ストーカーの話 第2話 | 期間限定!!ゴールインするまでのブログ

ストーカーの話 第2話

第1話 からの続き】

この記事は「ストーカーの話 第1話」のつづきになっています。

まだ読んでない方はこちら からどうぞ。


再び数日後、いきなり携帯電話を止められた。

引き落とし口座が残高不足だったのだ。

当時、給料日が月末、携帯電話の引き落としが毎月27日だった。

ついつい使い過ぎた月や、仕事で海外に行くことが多かった月は、

携帯電話の引き落とし日にお金の移動をし忘れて慌てることが多かった。


でも、その月は、請求書が来ていないから、気がつかなかった。

そう言えば、最近、カードなんかの請求書も来ていないような…。


最近ケンカがちの彼氏が嫌がらせで取っていったのかも。

その時は、その位にしか考えなかった。


とりあえず、携帯電話会社に


私「今月請求書届いてないんですけど


ってしこたま文句を言ってみて、即入金して事なきを得た。

それからポストに100円ショップで買った鍵もかけて、

嫌がらせされないよう対処した。


それから数日後、当時の彼氏と我が家で大ゲンカをして、

家から追い出した。

追い出した後も


彼氏「入れてくれよ


という彼氏を罵倒し、ドア越しに再び大ゲンカ。

こんな時は、世間体なんてどうでもよくなる。

隣の人に聞こえようが何だろうが構わない。

今度会った時に、「先日はお見苦しいところを…(ニコッ)」の一言でOK。


ドアの向こうから彼氏の気配がなくなった。

アタマに血がのぼったまま、今あったことを電話で友人に報告。

ひとしきり話したところで、血が下がったので、

電話をきって、寝ようとしたら、

Cメール(docomoではショートメールって言うんだっけ?)が届いた。

彼氏かと思い、またまたアタマに血がのぼりかけたところで見てみると、

知らない人の電話番号。


文面はこんな感じ。


今日はどうもありがとう。あなたの気持ちが嬉しかったよ


???

意味がわからなかった。


多分、合コンでもして、うまくケー番ゲットできたつもりの男からの

嘘のケー番教えた女への間違いメールなんでしょ。

と勝手にストーリーを描いてさっさと寝た。

【第3話に続く】