アンティッションは、ひじょうに有用です。その計算方法や、位置に対する認識は、かなり深まってきていると思います。
♉のサインにあれば、そのアンティッションは♌のサインです。
その実際の使い方については、誤解の元になっているところが、かなりあります。


惑星のアンティッションで置かれた位置の、サインは関係がありません。
ハウス位置が関係します。
もし、置かれたサインに関係があるなら、リセプションも変わってしまいます。
置かれているサインには関係が無い。そんな風に、把握します。

アンティッションは、アスペクトしません。コンジャンクションのみを考慮します。
惑星同士のアンティッション、惑星とカスプとのアンティッション、ハウスに入っているというだけのアンティッション等、種類が多く、かなり説明を要するので、HPでは説明できません。
歴代の占星家の意見も、探しても見つからりません。恐らく、誤解をすると却ってよくないので、書いていないのです。
使い方は簡単にしか書かれていないのです。

どう難しいのかというと、例えば、マイナス5度ルールが、有ります。しかし、アンティッションの場所がアセンダントと同じサインで、12ハウス側のアセンダントよりも8度も上昇していても、それはアセンダントに在るものとして解釈でます。でも、12ハウスであると解釈せざるをえない場合もあります。こういうことが、書きようが無いのです。

他にも、メールのナチュラル・ルーラーである月が、アセンダントのカスプと同じサインの12ハウス側にあって、それが9度上昇していても、メールはやがて届くことを示します。