10/18、豊島区総合防災訓練が実施されました。

目的は、首都直下地震の発生を想定して、豊島区、防災関係機関等、地域住民が一体となった防災訓練の実施を通じて、協力・連携体制の確立と地域防災力向上・防災意識の向上を図るとともに、災害応急対策活動の実施を目指す、ものです。

訓練の内容については、
9/10の防災・震災対策調査特別委員会のBlogに記載していますので、
そちらをご覧ください。
「9/10(木)防災・震災対策調査特別委員会」

救援センター開設通信訓練は、巣鴨小学校でヒアリングをしました。
イエデンワ、防災無線ともに、携帯電話のような使い方なので、特に戸惑うことなく使用することが可能だったとのこと。
巣鴨小学校では主事室に配置されています。

イエデンワ
イエデンワ

防災無線
防災無線

西巣鴨小学校と池袋小学校では、救援センターにおける地域合同防災訓練(発災対応型訓練)を実施。
私は西巣鴨小学校での訓練に参加しました。
西巣鴨小学校訓練1

西巣鴨小学校訓練2

西巣鴨小学校訓練3

全職場訓練、救援センター開設訓練など、特に混乱なく無事に終了したとのことです。

小学校へのヒアリングによると、実際に発災した際には保護者が迎えに来ない限り子供を単独で帰宅させることはない、というルールで徹底されているので、この戸惑いはないとのこと。
3.11の際に小学校が混乱したのは、発災時刻では既に低学年は下校していたが、中学年以上がまだ残っていたという状況だったため、とのことでした。
発災の時間帯によっては確かに判断が難しいかもしれません。
災害が起きた時に区や教育委員会が逐一現場へ指示を出すのは不可能であろうと考えられます。
従って、子供たちへの対応は各校での管理職による判断が重要になります。
このようなことを課題として想定しておくことが必要なのだろうと思います。

関係諸機関が不在の防災訓練時には、救援センター立ち上げの際に各町会との役割分担に混乱が見られましたが、町会へのヒアリングでも今回の訓練での問題は特になかったとのこと。

配備された機器の使用方法については混乱がなかったのは何よりです。

首都圏直下型地震は30年以内に70%の確率で起こるといわれております。
今後もハード面、ソフト面の備えを充実させる必要があります。