「税理士会これでいいのか」本会理事会 | 税理士の仕事

「税理士会これでいいのか」本会理事会


税理士の仕事-0909本会理事会


 15日大宮で、関東信越税理士会第3回理事会・支部長合同会議が開催されました。清水本会会長は参加者に「税理士会はこれでいいのか」と個々会員に奮起を求められたことが印象に残る会議でした。



(審議・報告事項)


審議事項

1,会員の情報の提供に関する細則の制定に関する件

2,税務支援の実施に関する細則の一部変更に関する件

3,懲戒処分を受けた税理士に対する会員権停止処分に関する件

4,会費減免申請に関する件

報告事項

1,関東信越国税局との協議会資料について

2,日税連役員人事について

3,大原の土地交換の現状について

4,中小企業の資金調達支援について

5,文掌挙機関長からの現状報告について



(清水本会会長のあいさつ)


 税理士法改正につき議論が進む今、「税理士会のあるべき姿」を考え直す時である。税理士会が求めた「会計参与制度」は0.1%しか普及していない。国の財政難下でも、税収(源泉所得税15兆円、確定申告所得税8兆円、法人税15兆円、消費税13兆円、その他2兆円)53兆円の内税理士関与の税収は6兆円(所得計上15兆円、欠損計上9兆円)で国会財政への貢献度は低いと言わざるを得ない。仮に中小企業を顧問先とする税理士が経営指導の実を上げれば、黒字決算割合が増え、消費税を上げなくとも、健全財政を実現させることが出来るのでないか。国が窮乏の時に何らの行動を起こさなければ「社会的存在として必要ない団体」とのレッテルを貼られることが無いと言い切れるのか。「税理士会はこれでいいのか」を考えて欲しい。



(J-SaaSの動き)


 経済産業省が進める「JーSaaS事業」も、財務・給与システムを前面に立てて推進したため、商工会議所・商工会・税理士会等の綱引きで進展せず、管理会計領域への移行で仕切り直しとのこと。この見直しで税理士は税務ソフトメーカーの縛りが無くなり、動きやすくなると個人的には安堵しています。




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(私の文書ファイルは次の通りに整理しています)

・税理士の日常業務:長野GODO税理士法人業務案内

  http://blogs.yahoo.co.jp/hsntdnb2005

・IT経営の実現取組:関東信越税理士会情報システム部・NPO長野県ITC協議会情報  http://blog.goo.ne.jp/hsntdnb/

・租税正義をめざす:長野県税理士政治連盟・元氣会情報

  http://blog.livedoor.jp/hoshinooffice

・営業力強化を支援:守成クラブ長野「仕事バンバンプラザ」外経営ワンポイント情報  http://hoshino.naganoblog.jp

・豊かなシニア生活:NPOシニアのための財産と生活を守る会(シニアの会)情報  http://plaza.rakuten.co.jp/sinianagano