個性的な写真を撮ってみましょう(1) | ブローニーのブログ

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モデル撮影会の写真を中心に記事を書いてます。
モデルさんの素敵な笑顔の写真がいっぱいです。ポートレート撮影のノウハウも公開しています。

一眼レンズキットやWズームレンズキットを買って本格的に写真を始めてみたものの、そろそろ人とは違う写真を撮ってみたいけど・・・という方のための企画です。


みんなと同じことをやって個性的な写真が撮れるわけないので、小額の投資と発想の転換が必要になってきます。


第1回はミラーレンズです。

ミラーレンズはその名の通りレンズ内の鏡で折り返してカメラのイメージャー(撮像素子)に画像を写すレンズなので、焦点距離の割りにコンパクトですが、例外はあるものの、オートフォーカスはできないし、絞りもF8固定で暗いです。おまけに最短撮影距離も遠くて室内では使用できないものがほとんどでした。

ところがKenkoから室内でも使えそうなミラーレンズが発売されているの知って、早速購入してみました。

(カメラの設定をレンズ無しリリーズ可にしておく必要があります)


カメラ:SONY-α900
レンズ:Kenko ミラーレンズ 400mm F8
ブローニーのブログ-9205さくら草20130122
↑近所のスーパーで375円で買ってきたさくら草です。


上の写真は自室の蛍光灯では暗くてピントあわせができないので、LEDライト(20灯)を補助光にして、外部フラッシュを使用して撮っています。

価格.comで検索して送料込み18100円でGETしたレンズですが、最短撮影距離は1mちょっとという素晴らしいスペックです。

ミラーレンズは最短撮影距離が遠くて屋外専用と考えていましたが、最短撮影距離が1mちょっとで焦点距離が400mmという事はマクロレンズとして室内で使用可能ということです。


しばらくは近所のスーパーで買った花を室内で撮影し、2月の梅、4月の桜などの撮影に活躍してもらおうと思っています。


特にお勧めは桜です。

桜は花の寿命が短いので、週末カメラマンの方々には遠出でもしない限り、最高のコンディションを撮る事は厳しいですが、400mmの望遠マクロレンズがあれば、最高のコンディションの1枝だけを撮影することができます。

去年2~3日遅れで悔しい思いをした方にはお勧めのレンズです。


ただし、背景の点光源(屋外での木漏れ日など)が○や楕円形ではなくドーナツ型になるという特徴があります。屋外撮影会では遠くからモデルさんのアップを撮ったり、背景の木漏れ日がドーナツ型に写ったりするので、条件が合う場面では活躍してくれそうですね。