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以前も官邸のチェルノブイリ福島とチェルノブイリの原発事故の比較に
関する首相官邸ホームページ専門家グループ解説の医学的疑問点
投げかけてた方です。詳細は上記リンク先でどうぞ
pdfはこちらで
福島とチェルノブイリの原発事故の比較に関する首相官邸ホームページ専門家グループ解説の医学的疑問点
今回も福島の甲状腺検査の結果を受けて5月に意見書出されてます。
意見書
「今、福島の子どもたちに何が起こっているのか?」から抜粋
―甲状腺障害、呼吸機能、骨髄機能を
チェルノブイリ事故等の結果から考察する―
松崎道幸(深川市立病院内科・医学博士)
2012年5月12日
松崎道幸医師からの意見書 >こちらに詳細がぜひ保存を
消される恐れはありますので。
要旨より。
■調査の結果わかった甲状腺障害
1. 内外の甲状腺超音波検査成績をまとめると、10 才前後の小児に「のう胞」
が発見される割合は、0.5~1%前後である。
2. 福島県の小児(平均年齢10 歳前後)の35%にのう胞が発見されていることは
これらの地域の小児の甲状腺が望ましくない環境影響を受けている
おそれを強く示す。
3. 以上の情報の分析および追跡調査の完了を待っていては、
これらの地域の小児に不可逆的な健康被害がもたらされる懸念を強く持つ。
4. したがって、福島の中通、浜通りに在住する幼小児について、
避難および検診間隔の短期化等、予防的対策の速やかな実施が強く望まれる。
5. 以上の所見に基づくならば、山下俊一氏が、全国の甲状腺専門医に
心配した親子がセカンドオピニオンを求めに来ても応じないように、
文書を出していることは、被ばく者と患者に対する人権蹂躙とも
いうべき抑圧的なやり方と判断せざるを得ない。
■呼吸機能 骨髄機能
1. 福島県中通地方は、チェルノブイリの高汚染地区に匹敵する
放射能汚染が続いている。
2. チェルノブイリの疫学調査から、そのような地区に長期間居住する子供たち
に深刻な呼吸機能異常と骨髄機能異常が見られることが指摘されている。
3. 将来のあるこども達に起こるおそれのある不可逆的な健康被害を
予防するためには、速やかに汚染地域から避難する必要があることは
明白であり、それこそが痛苦のチェルノブイリ事故から我々が学び
取るべき教訓である。