6月29日(水) 晴れのち雨


何もわからない素人ながらも、

農業はじめて2ヶ月で

何とか収穫できるまでになりました。

学校建設した時もそうでしたが、

自分1人の力じゃ何も出来ない。

野菜づくりにおいても、

多くの方の手助けやアドバイス、

応援を頂いて今日の農園が

成り立っています。

皆様に感謝の毎日です。

最初は1人作業で寂しかった畑も

次第にご近所の方が気にかけて

声をかけて頂いたり、

おやつや飲み物を頂いたり、

農作業を手伝って頂いたり、

アルミシートを頂いたりと、

ありがたい手助けに救われております。

そしてお客さんも訪れ始めました。
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元ブータン隊員のお二人や(1人は海士町在住)

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シェアハウスでステイしていたハッチさん

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現在同居中のかいくん

色んな方が畑を見に来てくれます。

嬉しい事です。

こうして、色んな方の想いが

野菜に伝わって、それが食を通して

また人に伝わればいいなーと思います。

人間都合の勝手な考えですが。


そうして段々と賑わいを見せてきた

ほりぽん農園(仮)ですが、

人の力も自然の脅威には敵いません。

先週金曜日に暴風雨になって、

およそ1/5の野菜が茎からポッキリと

折れてしまいました。。
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支柱ごと折れたししとう

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トマトもポッキリ

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ゴーヤはかろうじてセーフ

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トウモロコシも転倒(折れていないので後に元に戻ります)


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今回ポッキリ折れた茎達(計16株)

露地で栽培している以上、

強風との遭遇は避けられません。

せっかく2ヶ月かけて育てた野菜も、

1回の強風で全てがパーに

なってしまう事もある。

これが農業の難しさであり、

厳しさです。

特にピーマンやししとうは

茎が非常に固くなるので、

成長後は強風時に折れやすい。

小さい実がたくさんついている

根元から折れたピーマンの茎を見ながら、

しばらくボーゼンといていました。


野菜のほとんどは

人間が食べやすいように

長い年月かけて改良していった

半人工の植物なので、

野生の雑草などに比べて

非常に弱いんです。

だから、人が育ちやすい環境を

つくってあげないとすぐに枯れて

しまうんですね。

自然であって、自然ではない。

何とも複雑な気分です。


「奇跡のりんご」の話が有名ですが、

実際に日本の風土で育つ

野生の野菜や果物はほんとごくわずか。

現在家庭の食卓に並ぶ野菜のほとんどは

外国原産で日本でも育つように

品種改良されたりして運ばれて

人の手が施されて作られた植物です。

はるか昔の日本には、

今あるほとんどの野菜や果物は

無かったらしいです。

でも、人は食べないと生きていけない。

そして、せっかく作るなら

美味しいものを作りたい。

こうした人の欲求が時代を経て

今の食文化を作っているんですね。

深いなぁ、農業って。


でもとにかく今は、

カラスに食べられようと

強風で茎が折れようと、

今ある環境の中で

出来る事をやって美味しい野菜を作る!

その事に全力を注ぎたいと思います。




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