こんにちは^^
台風がまた来ているそうですね。
各地の震災の爪痕が消えないうちにと思ってしまいますが、みなさまどうぞお気をつけてお過ごしください。
今日も【心の貴賤】の続きです。
最近、結婚したいとおっしゃる30代以上の女性のご相談がとても多くなっております。
御結婚がなかなか決まらない女性にもいくつかタイプがございますが、ご結婚の芽があるのに、その芽を育てない女性が意外と多くおられます。
その中でもとても気になるのが、ご自身の値打ちをとことん下げて、ご自分をおとしめてしまう、【物わかりの良い女性】たちです。
女性も30歳を過ぎると、身体だけの関係のようなお誘いも出てくることがあるのかもしれません。
そういった体の関係を受け入れてしまう女性は、
本当のところは、きちんと恋心があるから男性を受け入れているのです。
けれどご自身の年齢に引け目があったり、
お相手に嫌われたくない、
重たいと思われたくない
ということばかりを考えているうちに、
恋心があることを伝えることができず、
先に身体の関係ができてしまい、気が付くと
『呼んだら出てくる、お金のかからない、【物わかりの良い女】』
になってしまわれるのです。
簡単に言うと、「一回くらい体の関係ができたからって、恋人だと思わないでよね」という、昔々のドラマなんかであったような陳腐なセリフを真に受けてしまっているような感じでしょうか。
こうした【物わかりの良い女】は結婚のチャンスをことごとく逃し、不思議なほど、【一回でも体の関係ができたんだから、恋人でしょ?!】という方たちがご結婚への道を着実に切り開いていかれます。
これはなぜなのか。
答えはとっても簡単です。
【物わかりの良い女性】は、ご自身でご自身の値打ちをことごとく下げ尽くしておられるからです。
だって、呼んだら出てきて、交際しようと約束もしていないのに身体だけの関係を受け入れてくれる女性。お金もかからない!
これだけを聞いたら「安い女だな」とお思いにならないでしょうか。
あらゆる意味でリスクのない都合のいい存在でしかありません。
実際に、こういう女性たちは、ご自身を【貴賤】の【賤】の方に引きずりおろしてしまわれて、ご結婚願望が男性にあったとしても、結婚したいと思われる女性になることがありません。
一方で、一回でも体の関係ができたら恋人! と受け止める女性は、安くないのです。
付き合ってるんじゃないのに、あんなことしたの? ひどい!!
それくらいで良いのです。
だって、そのほうがお安い女になりませんもの。
周りを見渡すと、そういう「安い女にならない」タイプの女性ほど、きちんと結婚なさっておられるかと思います。男性にとって、生涯をともに歩む値打ちがあると思われる女性だからです。
男性が交際もしていないのに身体の関係だけを求めてきたら
「そんな安い女じゃないんです」と言って怒って帰ってきてください。
もしそのお相手が、好きな男性なのなら
「私はちゃんとお付き合いしている相手としか、そういうことはしません」と、最初に言うべきなのです。
物わかりの良い女性が、元から安い値打ちのない人なのではありません。
本当はちゃんと値打ちがあって、それどころか聡明で仕事もできたりする、素敵な女性なのです。
けれど、あれこれ考えすぎて、勝手にご自身を安く見積もってしまわれているだけのこと。
どうかご自身を安売り、投げ売りなさらないでいてください。
そもそも、重たいと思われたらイヤだというお考えについてなのですが、結婚するほどの愛情は軽いものでしょうか。
携帯をこっそり見たり、必要以上に束縛したり、嫉妬をヒステリックにぶつけることと、『重たい愛情』をごっちゃになさっておられるのではないかと思うのです。
結婚は重たい愛情です。
重たい愛情で良いのです。
重たい愛情でなければいけないのです。
生活を共にしたり、同じ苗字になったり、義実家との付き合いをしたり、生活費を共有したり、ともに白髪の生えるまで、といった愛情がそもそも軽いわけがないのです。
結婚するほどの愛は、重たいものです。
その重みが幸せの重みなのではないでしょうか。
もしご自身を安くしてしまっているな、と感じられたら
もう少しだけ恋愛観を変えてみてください。
ご自身をおとしめることをやめるだけで、都合のいい女を卒業できるはずです。
どうか、安い存在にならないでいてくださいね。
心の貴賤は、まーだまーだ続きます。
ひとまず今日はおやすみなさい。