固定資産税を節約する方法/その2 | ガッツレンタカーオーナーのブログ

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ガッツレンタカーFC店舗のオーナー始めました。不動産業もしてます。リーマン時代に行政書士と土地家屋調査士の資格を取得しましたが僕には向いていないことに気が付いて登録やめました。

重要:固定資産税額は評価の時点で決まります


新しい住まいに引っ越して、数カ月・・・

ある日突然、市役所の固定資産税課から連絡があります。

最近は、連絡方法も電話ではなく「新居の調査に行きたいので都合のいい日を連絡せよ」という通知書が送られてくることも多いので、いきなりそのようなハガキが来ても驚かない様、心の準備をしておきましょう。

調査希望日を連絡すると、その日に担当職員が実地調査に来て、固定資産税を決定するために必要な情報収集を行います。

図面通りの大きさか…
どんな設備仕様なのか…

など図面と現地を照らし合わせて確認していくんですね。

そして、今回のブログで重要なことは「この、1時間程度の現地調査ですべてが決まる!」ということ。

現地調査で、建物の固定資産税算出の基となる評価額がきまります。

評価額が決まれば、決まった税率を掛けて固定資産税が自動的に決まります。

評価額を大きく左右するのは、床面積と設備の質ですね。

つまり、単純に実際にかかった建築費用に比例しています。

特に床面積は、大きく影響するため、床面積の抑制が税額の抑制につながりますから、建築費の節約以外に節税効果も大きいのです。


また、建物と一体で備えられた設備は建物評価をアップします。
TVやカーテンのような動産は建物評価とは関係ありませから、どんな立派なものを取り付けても大丈夫ですからご安心くださいね。

よく、「市役所の調査が終わってから、冷蔵庫やTVを買った方がいいかしら・・・?」というご質問をいただきますが、評価額の決定要因ではありませんから、どうぞ直ぐにでも買ってもらって大丈夫です。

住宅設備になる電気製品はあるのか・・・?

住宅設備と評価されれば、固定資産税の評価対象になります。


念願のマイホームということで、初めての方であれば、ついついあれもこれもとなりがちです。

気持ちはわからないでもありませんが、ランニングコスト(家を建てたことによる毎月の支払)に懸念がある方であれば、冷静に分析して、本当に必要なのかどうか判断してほしいと思います。

評価の対象になる住宅設備と言えば、キッチンや洗面、トイレなど水回りや電気、ガス、空調、冷暖房などです。

例えば、冷暖房機器について言うと床暖房は住宅設備なので固定資産税を増額させます。
床暖房と同じような機能機器に電気カーペットがありますが、こちらは電気製品なので固定資産税には関係ありません。

エアコンはどうか?

エアコンそのものは、電気製品となるので固定資産税には関係ありません。
ただし、天井埋め込み等、取付け方によっては固定資産税を増額させる場合がありますので注意は必要です。

この「評価の時点」というのは、担当職員が調査に来た日と言えるのですが、その日以降に備え付けの設備を変更した場合はどうなるのでしょうか?


現地調査後に埋め込みエアコンを取り付けても、評価額は変わらないことが基本です。
だって分りようがないですものね

住宅設備のなかで、後付け出来るものは、できるだけ後付けすると、節税効果も高まります。

ただし、後付けにすることで取り付け費用がアップすることもありますので、その辺りのバランス判断は必要でしょうね。


登記費用を節約できる方法があります。詳しくはこちら