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2016年07月07日(木)

翻訳おともだち割

テーマ:翻訳
浅草ロック座前に去年できた「まるごとにっぽん」。ゲリラ豪雨でいくぶん涼しくなった浅草寺界隈の路地を駅から歩いてきた僕は、各都道府県を代表する工芸品店が集うそのビルの2階へと足を運んだ。もう閉店時刻前。目的の店を見つけると、すぐ店員さんに切り出した。「このお皿、来週までに500枚用意できませんかね?」「いやーそれはさすがに難しいですねえ」。よしよし想定通り。「ちょっと責任者の方に聞いてもらえませんか?」。「私が責任者です」。えっ?あれっ??あ間違えちゃった、隣の店だった!!

実は目的の訪問先は友人の店で、ちょっとイタズラしてみようと思ったのだが、このやり取りも見られていてグダグダな数年ぶりの再会となってしまった。会うのは数年ぶりでも、このところ電話やメールでやり取りしていた。高校の同窓生である彼が岐阜の多治見で経営する美濃焼メーカーの東京浅草ショップ。そのリーフレットの英訳を協力させてもらったのだ。


こういう感じで友人知人に翻訳を頼まれることがたまにある。お酒の席ではよく「同級生特価でやらせていただきます!」「今ならなんと分割金利手数料はこちらで負担します!」などと調子のいいことを適当に口走っているが^^、知り合いだからといってそうそう割り引きできるわけではない。外から見れば「翻訳なんて原価ゼロなんだから」と思われたりもする。でも僕のような売れっ子(^_^)は基本的に常時仕事を抱えているわけだから、安く引き受けてしまったら正規料金の仕事がそのぶんできなくなってしまうわけで、赤字も同然なのだ。

そうはいっても、友人にはリーズナブルに協力してあげたい。「トモダチナラアタリマエ~」と言いたい。一緒にトゥギャザーしたい。そこで僕は「安くやってもいいけど、その代わりやるのは時間が空いたときね。完成するのは1カ月後か半年後か1年後かわかんないけど」という料金プランを友人知人限定で用意している。

いついつまでにどうしても必要だったり、分量が多かったり、といった場合は正規料金でご依頼いただくしかないが、待ってもらえるのならギャラは場合によっては現物でもOK。今回は下町情緒あふれる浅草「ホッピー通り」でごちそうになりました。松屋の牛丼(並)で十分だって言ったんですけどねえ(^_^;


もちろん、おともだち特価だからといって手を抜くわけではない。やはり「協力したい」というのが根底にあるので、いつもどおり心をこめる。今回の場合は「美濃焼の魅力を外国人観光客にできるだけ伝え、お皿を買ってもらえるように」。それに下手な仕事をして「あいつの翻訳はダメだな」なんて噂が広まったら面目丸つぶれである。

逆にこちらから友人知人に営業をかけるという手もあるかもしれないが、僕はまったく考えていない。考えていないというか、時期尚早かと。大部分はまだ40代半ば。各企業で引き続き出世していただき、50代で役員クラスになったところで億単位のお仕事をいただければ、なんて思ってます^^;
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2016年06月30日(木)

終身刑になってもいいよ~

テーマ:ライフ
6月は愛犬ベックと一緒に北海道を回ってきました。

欧州のサッカークラブ戦が終わって代表チームの大会(EURO)が始まるまでの2週間ほど。

苫小牧、札幌、岩見沢、名寄、豊富、稚内、オホーツク海沿い、紋別、北見、網走、知床、羅臼、根室、弟子屈、釧路、帯広、夕張、千歳、苫小牧。

最高でしたねえ。何をしたとか、何かを食べたとかいうよりも、ベックと一緒に歩いた見知らぬ土地の景色や風の匂いを思い出すだけで、早くも懐かしい気持ちでいっぱいになります。

北海道だけじゃありません。今年だけでも大阪、奈良、和歌山、広島、沖縄、福岡とノマド旅を重ねてきました。2016年6月末現在のノマド地図をごらんください(Facebookより)。


誰かの謀略で麻薬Gメンに今すぐ連れ去られ、いろいろな濡れ衣を着せられて仮釈放なしの終身刑に処されたとしても、甘んじて受け入れましょう。きっとノマドの思い出ストックを繰り返し反芻しながら、幸せに独房生活を送っていくことでしょう。

もうおなかいっぱい。思い残すことは何もありません。。。と言いつつ、7月もまた旅立ちますが!

通訳翻訳WEBの担当コラム「旅する翻訳者の実践!ノマドライフ」も更新されました。

第7回「ノマド実践編 ~ 翻訳者なら旅に出よう!」

第8回「マルハ実践編 ~ リゾートマンションは買いか?」

です。ぜひご覧ください。やっぱりタイトルに「実践!」って入ってるからにはね。

今年のサブ目標「ブログを毎月更新」を達成するために形だけでも更新しとこうと思ったのですが、宣伝までしてしまいました(^_^;
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2016年05月24日(火)

The secret ruler of the world

テーマ:翻訳
3月 ノマド翻訳者 広島訪問
4月 ケリー国務長官 広島訪問
5月 オバマ大統領 広島訪問へ



裏で世界を操っている真の支配者は誰なのか......もうお分かりだろうか?








まだお分かりにならない?ではとくとご覧になるがいい、真の支配者のご尊顔を!







おっ、オレっ?

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2016年05月03日(火)

ノマドコラム第6回「家族ほったらかし批判に徹底反論!」の裏話

テーマ:翻訳
2月の関西、3月の広島に続き、4月は沖縄へ行って参りました。なぜ沖縄かというと航空券が安かった(片道1980円)から。1月に予約して行くころには忘れてましたけど。


初沖縄だったのですが、交通機関はモノレールが申しわけ程度にあるぐらいなので、いろいろ回ろうとすると車が必須でした。しかも道はかなり混む。その辺はイメージとだいぶ違いましたね。なので仕事がなかなかできません。ちゃんと仕事するなら、どこかのビーチで宿を確保して、そこから動かない方がよさそうです。今回はコラムの方にも書きましたように、別の目的があったのですが。


でもやっぱりまた来たいと思い、帰宅後すぐ今度はなんと!片道500円で成田那覇を予約しました。その翌週は成田札幌で片道500円を確保。これならソーキそばや札幌ラーメンだけ食べて帰ってきてもいいですよね^^(ちなみにこれはジェットスターの有料会員限定セール)。

で、南国の風に吹かれながら書いた今回の通訳翻訳WEB連載コラムのテーマは「家族ほったらかし批判に徹底反論!」。これは実際に「亭主がふらふら家を離れてノマドなどけしからん!」と批判されたというよりも、「きっとみんな内心そう思ってるに違いない」という半ば被害妄想のようなものに駆られて書きました。

まず導入部分。よく聞かれます。「なんで会社を辞めて翻訳家になろうと思ったの?」。僕は通算5万回ほど受けたこの問いに対して、いまだにうまく答えられません。というのも、いろんな理由があったから。そりゃあ僕だってズバっとかっこよく答えたいですよ。「太陽がまぶしかったから......」みたいに。

でも既に結婚もしてたし、いくら薄給とはいえ会社をたったひとつの理由で辞められませんって実際のところは。いろんな理由がありすぎて、もはやそれが本当に理由の一つだったのか、それとも「この理由もっともらしいじゃん」という後付けのものなのかさえ、判別できなくなってしまいまいた。

その一つがコラムにも書いた「人の評価に振り回される人生なんてご免だから」......なんかこれ、今考えると限りなく後付けっぽいですよね(^_^; まあまあ、それでも会社勤めをしていた頃の自分の中にそういう気持ちがなかったわけではないと思います。

翻訳者だって人の評価を受けるわけですが、いい仕事さえしていれば基本的には理不尽な評価は受けないはずです。もし理不尽だと思うならグチグチ文句言ってないでそんなエージェントだかクライアントだかは切ってしまえばいい。本当に実力があるならすぐに次が見つかるはずなわけで。見つからないようなら評価は正当だったということになるんじゃないでしょうか。



一方で会社勤めで理不尽な(またはソリが合わない)上司に当たってしまえばいかんともしがたい。顔色をうかがうか、冷遇を甘んじて受けるか。あと息子が中学生になり、高校受験をスルーできた自分は「内申」というものの仕組みを初めて詳しく知ったのですが、あれも好きじゃないなあ。先生の顔色ばかりうかがう「人の評価に振り回され人間予備軍」を大量生産しているような気がしますねえ。

あっ!またしてもコラムの本題に触れる前に話が長くなりすぎてしまいましたね(^_^; ぜひ本編をお読みいただき、さらに反論がございましたらこちらまで。これまでの回をまだお読みでなかった方は連休のおともに第1回からどうぞお楽しみください!
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2016年04月28日(木)

ひとりカラオケ論

テーマ:ライフ
ひとり飯、ひとり旅、ひとりスキー、ひとりスポーツ観戦・ライブ鑑賞......ひとりものは大方クリアしてきた。最近では東京の自宅と新潟のマンションの間にある「ぐんま天文台」でひとり木星観望をした。カップルばかりの中に天文おたくが混じってるみたいになってた。実際そうですが。しかし、まだ克服できていないものが一つある。ひとりカラオケだ。


中年にもなると、なかなかカラオケをする機会もなくなった。30を過ぎてからは仲間と集まってもまず居酒屋で騒ぎ、二次会は落ち着いた店で語りモードというパターンが一般的になった。僕も、そうそう会えない友人とのたまの機会を単なるストレス発散で無駄にしたいとは思わない。

でもカラオケもたまにいいなと思う。昨夏の小学校仲間たちとの「大人の修学旅行」では、深夜のカラオケ大会でずいぶん盛り上がった。合唱部出身の子(今はおばちゃん)が何でもハモってくれるので「僕はいつの間にこんなに歌がうまくなったんだろう!」と勘違いしたりもした(実際の歌唱力は中の下)。

で帰って来て無性に歌いたくなったわけだが、ひとりカラオケだけはどうも抵抗がある。まずドリンクを持ってきた店員さんに「何その似合わない選曲」「その歌唱力でよくひとりで来られたな」と思われてしまう。そして他の客に外からのぞかれて「うわっ、おっさんが一人で中島みゆき歌ってる!」と怖がられてしまう。最近は一人カラオケ専門店もあるらしいが、やっぱり音漏れするんじゃないかと信用できない。

一番手っ取り早いのは車内カラオケだ。湯沢へ行くとよくルンルンで歌っているのだが、あるとき対向車のおばさんとモロに目が合って固まってしまった。注意してみると、その国道を走る車はどいつもこいつも対向車を見ているようだ。道は基本的にその国道しかないので、どうやらこっちの人は知り合いがいないかと常に対向車をチェックしているらしい。

ということは僕はこれまでジャイアントカプリコ(いちご味)をほおばりながら運転していたのも、EXILEのTAKAMUNE(本名です)になりきって熱唱していたものも、全部見られていたらしい。ひょっとすると「かぷりこエグザイル」などというあだ名をつけられて馬鹿にされている可能性もある。

それから僕はあまり口を開けないようにしてモゴモゴ歌うようになった。湯沢から東京へ帰る道でもモゴモゴ歌っていたら、少し眠気に襲われた。そういう時は無理せずパーキングに寄って20分でも仮眠をとるようにしている。大口を開けて寝ているのを見られたくないので、マスクをしてリクライニングを倒す。

そして目覚ましが鳴ると、少しだけすっきりした頭で再出発。メガネをかけ直してエンジンを入れる。カーステレオから流れる「時代」(研ナオコバージョン)の続きに合せて熱唱する......ん、なんかいつもより気持ちよく歌えるぞ。そうか!

そんなわけでマスクをして運転している僕に会ったら、そっとしておいてやってくださいね(^_^)


車内リサイタルにうんざりな愛犬ベック

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