すみません、お一人お一人にレスを…と思ったのですが、普段2~3くらいのコメントですらまともに返せぬ遅筆のわたくし(汗)、今回は予想外にコメントが多くなって、うう、これはちゃんとしたレスが返せないかも…と悩んでいるうちにまたコメントは増え、時間もどんどん経ち…で、至極焦っております;なので、今回は、出版に対しての自分の回答のようなものを、皆様に対するレスとして、ここでまとめさせてください。


先日、今話題のムギさん(笑)と飲みました。その話はムギさんちのブログでも書かれているので多くは語りませんが(8割は恋愛の話だったしな)、また改めていろいろと考えさせられたことでした。
「ともかく、バッターボックスに立つこと」ってムギさんは書いていましたね。西日暮里の居酒屋(笑)でも実際に云われましたが、じゃあわたしがバッターボックスに立てない(立たない)理由って何だろう?と考えるに、結局、問題は「“自分がどうしたいのか”がはっきり分かっていない」という点に尽きるのですよね。コメント欄にあった批判のご意見にもそのように書かれていましたっけ…。


ただ、こういうときにあれこれ、例えば「本を出す目的とは?」「わたしには本を出すほどの才能がないのでは?」などと考えても、ドツボにはまるだけなのがわたしという人間(今、これを書くためにちょっと考えたら、マジで頭痛がしてきた)。

どうしたいのかが分からなければ、前にも進めないってもんですが、それを考えても、今日明日に答えが出るものでもない。出るんなら、とっくに出していますもの…。そうやって、うだうだ考えているうちに、また月曜日がやって来て、仕事が机の上に積まれているのです(涙)。


少なくとも明白なのは、「旅行記の続きを書いて、完成させたい」という気持ちで、じゃあそのために手を動かせば?と思うのだけど、つい睡眠や飲み会や読書やドラクエに逃げてしまう、どうしようもなく怠惰なわたし。まあ、昨年からはずっと、仕事量の問題もあってなかなかね…なんて自分にイイワケこいてたけれど、それも、インドの人(笑)こと作者さんなんかに云わせれば「仕事と書くこととどっちを優先させたいわけ?後者を優先させたいなら、今の仕事はそれを侵害してるよね」とバッサリ。ええ、その通りでございますわ(涙)。どちらも取ろうとしてどちらも上手くいかない、二兎を追う者は一兎も得られずってやつです。


また、ムギさんには「とりあえずHPの完成は置いといて、本のための原稿を書いてもいいんじゃないの?」と云われました。

確かに「HPが完成しない~>_<」とうだうだやっている時間が長すぎてかなりムダが生じているなとは思うものの、やっぱりそこが完成しないと、器用でないわたしは先に進めなくて…。とか思う一方で、そこに固執するあまりに、すべての流れが淀んでいる(仕事も含めて)とも思う…ああほんと、わたしって何でこんなにも優柔不断でファジーな性格なのでしょうか???(イラつくよね)


まあ…もっとも必要というか現実的なのは、手軽な娯楽に逃げずに、ちょっとは自分に鞭打って(?)着実に旅行記を書き進めることなんだろうな。明確な光が見えない今のわたしには、「目の前にあることを片付ける」ってことしか思いつかないし、それが(消極的ながら)最善の手段だと思うから。
あとは、前にも書きましたが、“自分のために書く”ってことを忘れないことですかね…。もともと娯楽で始めたことを、ここまで深刻に(?)悩むことの方が、そもそも馬鹿げているのかも知れません。素人なんだから、“自分が好きだからやってる”ってことでいいじゃん、って。


ただ、以前は、出版するなら売れなきゃ意味が無い、売れない本を出すくらいなら、それなりに人気サイトでしたってところで止めておいた方がよほど潔いとか思っていましたが、今は、「売れる売れないじゃなく、目に見える形に残す」ということに、それなりの意味はあるのかなと思ってはいます。例えば、わたしが3年半も何をしていたのか未だによく知らされていない父ちゃんや弟くんなどに、ちゃんと(?)説明できるツールとしてでもいいのだけど、売れようが売れまいが、本として世に出ているという事実があるだけで、いろんなものに対する説得力が違うのかなと。これは以前、「上海漂流」のひろさんに、そんなようなことを云われた記憶があります。どんなに人気サイトであっても、一冊の本を出したという事実の方が重かったりする、みたいなこと(違ってたらすんません)。


まとめとか云いながら、何だかだらだらと書いてしまいましたが(いつものことか)、今回のことでいろいろと反省もし、また勇気付けられもしました。コメントを下さった皆様、また個人的にメールを下さった方々、どうもありがとうございました。なんかほんと、コメントにあったような「結果なぐさめのコメントを求めていらっしゃるのか」ってな結果になっているのが、何とも恐縮ではありますが、何だかんだと陰で見守ってくれている人がいることに、感謝感激です。
まだまだ迷い多く、足元がふらついた状態のわたしを見ていると、非常にイライラすることも多いでしょうが(笑)、それでも読んで下さるという奇特で優しい皆様、これからもどうぞよろしくお願いします。