今回の腰痛を通じて気づいたことがいろいろあるが、その中の一つは、身体のバランスの変化である。
月に一回、青島さんという友人に身体調整の個人レッスンを受けていてわかったのだが、身体が大きく変わってきているようだ
それも今まで動かなかった部位が動くようになり、固まっていた部分が緩んできている。
腰痛が出ている要因の一つとして考えられるのが、身体のバランスの変化である。
元々中学生時代から腰が痛かったのだが、学生時代にスポーツで固めた部分が緩んできて、古い時代に固めた部分が表に出てきたということだ。昔の痛みとも言える。
人間は痛みがあると、その部分をかばうように体を固める。固めることで、損傷部位やこわばりを奥の方に閉じ込めてしまう。防衛反応の一つとは思うが、そうやって年月を経るごとに身体を固めて行く。
身体を固めるのは、他の原因もある。姿勢の歪みや動きの癖、心のこだわり、自己防衛等々、何れにしても、本来の正しい身体の使い方ではないと言える。
ただ間違えないようにしたいのは、身体を固めること=悪ということではない。意味があって、必要があって、理由があって固めている。自分の生活や人生に影響を及ぼさない程度に固めるのは問題ない。
今回の腰痛は、ある意味、身体改善のチャンスと言える。痛くても仕事で動かないといけないので、痛くない方法を工夫する。それが今まで使っていなかった筋肉を使うようになったり、左右のバランスを意識するようになったりで、今までいかに無駄な動きをしてきたか、動きの癖がわかる💧
最近、ずっとやっていなかったフェルデンクライス・メソッドのレッスンを毎日やっている。すると、今までわからなかった身体のつながりや繊細な変化が驚くほど明確にわかるようになってきた。
私の場合、自分自身の改善の過程が、そのまま他人に教えることに役立つ。あべこべ体操の新技?になったりする。人様の役に立てることが、自分の身体を改善することの大きなモチベーションになる。