先月の豊島副都心開発調査特別委員会にて、大塚駅周辺整備事業についての説明が都市整備部よりありました。

大塚駅周辺整備事業とは、
▼大塚駅南北自由通路(既に完了)
・自由通路整備(豊島区)
・駅改良(JR東日本) エレベータ1基、エスカレータ2基、コンコース等
▼大塚駅南北駅前広場整備
・南口駅前広場:約9,200㎡
・北口駅前広場:約6,500㎡
▼自転車駐車場整備
・収容台数:約1000台(出入り口:スロープ、階段2か所、エレベータ1基)
※JR駅ビル地下駐輪場と2か所で接続
などのことです。
(JR東日本による大塚駅南口の駅ビルのプレス発表について→6/30Blog

駅前広場整備の計画は結構壮大なものです。
南口のバス停、タクシー乗り場を吉野家のブロックへ集約。
空いた駅前のロータリーの地下に駐輪場を作り、地上は区民の広場として整備。
歩行者優先の駅前とする為、通過交通は迂回。
北口も通過交通を排除し、歩行者空間の拡大をすることを検討しているところです。
駅ビルが完成し、この広場等の整備が進んだら、正に大塚駅周辺の風景は一変することでしょう。

大塚駅周辺を考える会、北大塚連絡会議などとの地元協議を経ながら進められております。
スケジュールとしては、
・大塚駅南口駅ビル:着工H23.11月→開業H25.秋予定
・南口自転車駐車場整備:着工H25→H27中予定
・南口駅前広場整備:着工H24→H27末
・北口駅前広場整備:着工H28→未定
南口から先に着手する工程になっており、今のところ南口周辺整備に関しての方が地元との議論も活発です。

大塚駅南口の駅ビルにつき、余り把握されていない方が地元に多いように感じております。
この席上で、私からは計画が進んだ場合の地元への説明会実施を要望しました。
地元の方が協議に参加されているとはいえ、そういった場に参加できるのはどうしても一部の方に限られてしまいます。
広く一般向けの説明が必要でしょう。

その他、都電の大塚駅前駅までの連絡通路確保についての確認が自民党の議員から出ました。
雨天時でも乗り換え時、雨に濡れないような屋根つきの通路を付けるように以前から要望していたが、どうなったのか?という確認でした。
これに関しては、区とJR東日本間でまだ細かい打合せが済んでいないようでした。
北口の連絡通路の整備を以前から求めていたところ、南口に新しい連絡通路を作る見込みということで議員側が矛を収めていた経緯があるとのこと。
確かに乗り換え時での移動する通路に屋根位は付けてもらいたいですね。
これについては、今後調整する内容です。

大塚のよいところは残しつつ、更に魅力あふれる街づくりを進めていきたいです。
自分自身が生まれ育ち愛着がある大塚の今後につき、これからも注視し、関わっていく所存です。