鼻捻棒(鼻ねじ)が効く理由
馬の鼻を縛り上げる歴史は古く、戦国時代以前の絵などにもよく登場しています(たしか・・・)
昔はうるさい馬でも、ぎゅっと締めるとおとなしくなるから、
「おおこれはいい!」といって文化として受け継がれてきたのでしょう。
近年、
(たぶん「なぜ馬がおとなしくなるのか?」「痛みで押さえ込んでいるだけならかわいそうではないか?」ということから)
研究されるようになり、あることがわかったのです
馬の鼻や歯茎のあたりを外部から強めに刺激すると、エンドルフィンという物質が脳内で分泌されるのです。
エンドルフィンとは・・・
簡単に説明すると、よく「脳内麻薬」と呼ばれ、モルヒネと同じ効果があるといわれています。
そのため、痛み止めの効果や幸福感、社会的安心感が得られると考えられています。
マラソンなんかで起こるランナーズハイにも関係していると考えられています。
つまり、こういうこと
鼻を鎖で締めていく
↓
エンドルフィンが分泌される
↓
脳内で作用(鎮痛・鎮静効果)
↓
馬がおとなしくなる
だから効果があるのです
ただし効果は15分ぐらいで切れてしまうそうです。
昔の人は痛いから馬がじっとすると考えていたようですが、違ったみたいですね!
それではまた
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