2008年02月28日

終わる旅

テーマ:

カイラス旅をともにしたSさんという旅人から、帰国のお知らせメールが来ました。
年に1~2度一時帰国はしていたものの、もうかれこれ5年以上も海外を放浪しているSさんが帰って来る。わたしの知っている旅人はもうほとんど旅を終えていて、残っているのはSさんと、あと「けいの無銭旅行記」 のけいさんくらいでしたから(けいさんはまだまだ継続中(笑))、わたしの中でもまた、改めて旅の終わりというものが、大きく刻まれた思いでした。


旅行記でもさんざん書いたけれど、Sさんという人は、ある意味超人的な旅人でした。
いや、旅人という言葉がふさわしいのかどうかさえも分からない、世界を渡り歩く座敷わらしのようでもあり、愛の伝道師(笑)のようでもあり、はたまた精霊のようでもあり…と、完全に人ではない感じですが(笑)、ちょっと人間離れしたようなところのある人なのです。
「町や観光地ではなく、人から人へ旅したい」と云っていたSさん。その言葉どおり、(現地の)人の中にあれほどすんなり溶け込んでしまう旅人を、わたしは他に知りません。あるときはジャングルの中の少数民族と暮らし、あるときはアフリカのド田舎の農家で暮らし…何しろ、ホテルで泊まることがほとんどない、つまりほとんどが民泊だというのですから驚きます。彼女の話を聞いてしまったら、『ウルルン滞在記』を観て流した涙を返してほしくなるくらいです(笑)。
現地人とはケンカばっかり、さりとて旅人の輪に積極的に入っていくでもない内向的なわたしの旅とは雲泥の差。たまにもらうSさんからの長いメールを読むたびに、自分の旅のスカスカさ加減を情けなく思ったものでした。


そのSさんの旅の終着点は、偶然にも、わたしと同じ香港。
直前までジンバブエにいたというSさんは、物が豊富で日本と同じような香港には「ここには住みたくないなあ…」とややうんざりしている様子でしたが、一方で「日本での生活に備えて、今日はお買い物に励んでしまいました。調味料類のほか、ブーツ2組にブラウス、マスカラ、口紅、香水…。後はGパンと中華なべ。VISAカード使ったりして、こんなことでいいのかしら」なんて乙女っぽい記述もあって、Sさんらしくないけれどその分ちょっと微笑ましかったりして。


それにしても、旅人が旅の終わりを決めたことを知ると、いつも胸がきゅうっとなります。
どんなに長い旅も、いつか必ず終わるということを、改めて思い知らされるのです。
しかし、旅の終わりはすべての終わりでは決してないし、人生はその後も続き、かたちや規模は変わっても、広義での“旅”は続いていくのだろうと思います。ってか思いたいです。
日本での都市型サラリーマン生活においては、旅は一見、死んでしまったかのようにも思えますが、そうではなくて、それは地下水脈のように静かに音を立てて、今も自分の中に在り続けているのだろう、と。


「今、旅が終わるという感慨はありませんが、思い起こすなら、こうして幸福で自由な日々を送らせてもらえたことへの感謝を改めて覚えます。帰ってからのことが明確になっているわけではなく、帰ってみて、自分の心に起きるものを見てみようと、静かに思っています。(中略)
何がどうなるか、みてみよう。
何処へでも行けるきもち。」
Sさんはメールにそう書いていました(たくさん引用してすみません)。
わたしは、自分が旅を終えたときの気持ち、今まさにSさんが見ているであろう香港のさまざまな風景を思い出して、ちょっと泣きそうになりました。勤務中なのに。


Sさん、長旅おつかれさまでした。
そして、お帰りなさい。
無事に帰って来られること、幸せに旅を終えられること、友人として、また同じ旅人として、とてもとても感慨深いです。
落ち着かれたら、おいしいケーキでも食べに行きましょうね~ケーキ

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2008年02月22日

1月のかわいいものBEST3

テーマ:かわいいもの

喉に巣食った悪魔がいっこうに立ち去りません…ゲホゲホ
もうサナトリウムにでも入った方がよいのではないでしょうか…ゲホゲホッゲホッゲホッゲホッ


ということで、遅くなりましたが1月のかわいいものたち。
スペシャルバーゲンエディションと称して、3つと云わず10でも20でも載せてみようかと思ったのですが、最近どうも生活が荒れ気味で、なかなかそのような余裕がございません。
今回はわたしにとってのいわゆる“御三家”で取り揃えてみました。


【第1位】
ジェーン・マープルのエッフェル塔&プードル柄スカート


jane-skirt


いやーしかし、今はもはや昔ですが、ラフォーレのバーゲンはアツかったな~(笑)。
ラフォーレの開店が9:00で、わたしがジェーンのお店にたどり着いたのが9:10頃。それでもすでにすごい人だかりで、店内もひとしきり荒らされた後って感じでした。
それでも、1時間ほど粘っているうちに、なくなっていた商品がふいに舞い戻ってきたりして、このスカートはその戦利品。実は、バーゲン前日にこっそりリサーチしてたのさ(笑)。50%オフで17220円。定価ではとても買えんわ。。。


プードルとエッフェル塔という、普通に考えると何でやねん!な組み合わせも、乙女的には至極しっくり。しかもエッフェル塔は金のスパンコール!
このシリーズのジャンパースカートってのもあって、どちらにしようか悩みましたが、汎用性が高そうなスカートにしました。
でも、そのわりに、あんまり着てないんだよなー実は(爆)。クラシックな雰囲気で着こなしたいのですけど、けっこう合わせる服の選択が難しいのよねー…。
冬が終わる前に、もうちょっと活躍させよう…。


【第2位】
エミキュのタータンチェックスカート&リボンカーディガン


emily-skirt&cardigan


何だかんだで今回のバーゲン、いちばんカネを落としたのがエミキュかも知れない。40%オフと、なかなか渋い値下げ率なのですが。。。
これは数ある戦利品の中でも乙女度の高いもの。スカートが10710円、カーディガンが9240円。


この配色のタータンチェックはエミキュっぽいですね。タータンチェックというと英国風のトラディショナルなイメージになりがちだけど(もしくはパンクス風)、あくまでもポップなのがエミキュ。
しかしこんな丈のスカート、あと何年着られるのでしょ…。


そして、カーディガンも形はシンプルながら、ピンク&ドットのリボンがべったりと貼り付いている(笑)のがやっぱりエミキュだねー。
同僚には、「まーでも、これならフツーの人でも着られるよね」とゆわれました。わたしはフツーの人ではないのでしょうか。。。


【第3位】
ミルクのスプリングコート

milk-coat


ラフォーレのバーゲン真っ只中に、ひっそりと入荷されていたスプリングコート。
この日は相当出費したなー。。。(遠い目)
これは定価33390円のところを7掛なので、23370円ですかね。


昨年わたしは真っ赤なスプリングコートを着たい!と思い、あちこち探し歩いた結果、原宿の「ベイビージェーンキャシャレル」という超ガーリーなお店(何と日本から撤退したらしい!泣)で素敵なのを見つけたんだけど、たまたまサイズがなくって、「新宿店ならあるみたいですが…」とか云われて、じゃあ後日行って見ますとか云いながらその後機会を逃しまくって、そんなある日ヤフオクで見つけたピンクのコートを買って妥協したのだけど、実際届いてみると自分の狙ってた感じのものではなくて、結局お気に入りのスプリングコートを入手できずに昨春は終わったのでした(長え~!)。


…というアツい(?)経緯がありながらも、今は寒いこともあり、写真を撮るまでずっとクローゼットの端っこでビニールかぶったまま吊るされていたくらいですが、来月になったら毎日着用しようと思います。ミルクにしてはけっこう普通のコートだよね(笑)。
え?30過ぎて真っ赤なコートの女は変態?前開けそう?ほっといてよ!


【番外】
うっかりペネロペグッズ


penelope


12月に野村家で居候していた際、子どもちゃんと一緒にTVで観ていた『うっかりペネロペ』。
子どもちゃんがめちゃくちゃハマっていたのだけど、わたしは最初あまりピンと来なかったのです。ミッフィーの方がぜんぜんかわいいじゃん!と。しかも、コアラということにしばらく気づきませんでした(クマだと思ってた)。
しかし、野村家を出る頃にはわたくしも、すっかり(うっかり)ペネロペのとりこに。
アニメもかわいいけど、絵本のタッチがもう、震えるほどかわいいの。あたたかくて、やさしくて、ちょっととぼけていて、何だか分からないノスタルジーを強烈にかきたてられる。
(ちなみに子どもちゃんは、ペネロペの放送がミッフィーに変わって、激しく落胆していたそうな)。


で、これらは『KIDDY LAND』のペネロペコーナーで買ったものたち。
あー大人でよかったと思うのって、こういうとき。子どもだったら、「1つにしときなさい!」とかってガマンさせられるもんね(笑)。でも大人は全部買えちゃうのだ。まあ、しめて3000円はしないくらいのものだけど…。


ペネロペの顔ポシェットは、完全に幼児向きにつくられているため、ヒモの長さが全然足りないのですが、無理やり斜めがけしています。冷静な目で見ると、だいぶアホの子みたいです。


真ん中のは、水道の蛇口にはめるとペネロペの手がパタパタするというもの。何も考えずに買ってしまい、帰ってきてウチの蛇口を見ると全然対応してないことが判明。。。野村家で引き取っていただきました。


小さいのはヘアゴム。ペネロペがプリントされたくるみボタンがついてます。かわゆい☆

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2008年02月13日

バンドやろうぜ!(笑)

テーマ:上京後

久しぶりにひどい風邪を引いております。。。
医者に見せたら、軽い気管支炎とゆわれました(でも大したことはないって)。
先週の中ごろ、急に喉がおかしくなって声が出なかったのが、ちょっと回復してきたのかと思いきや、今度は咳風邪へとトランスフォームしております。
特に夜中、寝床に入ってからがツライ。いったん咳し始めると止まらないんですよ。メキシコで正月迎えたとき、確かこんな感じだったわ…咳しすぎて吐いちゃうみたいな。
一人布団に包まって咳いていると、もうこのまま死んでしまうのではないか、ていうかもう死ねばいいのに、とか思います。ゲホゲホゲホゲホゲホ。。。


そんな、病がちで風前の灯のような昨今ですが、今日はうれしいことがありました。
なんとっ、実家からベースとアンプが届いたんですよ~♪
…って、えらく唐突な報告ですが、さらに唐突なことに、実はわたくし、ベースを始めようと思っているの。31も半ばになって、何をとち狂ったのやら(笑)。


そもそものきっかけ…を、どこに設定すべきなのか悩みますが、直接の起因は昨年末、旅仲間の青年がやっている社会人バンドの練習スタジオに遊びに行ったことでした。
最初のうちぼんやりと演奏を聞いていたところ、せっかくだからコーラスに入ってはいかがと云われ、そのまま何となくコーラス担当(一応)に。今年に入ってからは、隔週に1~2回ペースくらいでスタジオに行き、青年の彼女と一緒に「アー」とか「ウー」とか云ったり、サビの部分をハモったり、たまにはメインで歌ったり、てなことをやっております。


でもコーラスって、いればいたでいいけど、いなけりゃいなくてもいいわけで、なんかこの“存在の耐えられない軽さ”がもどかしくって、ベースを始めることにしたのです。ま、すでにベース担当はいるのでわたしは要らないんだけどさ(笑)。
何でベースなのかって云うと、単純に、スマパンのダーシーに憧れてるから。
ダーシーの演奏技術云々はよく分からんのですが(アルバムのベースはほとんどビリー・コーガンが弾いていると云うし)、単純にあのバンドでのあの立ち位置という存在そのものがカッコいいんだよなあ。
ま、あとは実家にベースがあったからっていうのと、昔ドラムとギターをかじってそれぞれザセツしているからという理由もあります。。。


実は…と云うほどでもないけれど、10代の頃から、バンドというものをやってみたいという気持ちは脈々と続いていたのです。
その辺の紆余曲折を話すとえれー長くなるので今回はやめておきますが、要は「音楽をやるならプロ目指さないと意味なくない?オールorナッシングでしょ!」なんて不遜にも思っていて、でもプロなんかにそうそうなれるわけもない→目指すならもっと若い頃から何らかの活動をしておくべきだった→今からヘタに手を出しても仕方ないじゃん…という結論に至ったわけです。
だから、わたしの中でバンドというのは、ある意味鬼門というか、封印された存在でした。高校からの友達がプロを目指して頑張っているのをずっと見てきているのもあって、なんだか迂闊にふれられない領域だったのです。自分自身の音楽の世界も狭いしね。


でも今は、プロなんか目指せる年齢では(いよいよ)ないし、もっと気楽な気持ちで音楽にふれてみてもいいのかなーって思い直しています。
たかがコーラスと云えども、ハモリがちゃんと入れられると気持ちがいいしね。楽器ができるようになるともっと楽しいだろうなあ。
まあわたしは、声も大してよくないし、楽器もこれからだし、そのうちクビになるかも知れないけれど(笑)、いつもの悪いクセで「わたしなんかこのバンドに必要ない存在なんだわ」ってなヘンな劣等感に悩まされないよう、あくまでも気軽に、純粋に楽しもうと思います。
いやー遅すぎる青春って感じだなあ(笑)。でも、今日より若い日は、もうこの先絶対に訪れないからねえ。


ちなみにベースはフェルナンデスの安物だそうで。
弟くん→父ちゃんへと受け継がれているもので、「GO!PUNKS」などというヘンなシールが貼ってあったりして若干萎えますが(苦笑。父ちゃんはこのシール貼ったまま演奏してたのか…)、今のわたしには宝物。家族みんなが使っているというのも、なんだか愛着が湧きますね。
さ、頑張って今日から練習だあ~。でも風邪が~ゲホゲホゲホゲホッ(号泣)

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2008年02月06日

バレンタイン直前~ガソリンの燃やしかた

テーマ:上京後

街、特にお店関係は軒並みバレンタインモード。
あー今年も何のカンケーもねー…と苦虫を噛みつぶしつつも、赤とピンクのハートモチーフにはやっぱり乙女心がくすぐられますね。


片思いの人のための国民的イベントを横目で見つつ、片思いといふものについて思いを馳せる仕事帰り。
ポジティブな気持ちのまま人を好きでいられたらいいのにね。と思います。
独占欲とか自己卑下とか嫉妬とか策略とか逆恨みとか疑心暗鬼…そういうのから自由なままで。


そう考えると、片思いの初期(の初期)ってのが、恋愛のいちばんいい時期なんじゃないかという気がしますね。
まず、その段階というのは、相手のことが200%カンペキな王子様に見えていて、世界でいちばんこの人がステキ!とか思えちゃう。
そしてこの美しき勘違いが、生きていくうえでのあらゆる行動のガソリンとなるわけです(しばらくの間)。
その人のことを心に思い浮かべるだけで満面の笑顔になれたり、その人の名前や誕生日が宝物のように大切に思えたり、何でもできそうなパワーが湧いてきたり、もっときれいになろうだの、仕事を頑張ろうだの、周りの人にもっとやさしく接しよう、募金もしよう(笑)…だのといった、普段の自分のキャラからはありえない(笑。わたしの場合ね)ポジティブさをにわかに身に着けられたりする。
ああ、何て安上がりなんでしょう、片思いってやつは。コストパフォーマンスのよさにかけては、そこらへんのお得商品なんかよりずっと上なのじゃないかしら。


そんな、すてきな片思いのガソリンでいつまででも走れたらいいのにって思うけれど、実際は、そういう気持ちを保ち続けるのは難しいですよね。
そいつは雪の結晶みたいに、美しい分だけ本当に儚くって、今にも壊れそうに光っているそいつを、必死で手のひらの中で守ろうとするんだけど、気が付くと黒くてやたらに重いかたまりに化けていたりするのです。
♪あなたが生きている今日はどんなにすばらしいだろう~(@TRAIN-TRAIN)なんていう殊勝な気持ちはどこかに置き去りになって、代わりにあなたを自分のものにすることで頭がいっぱいになる。そうなるとガソリンは廃油になって、自分を走らせるどころか足もとでドロドロに凝固し、動けなくなってしまう…。
前のなんて、それに気づいていながら、手の施しようがなかったんだよなあ。それでほんと、かっこ悪いことをいろいろしちまったもんだ…(ちょっと小声)。


でも、その人を自分のものにしようと思わないで、その人と良い仲(笑)になることなんて、できるのでしょうか?
やっぱり、居酒屋でサラダを取り分けるところから始まって、さりげないタッチやら、酔ったフリして終電を逃したりやら、細かい業務を次から次へと遂行させなければいけないんじゃないの?(笑)それこそ今だったら、バレンタインのチョコレートを渡すべきか否か、如何にして渡せば印象に残るか、みたいなこと。
…そう考えると、片思いはとたんにリアリティの垢にまみれて、めんどくさくなりますけどねえ。


まあいずれにしても、今年こそは幸せな恋愛をしたいものです☆

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