プチフランチャイズなるものの代表にならなくては・・・・。
とは言ってはみてもなかなか難しいものです。
そこそこ仕事の依頼があったにしても
一人でこなせば何の問題もありません。
自身が労力となりそれに対して報酬を頂ける。
「個人事業主」で一人で仕事をしている状態。
ものすごく利益率のいい状態ですよね。
たとえば3LDKの空室の
ハウスクリーニング代金が¥40.000としましょう。
最初は時間もかかるでしょうから2日で仕上げたとします。
溶剤費・を引いてもすごい1日¥20.000近くの日当になります。
しかし、人に手伝ってもらって仕事をする状態、
例えば社員として雇ったり、アルバイトとして雇ったり、
業務委託という形をとったり、
そういうことをすると、かなり利益率が悪くなります。
この1件だけの計算だと、当然利益率は相当悪くなります。
しかしこれでは、軌道に乗りだし、仕事の依頼が増えた時
にこなせる数には限りが出てきます。
利益率が高いからと一人でやっていてはいつまでやっていても
それ以上の進歩はないので、
利益率がたとえ少なくても、先を見据えて
ゆくゆくは多くの利益を出せる仕組みを
自分自らがプチフランチャイズの代表となる意識を持って
頂きたいと田中さんにはお願いしたのです。
シビアな話をすれば
自社で賄えなくなった仕事を手放すのは一瞬ですが
1件の仕事の依頼を頂く為には、長い努力を重ねて信頼を得るには
気が遠くなるくらいの時間がかかるのです。
そんな大切な宝物のような仕事の依頼を簡単に捨てなければ
いけないような状態を避けなければ
いつまでたっても相手任せの掃除屋になってしまうと思うのです。
そんな事ではこの業界で、生き残ってはいけません。
美容室なみに掃除屋さんは増え続け
そして毎日のように姿を消しているのが
現代の状況なのです。
To be continued