こんにちは、高野慎吾です。

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あなたは

「人」という字の成り立ちを

知っていますか?

 

 

昔、金八先生が

人と人が寄り添っているからだ

と、言いました。

 

 

なるほど・・・と思いつつ

辞書を引くと

横から見た人の手と足を意味する

「象形文字」でした。

 

 

確かに、人は一人。

自分の力で歩いていく

存在なのかも知れません。

 

 

因みに、人の為(ため)と書いて

偽り(いつわり)と読みます。

 

 

人の為ではなく

本音としては、自分の為

と言うことでしょうか?

 

 

さらに調べると

「為」という字に意味がありました。

 

為=手+象で

人が象を手なずけることなんです。

 

 

そこに「手」編がつくので

人が作為的に手を加えて

物や本質をゆがめる

という意味が加わったようです。

 

 

一言で言えば

「作為がある」

ということですよね。

 

 

そして、偽りの反対語となれば

「真」です。

 

 

あなたにとって、「真」とは何でしょう?

真の人生、真の生き方とは

どんな人生、生き方でしょう?

 

 

私たちは、時々

「あいつの為にやったのに!」

「誰のためにやったと思っているんだ!」

 

 

こんな言葉を使いがちですが

改めて

自分のあるべき姿を

考えてみたいと思います。

 

 

 

 

その手がかりの一つとして

ある方から教わった

「素直」、「率直」、「正直」について

考えてみました。

 

 

あなたは

この違いが分かりますか?

 

 

「素直」は

ありのままで、飾り気のないさま。素朴。

従順。まっすぐ。くせがない。

 

 

「率直」は

ありのままで隠すところがないこと。

 

 

「正直」は

正しくて、うそや偽りのないこと。

 

 

どれも似ていますが

あえて言うと

 

 

「素直」は

正しいかどうかはさておき

素朴にそのまま直す感じがします。

 

 

「率直」と「正直」は

自分の考えや正しいと信じていることを

相手に述べる

という意味で似ていますが

 

 

「率直」は

事柄に対して

真直ぐ、ありのままである。

 

 

「正直」は

人の在り方として

真直ぐで、ごまかしがない。

 

 

そんな違いがあるように思います。

 

 

こう考えると

私達が、ストレスがなく

自分らしくあるためには

 

 

できる限り「自分に正直」でありたい

と思います。

 

 

 

 

ただ、冒頭の金八先生ではありませんが
あなたの考えを

ただ「正直」に伝えても

人間関係は、上手くいきません。

 

 

なぜなら

相手にも、相手なりの

正直な思いがあり

それがあなたと相いれない可能性が

あるからです。

 

お互いに感情的になる恐れが

あるからです。

 

 

そこで、社会に適応するには

自分と他人の「それぞれの正直」を

どうマッチングさせるかが

大切だと思います。

 

 

そこで思い出すのが

松下幸之助さんの言葉です。

 

 

「互いに責めあい、非難しあって

暗い心で生活していくより

 

 

温かな心を通わせ、許しあい

励ましあって生きていこう。

 

 

そして、お互いに

最も好ましい生き方を

実現させるには

 

 

それにふさわしい考え方や行動を

することが大切で

 

 

その根底には、素直な心がある」

と語っています。

 

 

私は、この言葉を

次のように解釈しています。

 

 

自分が正しいと思うことを述べ

いつも相手に勝とうとする

WIN(自分)-LOSE(相手)の関係ではなく

 

 

相手の正直な気持ちや考えを

否定せず

まずは素直に認め、聴き

 

 

そのうえで

自分の正直な考えと相手のそれを合わせた

第三の考えの中に

 

 

両者が納得できる

良い解決策があるという

WIN(自分)-WIN(相手)の関係が大切だ。

 

 

 

そして、どんな人にも

自分の気質や環境で身につけた

独自の思考や行動のクセがあります。

 

 

10人いれば10人のクセがあります。

 

 

それぞれが

正しいと信じているそのクセは

 

 

どれが正しくて

どれが間違っているというものでは

ありません。

優劣や正誤もありません。

 

 

なので、社会の中で

自分のあるべき姿や生き方を

考えるときは

 

 

自分の正直さだけに執着したり

いつも自分は正しく

相手が間違っているという

思い込みを捨て

 

 

まずはフラットな心で

あるがままに

相手の正直な話を聴き

 

 

相互信頼と理解のもと

お互いの正直さを掛け合わせた

第三の正直な答えがある!

 

 

そんな素直な心が大切なのでは

ないでしょうか。

 

 

そして、素直で

しなやかな心が育つと

 

 

自信を失っている時も

自分のできてることや強みを

思い出したり

 

 

判断に迷っている時は

視点を、現在ではなく

未来に向けることで

なりたい自分に思いを馳せることが

できるように感じます。

 

 

改めて

あなたはどれくらい正直ですか?

どんな素直さを持っていますか?

 

 

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人生設計コーチ 高野慎吾(たかのしんご)

銀座コーチングスクール認定プロフェッショナルコーチ▶GCSコーチ紹介のページ

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