どもです。
またしてもひさ~しぶりのアップ。
まあたいしてみてくれている人も多いわけじゃないから、心配及ばずってところかしらん。
と最近思うのが、なんだか勘違いしてない?的な報道。
特にさ、どっかの国の映画に感化されすぎなのか、見えないものに対する反応が強すぎるような。
最近だと多剤耐性大腸菌アシネトバクター。
そう、単なる大腸菌。
ってかさ、これ、どっこにでも落ちてるじゃん。
土の中にだって、数は少ないけど水の中にだって、空気中にだって。。。
それにたいして何でこんなに大騒ぎするんだろうねぇ。
大腸菌、いないと人間生きていけないんですよ。
いっつもいっつも悪者にされてるけど、大腸菌によって(は言いすぎだけど)生かされてるんですよ。
哺乳類は。
まあコレは大げさだけどね。
このアシネトバクター、通常は体内に取り込んでもどうってことないんですよ。
これは報道でもきちんと言われていることですよね。
問題はここからで、「多剤耐性アシネトバクター」という名前が一人歩きしていると言うこと。
たんにちょっと抗生剤が効かない大腸菌とでも表現しておけばこんなに騒がれなかったんだと思います。
これをおどろおどろしい名前で報道するもんだから、みんなびっくりしちゃうわけですよ。
もっと報道を客観的に見てみましょうよ。
残念ながら、この細菌が原因(あくまでも可能性)でなくなられた方ってどんな方?
みんな超が付くくらいの高齢者であったり、もう大腸菌がいなくてもそろそろお迎えが・・・ってくらいの末期がん患者。
コレって・・・
そう、もう免疫力が極限にまで下がってしまっている人達。
限定された人達なんです。
じゃあ、そういう人達が院内感染によって死んでしまっても良いのか?と言えばそうではなく、
ある程度、病院の管理体制というものも問わなければいけないかもしれません。
・・・が、
これらの細菌に感染しても発症しない程度の免疫力を持った人達が、こんなに大騒ぎすることはないといいたいんです。
騒ぐならそれなりの知識を持ってからにしてと。
インフルのときもそうだったけど、必要以上に騒ぎすぎな気がするんだよね。
それもテレビで見たり聞いたりした情報に振り回されるだけの。
もっと正しい知識を持とうよ・・・といいたくなる。
興味がないなら騒がない、興味があるなら勉強する。
単なる野次馬なら止めておいて。
テレビからの情報が正しいかと言えば、そうでないことの方が多いと感じる今日この頃。
自分の身を守るのは自分。
・・・といいつつも、私の友人Mは大腸菌が怖いからと、子どもと手が荒れるまで洗い続けているらしい。
ああ~、頭イタイ。
↓この本、めっちゃ面白かったよ!
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