続・衝撃的な事実 | バンザイ!! デジタル新製品!!~デジモノたちに首ったけ~

続・衝撃的な事実

以前、私の祖父「宗玄」について少し語らせていただきましたが、これはその前の話です。

以前の記事。





東北は、雪害が生活に影響してくる。

小学校6年の時、宗玄、父、ボクの3人で雪下ろしをしていた。

父が2階の屋根、宗玄はお寺の参門周辺、


ボクは1階の屋根の雪下ろしをしていた。

2階屋根の雪下ろしに興味が出てきて、


ハシゴから2階の屋根へ上っていった。

「こっちさ来んな!!あぶねぇから!」

父の言葉も聞かず、好奇心から地上から6mの高さに到達した。

「大丈夫、大丈夫!」そう言って、屋根の端の方へ歩いていった。

「ばかやろう!!そっちは、、、。」

父の声は途中で途絶えた。

いつのまにか「屋根」ではなく、ただの雪の上にいたのだった。

運悪く、まだ雪の落とされていない地面へ叩きつけられるのがわかった。

と、その時である。

急に体が軽くなり、雪のクッションのあるところにフワリ着地した。


「え?....。」


辺りをキョロキョロ見回すと、じいちゃんが鋭い眼光でこっちを見ていた。

両手を微かに光らせながら。












それから3年が経ち、ボクは15歳になった。

中学最後の元旦の夕方、ボクは2階の屋根の雪下ろしを一人でしていた。

あの時よりは、ずいぶんたくましくなったと自負していた。

「なっくんよ、もう暗くなった。こっちさ来て、甘酒でも飲みなさい!」

参拝の方も少なくなり、一息しようと宗玄が土間から呼んでいた。

「なっくんも、すいぶんと働くようになったのぅ。」

宗玄は、「あの時」見せた眼光は微塵も感じさせず、

ただニッコリ笑って言った。

「うん、ありがと、、、。」


どうしよう、、、。「あの時」のことを聞きたい、、、。


「じ、じいちゃん!3年前、ボクが屋根から落ちた時、何をしたの!?」

「.......。やはり気にしておったか、そろそろ話してもいいじゃろう。」

「ちょっと見ておれ、、、。」

宗玄はゆっくり立ち上がり、押入れのふすまを開け目を凝らして何かを探していた。

「ほいっ!......。ほれ、見てみぃ。」

宗玄は、三ツ目のカエルの様な生き物の首根っこをつまんでいた.....!!

その生き物は、びっくりした様に真ん中の目をパチパチさせている。

「これはのぅ、普通の人間にゃ見えんて、今ワシのチカラでおまえは見えておる。」

「え?あ!これ、、、。知ってる!子供の時見た!!」

「ホホ?そうか、やはり血は争えんな。」

子供の頃、変な生き物たちと遊んだことなどを話すと、うれしそうに宗玄は言った。

「この能力はのぅ、ひと世代おきに表れる。


ワシの前は、秀玄じいさま、ワシの後は、なっくん、おまえじゃ。」

続けて、強大な悪の意識のこと、

自分が漫画「孔雀王」のモデルだったこと、


そして、その「孔雀王」の情報提供料でキャバクラに行きまくったこと。




最後にボクは宗玄にこう言った。


































このエロじじい!!!




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