また一つ、知ってしまいました・・・
その名も、『Franciacortaフランチャコルタ)』 

先日、その未知なる扉をノックしてきました!



アンテナが高い方は既にご存知ですね。

そうでない方も、じわじわブームが広がっているから
知らずに、体験していたかもしれません 

本日は、素晴らしい昂揚感を与えてくれる
フランチャコルタをご紹介します 

(フランチャコルタ協会 日本事務局のHPはコチラ)


フランチャコルタとは?


北イタリアのフランチャコルタ地方 (Franciacorta) で造られる、
シャンパーニュ方式(瓶内2次発酵)で作られたレアな
スパークリングワインのことをフランチャコルタといいます。


◆こちらが、どれほど珍しいかというと・・・


「ヨーロッパ全体において、そのワインの名前だけで
原産地、製造方法、ワイン名を特定できるワインは、
10箇所の原産地呼称だけです。

その中でも瓶内2次発酵方式で造られるのは、
現在カヴァ、シャンパーニュ、フランチャコルタのみです。」

(引用:フランチャコルタとはどういうワイン?必ず知っておきたい基礎知識


希少性も、完成度も高いフランチャコルタは、
ミラノ・コレクションのファッションショーをはじめとする
ハイブランドのオフィシャル・ワインとしても地位を確立しているそうです。


さすが、イタリア!なスパークリングワイン 


ハイクオリティーなのに、
シャンパンよりもコスパは良し 


誕生は1961年、とまだ時代が浅い
フランチャコルタはチャレンジ精神が旺盛です 


美意識が高いイタリア人ならでは、
パッケージやボトルなども斬新なものが多く、
おしゃれなデザインがアピールポイント 


自宅でも楽しむのはもちろん 
パーティーで差し入れをしたら、
話題の中心になること間違いなしです!


ビギナー向けに、おすすめを教えていただきました。 


◆BELLAVISTA(ベラヴィスタ)/5,000円



鮮やかなオレンジ色のラベルが印象的なベラヴィスタ。
ハロウィンパーティーの時は、完売が続いたそうです 

デザインの斬新さだけではなく、
2大生産者の実力はミラノ・スカラ座からも認められ、
オフィシャルサプライヤーを務めるほどの評判です。


◆Ferghettina(フェルゲッティーナ)/5,400円


一風変わった、業界初の
四角いピラミッド型をしたボトルが特徴。


なんでも、ただのおしゃれ。ではなく 
計算しつくされたボトルの形状により
瓶内発酵がゆっくりとされ、
味わいにコクと旨み、そして余韻がぐっと増すんだとか 


これまた、イタリアらしく
ファミリーで営むワイナリーだそうで、
こちらは、ご長男がミラノ大学と共同開発したそうです。


代々受け継がれていくなんて
素晴らしいですね 


一番有名な生産者といえば・・・


基本に立ち返って・・・
フランチャコルタを知るには
立役者、BERLUCCHI(ベルルッキ)をお試しください。


BERLUCCHI(ベルルッキ)




甘すぎるスパークリングワインしか
フランチャコルタ地域には出回っていなかった当時・・・


本場、フランスのシャンパンの魅力を知る

貴族グイド・ベルルッキと醸造家フランコ・ジリアーニの二人が
それを凌ぐ、もっと手ごろな価格で、美味しいものを・・・
という思いから、


シャンパン製法によるワイン醸造をスタートさせ、
1961年に、フランチャコルタで初めて  誕生させました

フランチャコルタを実際に飲んでみました


グラスに注がれた瞬間から、
一目でフランチャコルタの個性に気づきます。



なんとも・・・!
まぁ・・・!!


泡が細やかで、優しい 


ゆっくり、ゆっくりと途切れることなく
一定のリズムで緩やかに、穏やかに立ち昇ります。


低刺激なおかげで
デートで飲んでも、粗相なしです  belch


さらに、これまたユニークなのが・・・


フルートグラスではなく専用の、
フランチャコルタ協会 公式グラス
というものがあるというのです!




実は、シャンパーニュ地方と比べる
フランチャコルタは南に位置するため
味に深みがある、しっかり成熟したブドウが栽培されるため
フルーティーな香りが楽しめる特徴があるから
口の広いグラスで、美味しく味わうのがお勧めだそうです 


グラスの底を、くぃっと上げる仕草が回避されるので
女性が飲む姿も、より美しく見えるという説をお聞きしましたが
そこまで計算しているなんて!!That's Italian 笑


フランチャコルタはいつ飲むのがお勧め?


スパークリングワインというと
乾杯だけで楽しむ方も多いと思いますが、
こちらは、優しい泡と、深みのある味のブドウを用いて製造された故に
乾杯から、食事中、そしてデザートまで飽きずに楽しめるそうです。


また、会場には、
星付き有名和食店の料理長もいらしていましたが
この繊細なフランチャコルタは
どのジャンルのお料理とも相性がいいようです。


フランチャコルタ、上級者へのお勧めは?


お酒の好みは人それぞれですが
ちょっぴりフランチャコルタを語ってみたい方は
5種類あるカテゴリーの内、「サテン」をチェック 


他にはない、世界でたった一つとして
設定されたカテゴリー「サテン」は、


白ワインだけを使用し、
通常よりも、低いガスの気圧
作らるのが特徴です。


お値段はワンランク上がりますが
とても、泡のきめが細やかでクリーミー。


飲む比べてみると、その味の個性がはっきりとわかり
面白かったです!!


一口体験してみると、
なるほど、サテン。と納得です 


まとめ 

上品で、繊細なフランチャコルタ。
そう言えば、成城石井で先日買ったような・・・


美味しさの余韻だけ、覚えておりました 笑!
不勉強でしたが、日本でも
見かけるようになっていたようですね。


次の女子会では 
フランチャコルタが楽しめるレストランを
選んでみようかな、と思いました 


まだ、未体験の方
フランチャコルタが見せてくれる至福の一時を
嗜んでくださいませ