その昔 西洋占星術に 誕生日は要らなかった

 19世紀以前 時計は ヨーロッパでも日本でも 現代の測り方と違っていました

西洋占星術で使う惑星の定義と、
天 文 学 で 使 う惑星の定義は、異なっています。 Serious 西洋占星術


テーマ:

 古典的な占星術のテキスト類が全て正しいかというと、そうでは無いでしょう。

 

 遠い昔に作られているうえに、翻訳と筆写・転写が繰り返されているわけですから、そっくりそのまま残っていることはあり得ないことです。では、どうやって「正確に伝わってきたのか、間違えて書写されたものなのか」を、確かめるのでしょうか?


 最近の惑星の動きは、とても複雑です。このような時に寄せられる、様々な質問に対処することによって可能です。直ぐに結果の出る事柄から、間違えても、どうしてそうなったのかを検討することによって、惑星たちの動きとその性質を垣間見ることができます。歴代の占星家達も、それぞれが自分自身で確かめてきたのです。

 

 もう、これには、ネイタル占星術はお手上げです。

 

 2017年4月15日~16日の金星は留でした。

  1. そこ(金星)へ、いつもは追いかけているはずの火星が追い付き(角度による角度に従ったアスペクトをして)、火星が光を押し付けます。光を押し付けられた金星は進んで行き、
     ※ 古典的なテキスト類は、軽い惑星がより重い惑星に光を委ねるとありますが、
     私の少ない経験でも、土・木・火・太・金・水・月のそれぞれ3つ(序数で)上の惑星
     の光も背負うものと観察されます。最近の動きでは、火星が→金星に、です。
     つまり、金星は、太陽や火星に委ねられた光も運ぶと考えています。
     
  2. 逆行しながら進む土星に、動き始めた金星がアスペクトを形成します。
     
  3. 土星には、やがて、太陽もコレクションされていきます。
     
  4. 太陽の前方には、水星が牡羊のサインでコンジャンクションするのかと思えるように逆行しているのですが、今回の水星の逆行のスピードはとても遅く、
     
  5. 太陽の方が、サインを超えた所で(一線を超える)、水星とコンジャンクションをします。牡羊のサインで合が起きればコンバストでは無いのですが、牡牛のサインで起きるので、コンバストです。
     
  6. 牡牛のサインで、水星は太陽にコンバストされる為に逆行しているようです。

しかも、16日に受けた質問ならば、登場する火星は恒星アルゴルと合でした。

 

 国際社会の韓国、北朝鮮、日本、アメリカ等の緊張関係も表しているのではないかと疑ってしまうほどの超緊張状態です。このようなマンデン占星術の解決を図るためにも、卑近な日常のホラリーでしか試すことができません。

 

 この数日間の間に、様々なホラリー占星術への質問が寄せられました。

 

 これらを検証することにより、これまで理解できなかった事柄がよりハッキリすると思います。

 

 

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
最近の画像つき記事  もっと見る >>

テーマ:

 6~7世紀に書かれたレトリウスのCompendiumは、おそらく後の世の多くの占星術師に参照されていて、ハウスの理解に一役かっていたものと思われます。

 

 それによると、「月は、3ハウスの女神である」とされていて、月と3ハウスとの密接な関係が伺われます。既にジョイという惑星の概念が定着していて、3ハウスには月で表されている様々な概念が備えられています。

 

 「ジョイ」とは、rejoiceなどの英語で表される、祝う・喜ぶことであり、月がこのハウスで祝されることを意味します。従って、月の意味がふんだんに含まれていくことになります。

 

 例えば、兄弟姉妹という意味は、月が地球と兄弟の星であるとの認識が既にあったことを示しています。

 

 また、近所・近隣という意味も、月が地球に一番近い星であることから付けられています。

 

 とすれば、「通信」とい意味も月によってこのハウスに結び付けられているからに違いありません。事実、月には通信の意味があります。特に、モダンな占星術ではスッカリ欠落しているトランスファー・オブ・ライトという働きは、まさに通信にピッタリの働きであり、この回数・頻度の多さから、月以外には考えられないものとなります。

 

 丁度オポジションは、太陽がジョイとなる9ハウスです。これも、太陽と月がジョイでも夫婦関係にある、神⇔女神として天に君臨していることも面白い点です。

 

 マニリウスによれば、太陽は神を表し、宗教を表しますから、そのオポジションで月が支配している3ハウスは、宗教上の祭典、儀式、行事、宗教上の戒律、会則、慣習なども表すことになります。

 

 

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

 欧米では、古典的な西洋占星術の復活が本格化しています。

 

 その理由は、多くの古典的な占星術の最後の砦であった、ラテン語のテキスト類の多くが、英訳され始めて久しいからです。

 

 ラテン語のテキスト類は、多くアラビア語から転訳されたものです。その
 

 アラビア語のテキスト類の多くは、ギリシャ語やペルシャ語のテキスト類から翻訳されたものです。ギリシャ語のものは、最も古い西洋占星術の記述が見つかる言語ですが、本とは言い難く、断片でしか見つかっていません。

 

 ラテン語から英訳されたテキスト類には、西洋占星術の基礎的な法則も多岐に渡って書き留められています。全くの基礎です。その基礎の部分を見比べてみると、17世紀以降に書かれた英文のテキスト類とは異なっています。

 

 基礎の部分で異なっていることは、

  1. 何かが替えられたか、
  2. 発展したか、
  3. 付け加えられたか

です。

 

 例えば、ハウスとサインが同等であり、双子のサインが3番目のサインであり、通信は3番目のサインの双子のサインと同等だとし、双子のサインにも通信の意味があり、そのルーラーの水星にも通信の意味があると、読んだり聞いたりした人も多いことでしょう。

 

 でも、古典的なテキスト類には、どこを調べてもそんなことは書いてありません。
 

 通信は、月が支配しているものであり、水星の支配しているメッセージを届ける役割は、メッセンジャーとしての役割だと書かれています。そして、3ハウスに登場するのは月です。同じ所は、3ハウスが通信のハウスということだけです。こんなに違います。

 

 そっくりそのまま届けるのが通信(手紙やメール)の役割であり、相手に分かるように伝えるのがメッセンジャーの役割のはずです。水星が通信では、届けられる内容が異なってしまうでしょう。

 

 これほどの相違を発展と言うには、あまりにも基礎が無さ過ぎます。

 

 英語で古典的な本の一冊でも読んでいただければ、直ぐに理解できます。下記の本をお勧めします。
 

 

 

Introductions To Traditional Astrology 

ベンジャミン・ダイクス著

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)