選手間コミュニケーションの向上 夏合宿で成果!取り組みその1 | フープドリームズ【子どもの心技体を育てる地域コミュニティを民の力で運営しています】

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理念
1.未来を築く子どもたちの心技体の成長をサポートする
2.家族や地域社会の和を大切にし、永く楽しめる地域コミュニティを育成する

こんにちは。
フードリのたかじさんです。
我々は、小学生、中学生、高校生を指導しています。


小中学生のスクールでは、
地域のクラブチームとしてのモデルケース
高校生の指導においては、
進学校部活動のモデルケースを示すことを
目的としています。


今回は高校生の夏休み(7月末)に行った3泊4日の
合宿で我々と選手達が取り組んだことを
大きく3つ紹介します。


(高校について簡単に紹介しておきます。
大阪の進学校(公立高校)
部員30名超、初心者もいます。
練習は平日1時間半(定時制があるため)
講習やイベント毎に定期的に練習できない期間多々あり。
我々(北口、高比良)は外部コーチで平均週1,2回程度
指導に行っています。)



合宿は年に一度の大きな成長機会です。
その中で取り組んだ3つは以下です。


1(大人数での)
コミュニケーション不足を解消する
グループ制の導入


2インプットアウトプットの
連続性を意識したスケジューリング


3コーチコミュニケーション、
ベンチワークの向上



1について。
新チームになって約3ヶ月ということで、
1年生どうしのコミュニケーション、
2年生と1年生のコミュニケーションが
不足していました。


練習時間が短く、大人数で、
我々外部コーチはいつも指導が
できるわけではないので、
普段の選手同士のコミュニケーション、
教えあいが非常に大切なのですが、
それが不足している状況でした。


そこで、夏休みに入り、合宿前に
12年生を混ぜた大きく4つのグループに分けました。


合宿中は
・ミーティングをする時間、
・そのグループで練習をする時間、
・対抗戦(シューティング対決など)

を取りました。


合宿前に作っておいて、事前に
少しそのシステムを回しておいたわけです。


ミーティング
毎晩グループで行いました。


1グループ8人のミーティングで、
それぞれにリーダーを置いて、
個人の目標とその日に出た課題などを
練習の終わりに確認しあいました。


そして、翌日の朝のスタートは
グループに任せた練習時間を取りました。
(30分程度)
日に日にグループの練習時間の質、
グループ内での教えあいが良くなりました。
グループリーダー中心に
後輩を見て指導することが増えました。


グループによってはシューティングをしたり、
ポストの面取りからの1on1をしたりと、
それぞれが工夫していました。


グループ対抗戦としては、日を分けて
・3線対決(時間内に決めた本数)
・砂浜リレー
・シューティング対決(7箇所×1分での決めた本数)を2度
行いました。


(対抗ミニゲームをしなかったのは、
実力のばらつきがあったからです。)


結果としては合宿最終日の最後に行った
2回目のシューティング対決で進歩を見せてくれました。
開始前に自分達でパスの精度をよくする声かけや、
苦手なシュートを事前に教えること、
少ないボールをいかに効率よく使うか、
などの1回目にはなかった光景を
見ることができました。


他で言うと、2日目の朝食時の会話と
4日目の昼食時の会話の弾み方が全然違ったのも
見ていて面白かったですね。