今朝の画像です。
科学技術週間(4月15日~4月21日)に合わせて熱海市相の原町にある、公
益財団法人『新技術開発財団』の研究施設『植物研究園』が一般公開されてい
ます。
紅葉しているのは、『ノムラカエデ』です。
春から初夏にかけて紅葉します、秋にも紅葉します。
園内には、10本位あります。
周囲の新緑と鮮やかな対比をなしています。
ここ『植物研究園』は、JR熱海駅より相の原行きの路線バスにのり「上相の
原」下車すぐの場所にあります。
年に一度のこの時期に一般公開される『植物研究園』は、リコー三愛グループ
の創始者の故市村清氏の提唱で創設された財団が、市村夫妻の別荘を改修
して開設されたものです。
別荘は、清恵荘と呼ばれました。
広さ1万2千平方メートルの敷地内に110種以上の樹木、200種以上の四季
の折々の草花が生育されています。
ラン科の多年草の『クマガイソウ』です。
花の袋状の唇弁を平家物語に登場する熊谷次郎直実の母衣(矢を防ぐ武具)
に見立てて名づけられたそうです。
群生が見頃でした。
天城シャクナゲ。
野趣あふれるこの『植物研究園』の公開は、4月21日(日)
までです。
AM9:00~PM16:00
市村清氏が創設された『三愛』とは、
『人を愛し、国を愛し、勤めを愛す』の3つの愛をとって命名されたそうです。