ご無沙汰しておりました。
昨日朝、フィンランドから帰ってきました。
無事に……と云いたいところなのですが、いわゆる「飛行機頭痛」が治らず……くも膜下出血だったらどうしようかと……(また大げさ)。


始めは、行きのフライト(成田⇒ヘルシンキ間)の着陸直前でした。
突如こめかみのあたりに、血管だか神経だかがピリピリと破裂するような小さな痛みが走り、しばらく続き、な、何じゃこら? でもこのタイミングで起こるってことは、気圧の変化による何らかの症状か? といちおう冷静に考え、痛みをこらえました。
着陸後は痛みは収まったのですが、そのあと、ヘルシンキからロヴァニエミに乗り継いだ飛行機でも、やはり着陸前、さらに痛みが激しくなりました。本当に、毛細血管がピキピキと破れていくような(経験したことないけど)感覚です。頭の奥じゃなくて、限りなく表皮に近い辺りが痛く、今にも皮膚を破って何かが噴き出しそう。イメージとしては、『北斗の拳』で「お前はもう死んでいる」とケンシロウに云われた直後の敵みたいな感じでしょうか……。
そしてまた、着陸してからは痛みが引いたものの、下を向いたり、咳をしたりすると額のあたりがズキズキと響くように痛むのが、旅行の間じゅう、慢性的に続きました。
でも、旅行に支障があるほどでもなかったのです。


ところが帰国便では、着陸前どころか、機内食を食べ終えてしばらくのち、フライトの中盤くらいでしょうか、頭に激痛が走り、そのまま1時間?数時間?ちょっと覚えていませんが、ずっと頭痛が続きました。今度はもはやピリピリでは収まらず、頭が割れそうに痛い。イタイ。遺体。板井。異体……。
症状を軽減させようと、態勢を変えたり、水を飲、ベルトをゆるめたりするのですが、ほとんど効果もなく(水を飲んだ一瞬だけは痛みが和らいだような気もしました)、ひたすら苦痛に顔を歪めるしかありませんでした。
不思議なことに、今度は、着陸前に特別痛むようなことはなく、むしろ収まってきましたが。


しかし、やはり、下を向いたり咳をしたりすると頭に響き、やっぱり皮膚の下から何か出てきそうです。あと、たまにピキッとくる。
普通、飛行機頭痛というのは、”着陸後はウソのように痛みが引く”らしいのですが、激痛はなくなったとは云え、鈍痛は旅行中から続いているので、これは何なのかと……。とりあえず、頭痛薬を飲んでみたけどあんまり効いていなさそうです。
飛行機に乗ってくも膜下出血になったという症例はないらしいので(エコノミークラス症候群とも違うみたいだし)、まさかね、と思いつつも不安なので、明日あさってで治らなかったら、脳神経外科に行こうかどうか悩み中です。ちなみに、くも膜下出血の発生率は、日本とフィンランドに多いらしい……。
財政状況を度外視して旅行した罰が当たったのでしょうか。オーロラも見られなかったし(やっぱり)。


「飛行機頭痛」については、こちらのページが大変詳しく、参考になりました。
http://blog.goo.ne.jp/kantory/e/9b826698a8cf5f315cd90e83ba996947

人知れずみなさん悩んでいるのですね……。わたしは今回、初だったのでビックリしました。ひどい風邪引き状態で鼻がつまっていたので、そこら辺が原因っぽい気もしますが(となると、耳鼻科に行くべきなのかしら?)。


帰国早々、こんな話ですみません。。。
でも、旅は楽しかったです☆