 100 [Laydown]

テーマ: Amplifier
ナマステー

HOWL GUITARSのhiroggyです。

もはや恒例のイントロ文で、インド一人旅の中で起きた事などを面白おかしく文章に表してみようと思います。

これまで書きためた旅行記は 「インド旅行記」 ブログテーマでまとめていますので、気になったら見てやってください。

神聖な村、ハンピで過ごしたゆっくりとした日々編。

楽器説明文と写真だけ見たい人はサーとスクロールダウンしちゃって下さいヾ( ´ー`)


インド旅行記 (9) ハンピ編 「ヴィルパークシャ寺院の猿、ハヌマーン」

ヴィルパークシャ寺院の建物の壁面、柱、屋根、階段、いたるところが繊細なレリーフで埋め尽くされている。ちょっと気が遠くなるくらいの量の彫刻群だ。僕がテレキャスターのボディをガツゴツとレリックするのとはわけが違う。

本堂は特に壮観で上を見上げると色鮮やかな天井画がある。ここも多くのインドの神々が描かれていた。それらは純粋に美しい古い絵だった。順に本堂の中を巡る。本堂の空気は外に比べていくぶんかひんやりしていた。厳格な神秘の空気を含んでいたのかもしれないし、もしくは単に位の高いバラモンのために (まずないだろうけど) エアコンが付いていたのかもしれない。
ろうそくが灯された神像の前には袈裟を着たバラモンがいて、お布施をすると額に黄や赤の粉をつけてくれたり、聖水を 「ぱっぱっぱ」 とふりかけてくれたりする。僕はその場にいた人たちの背後に二日前の友人のようにすうっとついて回り、結果的に2度額に印を押され3回聖水を浴びた。3回の聖水ふりかけのうち2回は隣の人にかけようとした聖水の飛沫が飛んできただけだ。参拝の仕方、作法はよくわからなかったので彼らの真似をしてみた。ちなみにもうすっかり忘れた。僕は日本の神社でさえインストラクションが描かれた看板が無いと正確な参拝作法ができないタイプの人間だ。

ひとしきり本堂を巡ったあと外に出るとまた別のセクションに出た。そこもいくつか小さなお堂があり、ひとつはストイックに鉄格子で囲まれていて中には数人のバラモンが静かに座っていた。僕は腰の後ろで手を組んでそれらをゆっくりと見て回った。寺院のとなりには広大な窪地があり、僕の位置する場所から窪地の底までは5階建てのビルほどの結構な高低差があって、さながら採石場のようだった。もしかしたら本当に採石場なのかもしれない。
遠くを見れば巨岩地帯がどこまでも続いて、手前にはさほど幅の広くない川が静かに流れている。人も少なく、それほど人工的な音もなく、自然に風の音を聞く。そんな道をゆっくり歩くのはとても気持ちの良いことだった。

中庭に位置する拝堂には壁がなく風がよく通るホールに多くの柱が並んでいる。寺院内を一通り巡ったあと彫刻された柱のひとつに背をもたれかけ石畳に座って休憩した。大塔門をぼんやりと眺めていたら塔のてっぺんにやけに "生きた色をした" 彫刻を見つけた。その彫刻に目を凝らしてみると、それは生きた白毛の猿だった。ところどころ彫刻のでっぱりなどで腰を休めている猿がいるのだ。退屈そうにその長い尻尾をふらふらさせている。塔のてっぺんを陣取る白猿は完璧に遺跡に同化していた。猿の神、ハヌマーン現る。(あとで知ったことだけど、その白毛の猿はハヌマンラングーンという名の猿でハヌマーンの化身だとされていて、インド国民に特に愛されている猿らしい)

本殿を出て靴物置き場でサンダルを履いていると、置場番人がぬうっと現れて右手を差し出ながら言った。

「使用料をはらってくれよ。おれがおまえのサンダル見てやってたんだ」
「そうかい。いくらだい?」
「いくらでもいい」
「じゃあ、これで」 僕はポケットの中にあった10ルピーを手渡した。
「これじゃ少ない」
「わるいね。いまそれしか細かいの持っていないんだよ。ほぼお布施につかってしまってね」

置場番人は瞬き一つもせずに僕をしばらく睨んでいたが他の客から使用料を取るため去っていった。

次項に続く→

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では本題の楽器紹介へ移ります。

今回ご紹介するレアアンプくんは

Marshall 1971年製 JMP 1959 Super Lead 100 [Laydown Transformer]



レアなレイダウントランス仕様のMarshall 1959 Super Lead 100Wが入荷しました。

マーシャルのアンプは69年のプレキシパネル廃止のタイミングと同じくして、それまで横置き (レイダウン) だったDagnall製メイントランスが縦置き (アップライト) に変更されます。

しかし極稀に71年の個体にプレキシ期と同じレイダウン仕様の個体が存在します。60年代のプレキシ期のレフトオーバーしたシャーシとパーツが使われて71年に出荷された一台だと思われます。

つまりこの個体は数ある100Wヴァージョンの中でも特に人気なVer8、レイダウントランス・プレキシマーシャルと同じ内部仕様で、ジミ・ヘンドリックスやジミー・ペイジが愛用したことで有名な1969年のMarshall Super Leadと同じ仕様を持っています。

特に71年製のMarshall 1959 Super Lead 100はジミー・ペイジが愛用していたことから、"ZEP SOUND"の要ともいえるでしょう。

Marshall Super Lead 100Wのトランスは1968年にそれまでのDrake製からDagnall製に徐々に変更され、この71年の個体は全てDagnall製のトランスが使用されています。DagnallトランスはDrakeに比べてディストーションがかかってもタイトで輪郭のはっきりとした音が出るため、従来のアンプよりもヘヴィなスタイルに対応できます。まさにこの時代の音楽性にマッチしたスペックですね。

ポイント・トゥ・ポイント配線で、レイダウントランスのレアな一台です。

それではお写真を公開します。



アンプ前面の画像です。Marshallのオリジナルロゴ。コントロールプレートは使用感があります。



コントロールプレート左側です。



コントロールプレート右側です。



アンプ上面です。オリジナルハンドルにオリジナルベンチレーションメッシュ。



back view。カヴァリングはオリジナルですがところどころスプレーでタッチアップされています。



バックパネル左側です。SUPER LEAD 100Wのレタリングも綺麗に残っています。



シリアルナンバーが確認できます。末尾がCなので1971年製という事がわかります。



オリジナルプレートが残っています。



バックパネル右側です。インピーダンスセレクター、ヴォルテージセレクター、Bulgin パワーソケット、ヒューズボックスが確認できます。



バックパネルを外した状態です。



シャーシを取り外したキャビネットです。



取り外したシャーシです。レイダウンパワートランス、パワートランスとアウトプットトランスの間に設置されたフィルタリングキャップなどが特徴のVer8のレイアウト。69年プレキシレイダウンと全く同じです。



ここがこのアンプ最大の特徴。レイダウン (横置き) されたオリジナルのDagnall製T2562パワートランス。



オリジナルのDagnall製アウトプットトランス。



オリジナルのDagnall製チョークトランス。



シャーシ上部に貼られたインスペクションシート。[TEST]の横に16-6-71のDateが書き込まれています。1971年6月16日です。



シャーシ内部です。抵抗が数点交換されていますがそれ以外はオールオリジナルです。



シャーシ内部左側です。ポイント・トゥ・ポイント配線。



シャーシ内部右側です。レイダウンパワートランスが確認できます。





71年製でレイダウントランスのSuper Lead 100というなかなか見つからない仕様。

内部パーツ、レイアウトは69年 Plexi Super Leadと全く同じ仕様です。

これぞMarshall Super Lead 100Wと言いたくなる素晴らしいプレキシサウンドです。

探されていた方はこの機会に是非!!

hiroggy
HOWL GUITARS
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