小児科医へ電話 | アメリカでの双子育児

小児科医へ電話

いったんは良くなったと思われた子供達の風邪の症状がどうやらぶり返した様子・・・。

そして私も喉の痛みが続いているので移しあっているのかも?という事で先生に診てもらうべきかどうか小児科医に電話してみました。


日本と段取りが違うなと思うことの一つにホームドクター制があります。

緊急の時にERに駆け込むのもOKなのですが、基本的には子供が生まれる前に小児科医を決め、以降は生まれた時からずっとその先生に診てもらうことになります。

(もちろん気に入らなければ変えても大丈夫です。)


私達夫婦も友人から評判の良い先生を紹介してもらい出産前にインタビューをしに行きました。

インタビューなんて先生と何を話すの?って思いませんか?

私もこう言うのに不慣れだしどうしよう・・・・とドキドキしながら行ったのですが、先生の方から産後の双子の危険性やアドバイス、緊急の時の連絡方法等を話して下さったのでほとんど頷くだけで終わってしまいました。

もちろん疑問があればどんどん質問できます。


もしこのインタビューで先生が気に入ればホームドクターとして出産する病院に登録し、出産を迎えた時に病院が小児科医に連絡を取り子供の健康状態のチェックをしてくれるわけです。

その後の定期検診や病気の時は先生のオフィスで診察を受けることになります。

病院という雰囲気とは違って事務所のようなイメージです。


オフィスに電話すると受付が出ますが、予約を取ってないが診てもらうべきかどうかと言う話をすると、折り返し看護婦に電話をさせると言われました。

暫くしてから看護婦から電話がかかってきて、子供達の症状を話すと市販の○○という薬をどの位の量処方するか指示を受けます。


看護婦が判断するって不思議ですよね?

どうもこちらの看護婦は日本で言う正看護士、準看護士以上にレベル分けされており、先生に代わって診断をくだす事が出来る看護婦がいるようなんです。

その看護婦が状況を聞いて小児科医に診てもらうべきかどうか判断します。


私のようにアメリカで育っていない者には薬一つ買うのもどれを買ったら良いか分からないので、相談できる所があり商品名をはっきり教えてもらえるのはとってもありがたいです。

特に市販の薬は乳児に対する処方は必ず医者の確認を取るように処方量が記載されてない場合がほとんどなのです。


ちなみに日本では電話で相談してもきっちり医療費を請求されますが、こちらでは電話相談は請求されてないようです。(間違っていたらごめんなさい。でも今まで請求されたことが無いのです。)


実は私は勝手な判断で子供達にタイレノ-ルというアメリカでとても一般的な薬を子供に与えてしまったのですが、それは熱が出たとき以外は与えてはだめ!と叱られてしまいました。

電話一本すれば良いことだったのに英語で話すのが億劫でついつい自己判断してしまったのです。


可哀想な子供達ですが、早く良くなりますように。