Horary 西洋占星術

その昔、西洋占星術には誕生時間が要らなかった!<script type="text/javascript" src="https://platform.linkedin.com/badges/js/profile.js" async defer></script>


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マシャ・ア・ラーの書いた『Bool of Aristotle』は、レトリウスの、『Astrological Compendium(占星術の概要)[以降AC]』と被る、あるいは、互いに補い合うところがあるので、どうしても押さえておきたいテキストです。

幸い、ACは、私の友人が精力的に訳してくれているので、苦労せずに読ませて頂いています。現在は、BAに取り組んでいるところです。ACは、とてもその際に役に立ってくれています。

確かに、「どのようにネイタル・チャートを読んでいくのか」という項では、BAの方が詳しく、ACは、その点では概略の感を否めません。

それでも、どうしても、読んでおく必要があります。

まず、どちらの本も、ネイタルを判断する場合には、分かる事柄を、BAの方では、25項目を書き出せと言います。その中には、コレクションや、トランスファー、惑星の動きも注意して見よとあります。アスペクトしそうで、実際にはアスペクトせずに、逆行してしまう場合もあるからです。

これまでは、アスペクトと見ていたけれども、それは本当のアスペクトではないかもしれません。何故なら、角度による角度に従ったアスペクトの完成の前に、どちらかが逆行して完成しないかもしれないからです。

また、150度離れていて、アスペクトしていないように見えても、別の場所にある惑星が、最初の2つの惑星を結び付けているかもしれません。それも、観察しなくてはいけません。

ですから、アスペクトしていないものが、実際にはアスペクトしているのを、見逃している可能性もあります。

コンバストだと思っていたら、実はカジミで良い状態だったなんてのもあります。

留に在るとか、無いとかも、とても重要です。これまでは、とても良い場所にあると思われていた惑星が、エフェメリスを見ると、実際には留だったなんてこともありうるわけです。留であれば、とても力が弱くなります。

オキシデンタルに在るとか、オリエンタルに在るとかも、何の判断もしない時に、既に書き留めておく事項です。

そんな事柄が最低25項目、あると言うのです。


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13世紀の占星家ボナタスのネイタルの本は、とても面白いものです。しかし、彼は、8世紀の占星家マシャ・ア・ラー(概740~概815年)の書いた、一部のものしか読んでいません。

マシャ・ア・ラーが書いた、ボナタスが読めなかったものとは、『Bool of Aristotle (略記BA)』という本です。『アリストテレスの本』とは名ばかりで、中身はアリストテレスが書いたものでもなければ、アリストテレスに付いて書かれたものでもなく、アリストテレスだったら、ネイタル占星術をこう解釈したかもしれない… というスタンスで書かれているものと思われます。マシャ・ア・ラーは、ドロセウスの書いた『カーメン・アストロロギカム』、現在では5冊しか我々の手元に伝わっていませんが、もっと大巻のものがあったものと思われ、それらの本をマシャ・ア・ラーは誰かからもらって所有していたはずです。それを元ネタとして、他の本も参照しながら、『アリストテレスの本』を書いています。

片やボナタスは、自分の一連の占星術の本の中で、ネイタルを一番後ろに位置付け、「占星術をネイタルから学べるのは、よほどの天才だけで、ほとんどの人々は、この占星術から学び始めると、占星術を誤解する」と、ネイタルの序文の方で書いています。

17世紀の占星家ウィリアム・リリーも、I巻、II巻、III巻からなる『クリスチャン・アストロロジー』の中で、ネイタルを一番後ろに持ってきています。ですから、III巻から読んでも、ちんぷんかんぷんで分からない事、必定です。

分からないなりに自分勝手な解釈をすることになりますから、
「占星術を誤解」します。

多くの誤解は、チャートの表れている惑星に目が行き、どうしても、惑星同士のアスペクトに目が行ってしまう事です。もう一つの、重要なものとは、サインに埋もれている惑星側からの視点です。この視点は、ネイタルから学んでしまっては培えないのです。チャートの中に単独で存在する惑星なんてありません。置かれている(ディスポジション)しているだけで、多くの惑星の支えと、それによる影響があるのです。この視点を培うには、ホラリーから入るしか無いのです。


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バビロニアにテウクロスという(たぶん占星術師)がいました。

彼は、ヴィティアス・ヴァレンス(2世紀)よりも前に生きていて、伝説の占星術師、アンティオコスの聖典と呼ばれるものを書いた人や、ペトシリス(紀元前)と呼ばれる占星術師の書いていたものを読んでいたはずです。

それを、レトリウスは、他の本を参照しながら、こんなところかと書いたものが『Astrological Compendium』です。

ヴィティアス・ヴァレンスがテウクロスに付いて述べていないので、ほぼ、同時代の人かと思われます。また、同じようなところがあるので、彼ら二人は、同じ源泉を頼って書いているものと推察されています。

彼らの書くものが重要性を帯びてくるのは、サインの記述に関してもそうですが、恒星の位置や、恒星が含まれている星座の名前が違っていたことに関して重要です。

オリオン座とされているものが、将来、ガンダム座となると、相当印象が変わるでしょう。

これが、過去にもあったのです。

そこで、星座の意味を辿るには、どうしても歴史を参照していかなければならないというわけです。恒星の意味は、それほど変化していません。でも、地学者のプトレマイオスのものと、占星術師であったマシャ・ア・ラーやレトリウスが書いたものは、かなりその性質が違っています。

どちらを信じる、という問題ではなく、どちらが真実効き目を表していますか? という問題です。
ネイタルに大きな影響を及ぼしているものですから、ネイタルの研究家の人々は知っているはずです。



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アンティッションでメールが届く1つの印は、月がアセンダントに入ることです。

説明が分かりにくいのですが、アセンダントのカスプと同じサインでなくてはいけません。

下記に届かない例を示します。



月は、アンティッションでアセンダントに入っていますが、アセンダントのカスプとは違ったサインです。システムは、どこかにホール・サイン・ハウス方式を留めています。牡羊のサインは、インターセプトされたサインとして、ハウス・カスプを持ちません。特に何か意味があるわけでは無く、たまたまそういうことになっているだけです。ネイタルでは生じない事です。ネイタルでは、♈のサインは、2ハウスです。

アンティッションでは、どこか2ハウスに入っている感覚が残ってしまうのです。
そこが、アセンダントなら、メールが届くはずです。でも、来ません。ここは、不思議な場所で、完全に2ハウスとも言い切れません。

じゃあ、ボディーリー(本体での)だったらどうなのか? 下図です。



月の位置のせいで、メールは届きません。月と3ハウスのロードである金星のアスペクトによって、メールが届きます。
もし、月とアセンダントのカスプの角度が、メールの届くタイミングなら、30分ぐらいで届くはずです。
 月 → 金星ならば、10分程度で届きます。

きっと、確かめることができます。

アンティッションは、有用です。



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アンティッションは、ひじょうに有用です。その計算方法や、位置に対する認識は、かなり深まってきていると思います。
♉のサインにあれば、そのアンティッションは♌のサインです。
その実際の使い方については、誤解の元になっているところが、かなりあります。


惑星のアンティッションで置かれた位置の、サインは関係がありません。
ハウス位置が関係します。
もし、置かれたサインに関係があるなら、リセプションも変わってしまいます。
置かれているサインには関係が無い。そんな風に、把握します。

アンティッションは、アスペクトしません。コンジャンクションのみを考慮します。
惑星同士のアンティッション、惑星とカスプとのアンティッション、ハウスに入っているというだけのアンティッション等、種類が多く、かなり説明を要するので、HPでは説明できません。
歴代の占星家の意見も、探しても見つからりません。恐らく、誤解をすると却ってよくないので、書いていないのです。
使い方は簡単にしか書かれていないのです。

どう難しいのかというと、例えば、マイナス5度ルールが、有ります。しかし、アンティッションの場所がアセンダントと同じサインで、12ハウス側のアセンダントよりも8度も上昇していても、それはアセンダントに在るものとして解釈でます。でも、12ハウスであると解釈せざるをえない場合もあります。こういうことが、書きようが無いのです。

他にも、メールのナチュラル・ルーラーである月が、アセンダントのカスプと同じサインの12ハウス側にあって、それが9度上昇していても、メールはやがて届くことを示します。


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