9月、観たい作品の公開が多くて時間がなくて困るw
そんな中、ようやく地元公開になったので観に行ってきたこれ。
『チャップリンからの贈りもの』
チャップリン、彼のことについてはよく知ってはいるものの、
実際の作品って通しで観たことないな
そんな彼の死後に起こった遺体誘拐事件を映画化したって話だから、
観に行きたくなりましたw
ストーリーは~
1978年、スイスのレマン湖畔。貧しい生活を送り、妻の入院費も払えないオスマン(ロシュディ・ゼム)。そんな中、チャールズ・チャップリン逝去のニュースが流れる。すると親友エディ(ブノワ・ポールヴールド)からとんでもない話を持ち掛けられる。それは埋葬されたチャップリンの遺体を盗み、その返却と引き換えに家族から大金をせしめようというものだった。こうして、犯行に加わることになってしまうオスマン。だが、次々とトラブルが噴出し……。
予告見る限り、コメディぽっく思ってたけど、
そんなにコメディしてる話でもないし、
普通に佳作といった感じの作品。
貧しいけど、懸命に働き家族を支えてるオスマンと刑務所仲間のエディ。
オスマンの奥さんの入院費を稼ぐために、亡くなったチャップリンの遺体を盗むんだけど、
基本的に火葬する日本で忘れたころにニュースになる遺骨の盗難事件ならともかく、
土葬が主流の欧米で棺桶ごと盗むって、
かなりの重労働だと思うし、
盗掘中に誰も気づかないのかよとツッコミ入れたくなるし、
お気楽なスイス警察に唖然となりながら、何となく冷静な目線での鑑賞になっちゃいました。
タイトルになったチャップリンからの贈りもの、
これは話の流れから、
贈りものがなんだったのか想像もつくし、
被害者でもある遺族の粋な計らいも、彼らの境遇を考えると、
ノブレス・オブリージュの精神が働いてたのかな~とも思ったりして、
個人的にはそんなに入り込めませんでした。
『チャップリンからの贈り物』
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