真のお父様無能化工作第一のシナリオ―涙まみれの爆破者宣布文 | 聖霊のもとにーメシヤの涙

聖霊のもとにーメシヤの涙

心の中に神様が入ってこられ、いらっしゃれば心が分かります。
神様が心の中に入ってこられれば、壁も突き通して見ることができ、
じっと座りながら何千年前に死んだ聖人たちを運行させることもできます。

結果が現れてから、その事象が何を意味するものであったのかを、はじめて悟らされて歯噛みしたことはないだろうか。それが命を左右するような重大な願い事だったのに、意味を悟れずに行動できず、その人を失う結果となってしまったならば、その願い事は永遠をかけても果たさねばならない遺言という形になるのだろうか。

2011年初頭、真のお父様聖和の一年数ヶ月前の朝の訓読会・・・。そのビデオの画面で、真のお父様は穏やかな表情で、徳川家康と西郷隆盛の名前を口にした。さらに穏やかに、「日本の歴史を紐解きなさい。」と御言として語られた。その御言に込められた真実を悟れた者が、何人いたのだろうか。私も充分には悟れなかったので、それがいつの訓読会なのかを確認することもなかった。あの時、私は教会の雑用係で、インターネットで配信された訓読会の動画をダウンロードし、DVDに焼き付けたのだ。

1994年に環故郷する数年前から、「アベルの正道」を失った統一教会には、必ず危機状態が訪れると感じた。その時こそ、日本の歴史の同時性解釈が必要になると思い、神様の摂理に関わる歴史的事件を調べてきた。それなのに、私は「日本の歴史を紐解きなさい」と語られたその意味と、真のお父様の心情を推し量れず、ただの傍聴者と化していた。

この「聖霊のもとに―メシヤの涙」で改めて「霊性日本史」を公開しているが、キーを打っている自分も、歴史的人物の名前の羅列に辟易し、読者のみなさんも読むのに苦労するだろうと感じてしまう。原理と出会う数年前、真実を求めて聖書を手に入れたが、果てなく続く名前の羅列に辟易して読むのを断念した。そこに、人々を導く真実と愛が秘められているのに・・・。

何ゆえに、聖和の前年に「日本の歴史を紐解きなさい」と語られたのか。何ゆえに、徳川家康と西郷隆盛の名前を上げたのか。「神様と真のお父様を泣かせた家康のイサク献祭―歴史を変えた三日間―」の記事を公開して、私ははじめて理解した。

(これ以降の記事は「神様と真のお父様を泣かせた家康のイサク献祭―歴史を変えた三日間―」クリックの記事を読んだ上でないと理解できないので、読まれていない方は面倒でも読んでください。)

徳川家康は、日本における歴史的蕩減復帰の上で、聖徳太子の代理使命者として立っている。サタンは、聖徳太子を直接に殺害できる条件を握っていなかったので、病没という形で抹殺した。徳川家康においても同様だった。そこでサタンは、織田信長を動かし徳川の嫡男・信康の嫁となった娘・徳姫の讒言を利用し、「信康を殺害しろ」と家康に命じる。

強大な権力を持つ織田信長へ逆らうこともできずに、泣く泣く家康は妻と嫡男を殺害せざるを得なくなった。信長自身にとっては、自分の嫡男よりも優秀と見られた家康の嫡男殺害は、自分の権力の地盤固めであったが、サタンにとっては、藤原鎌足の代理使命者として立つ、豊臣秀吉の地盤を固めるための第一のシナリオであった。

この事により、家康が恨み骨髄に落ちたなら、サタンは命を奪える条件を手に入れることができた。次に起きるサタンにとっての第二のシナリオである本能寺の変で、織田信長の命とともに、徳川家康の命も取ることができたはずだった。

ところが家康は、妻と嫡男を殺害して後に、三日三晩を城にこもり泣き明かした。ただただ、妻と息子の死を悼んだ。それは織田信長に対する恨みを超える、純粋な息子と妻に対する愛ゆえに取らざるを得なかった行動であった。家康は十四年に及ぶ人質生活の中で、人知れず他者を配慮する心を培った。その間、上人より仏教の教えを学んだといわれる。人生の辛酸をなめる過程で、それらの教えは心に染み込んで行った。それゆえに、天界が働ける要素も備えていた。

このようにして、サタンに相対できる条件を渡さなかったがゆえに、天軍は家康を守り続けることができた。本能寺の変において、織田信長と嫡男・信忠は自害に追い詰められたが、家康は脱出し三河に帰ることができた。

真のお父様は、徳川家康に降りかかった妻殺しと息子殺しの痛みを、歴史上誰よりも理解し、ともに泣いた方であることが、私にははじめて理解できた。

2010年6月5日、真のお父様は「異端者・爆破者宣布文」を、幹部たちの顕進様への讒言を利用した真のお母様と、そそのかされた亨進様の策略により書かせられる。サタンにとって、真のお父様を貶める第一のシナリオであった。真のお父様はすべてを悟られていた。お父様以外のすべての統一教会の人々がサタンに侵されてしまっていることを・・・。私もその一人だ。サタンは情報を駆使して、その状態を作り上げた。一部に侵されなかった方々もいるだろうが・・・、サタンの勢力になんのダメージにもならない、ひと握りの食口にすぎない。

真のお父様は、この状態で顕進様を擁護しても、混乱に落ちるだけであり、真のお母様を攻めてしまえば、サタンに真のお母様と真の子女様の命を奪う条件を渡しかねないことをご存知であった。そこで真のお父様は泣く泣く異端者・爆破者宣布文にサインせざるを得なかったのだ。

2011年初頭、真のお父様の訓読会での「日本の歴史を紐解きなさい」という御言は、全世界の食口が聞いただろう。そこには、真の家庭に降りかかる出来事への、予言も秘められていた。だが、そこに込めたお父様の願いと心情はすべて流されてしまった。

そして、サタンの真の家庭破壊作戦は、真のお父様を追い詰める第二のシナリオへと進んでいく。それに対処する真のお父様の心情を理解したなら、私たちは真の愛の深さに泣かざるを得ないだろう。

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