弾言 成功する人生とバランスシートの使い方
アスペクト
発売日:2008-09-25
おすすめ度:4.5
おすすめ度4 ダンコーガイ的ライフハック
おすすめ度5 ブログ「404 Blog Not Found」から
おすすめ度5 ヒト、モノ、カネについての新しい切り口だ
おすすめ度5 ヒトの価値最大化
おすすめ度5 カネの価値を再構築させてくれた本
「本書『弾言』 では、バランスシートに基づいて世界をヒト、モノ、カネという3つの要素に「仕訳」して考えます。実体のあるモノを、人間の知恵(ヒト)によって活かし、カネという価値を生み出しているというわけです。このように世界を定量的に捉えることで、自分の問題点や取るべき行動がすっきりと見えてくることでしょう。」


バランスシート

「皆さん1人1人は、自分をいう「会社」の社長で、かつ筆頭株主です。人生の負債を減らして利益を上げ、上手に自分を経営していきましょう。」
(INTRODUCTIONより)

タグオレンジ いつもご声援ありがとうございます!

【目次】

第1章 ヒト part1
 ――自分の価値を「見える化」してレベルアップ
・自分で打てる手はいくらでもある
・暮らしがキツいのは、モノ扱いされているから
・自分という会社を建て直す
・カネ以上に時間を節約すべし
・会社員こそ内職すべし
・会社の辞め時を知ろう
・読書は最強の自己投資
・本に付箋を貼ってはいけない
・貴族の義務を負うことになった平民
・情報洪水に溺れない
・情報に飢えよ
・現在の自分を正確に知る
・一度は物事にとことんハマれ
・いいゲーム、悪いゲーム?
・のび太はアルファギーク
・楽しんで学ぶ「楽習」で生き残る
・ブログは最強の勉強ツール
・世界は「無記名の」善意に満ちている
・積極的に「待つ」という高等技術
・ウィンプ(弱者) vs. マッチョ(強者)
・究極のエゴイストになる
・強さとは何か
・生きる目的は「手段」
・第1章のブックガイド

【DANGENメモ】
・時給いくらで計算される仕事というのは、「ヒト」ではなく「モノ」だということです

・モノ扱いからヒト扱いされるにはどうすればよいか。ヒトとはどんな仕事なのか。それを考えていくことにしましょう

・まず、自分を経営のよくない会社と考えてみます。営利事業が経営を立て直すためにできることは、自分でコントロールできる経費削減から始めるのが楽に決まっています

・問題解決をするための基本は、自分でできることからやるということです

・誰にでも節約できるものがあります。それは、「時間」です

・要するに、自分の時間を安売りしているんですよ

・他人のために働ける時間には、限界があるんですよ。その限界を意識して、自分のための十分な時間を確保するべきです。そうやって時間を作れば、頭も鮮明になって自分が何をすべきかをよく考えられるようになります

・どんなにお金が必要でも、週40時間以上仕事をしてはいけないと思います

・気をつけなければいけないのは、モノを安く買うために時間をたくさん使うと経費削減にならないということです。モノを買う時は、自分の時給を考えましょう

・ワーキングプアの問題の本質は、もらえる給料が少ないということではなく、貴重な時間が奪われているということなんですよ

・気づくための簡単な方法は、体も頭も飢えることです

・隙間時間はたくさんあるものです。その時間は内職に充てましょう。勉強やスキルアップなど、自分の時間を向上させるために使うのです

・日本人の年間総労働時間は「公称」1800時間、「サービス残業」など統計に現れていない部分まで合わせれば2000時間と言われていますが、オランダは1400時間。7割しか働いていないのに、1人当たりGDPは日本と同じでらいあります

・残業に依存するのは、ニコチンに依存するより危険です

・まずは自分の行動記録をつけましょう。それで無理やりにでも「労働時間」を算出するのです。それが年間1400時間を上回っていたら、危険信号です

・裁量労働の「裁量」とは、まず、勤怠管理が自分の裁量だということを忘れないで下さい

・大事なのは、少しでも暇ができたらすぐ本をめくる習慣をつけることです

・読書に限らず、情報を取り入れる時には、問題意識を持っているということが重要です。自分は何を知るべきかは、自分に何が足りないのかを考えれば見えてきます

・「衝突断面積(cross section)を広げる」と表現しています。パラボラアンテナの皿を大きくするイメージです

・常に問題意識を持ちながら、本を読め

・今まで読んだことのない分野の本も読んでみるとか、時々は横道に逸れてみないとなかなかアイデアはつかまりませんよ。どういうところに自分のアンテナを向けるか。チューニングの調整は毎日意識してやるべきです

・少ない本をじっくり読むより、多くの本を読み飛ばすのがよいでしょう。情報というのは、強力なポジティブフィールドバックが働きます。ある分野について知れば知るほど、新しい情報を早く理解できるようになり、さらに良質の情報が大量に集まるようになるのです

・1つ気をつけていただきたいのは、本を読了しても、それは読書の半分にすぎないということです。本を読み終わったら、今度は「自分を読んで」みてください。その本を読む前の自分と読み終わった後の自分がどう変わったか。読書の質は、この差で測れます。これを必ずやって下さい。

・本に書いてあることが完全に理解できていなくてもいい。「だいたいこんな感じ」と曖昧にしておくことも重要です。むしろそうでないと、別の本に同じようなことが書かれていても、関係があることに気づかないでしょう

・読書を「固定化」することは、そのチャンスを減らしてしますのです。内容をきちんと確認したかったら、もう一度その本を読み返せばいいのです

・本だけ読んでいても、本をよんだことにはなりません。自分の経験と照らし合わせて、やっと本に書かれていることが実感できるようになります

・大事なのは自分なりに租借して実践してみること


【編集後記】
マーカー部分を書きだしたら、終わらなくなってしまいました(汗)
ちょっと、これでは完璧主義のような。

小飼弾さんの『弾言』は、これが2回目です。
「徹底的に、真似できなくなるまで真似てみよう」ということです。
まず、しっかり書きだして徹底して実践しないことには、はじまらない。
今週は、この1章を徹底マスターする。

徹底するために工夫していることがあるんですが、されている方もいると思うのですが、私は、自分宛にメールを飛ばします。

例えば、このDANGENメモをコピーして、G-mailから携帯に飛ばしておきます。すると、本を持ち合わせていない時にでも携帯で読めます。弾言します!

G-mailにも保存されるので、どこかで、確認できるという仕組みをつくっています。携帯のサイトをみるよりか、内容のあるメモを見る方がよっぽど時間の中身が濃くなるので、まだ、やったことない方には、お薦めです。

ということで、あさ、4時起きなので、ここで失礼いたしますm(_ _ )m
2時だし…。なんか、雪がふるといっていたなあ。雪だるま


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