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2016年08月31日(水)

退職金なんてうらやましくないぜ!

テーマ:ライフ

僕には「ノマド翻訳家」以外にも肩書きがある。「エアアルピニスト」だ。

 

翻訳の合間に井上靖「氷壁」から深田久弥「日本百名山」まで山本(やまもとじゃなくてやまぼん)を読み、最近では月刊誌「山と渓谷」を買ったりもする。人は山に魅せられるが、僕は山に魅せられる人に魅せられる。

 

垂直に切り立った氷の壁にピッケルを突き刺し、一歩一歩足場を確かめながらよじ登る。1本のロープに命を託して。そんな状況に自ら好んで身を置くなんて、もう意味がわからない。途中で腕力が尽き果てたら?と思うと足がすくんでしまう。読んでいるだけで。自分もやってみるなんてとんでもない。ソファーに寝っ転がってドキドキしながらページをめくるだけで十分だ。

 

けど文字通り絶景なんだろうなあ。それに登山ってご年配の方もけっこうやってるよなあ。別に氷の壁を上るのが登山じゃないしなあ。そんなわけで、この秋エアじゃないアルピニストへの第一歩を踏み出そうと思っている。ターゲットは「日本百名山」にも登場し、いつも東京から湯沢へ向かう途中でくぐっている自分にとってなじみ深い山、谷川岳だ。なんでも「日本一死者を出している超危険な山」らしいが、それは昔の話。リサーチした限り、ロープウェイを使えば余裕で登頂できそうな感じだ。

 

とはいえ山を侮るべからず。ナメたらアカん。それなりの装備を用意するとともに、途中で動けなくなって凍死しないよう、しっかり体力をつけて臨みたい。そこで始めたのがジョギングだ。今までまったくやっていなかったわけではない。地方にノマドへ出掛けて忙しくなると、観光代わりに朝の街を走ることもある。広島や博多など、それで土地勘が得られた。

 

走るのは深夜。最近は涼しくなったが、ムシムシの中でねっとり汗をかくのが快感だった。誰にも会わないということもあり、乗ってきてシャドーボクシングを始めたらベランダでタバコを吸う男の視線に気付いたことも。とっさに腕で額の汗をぬぐうフリをして、顔を隠しながら通過したものだ。最近はタクシーの運転手さんなどから「あらあら猫ひろしにインスパイアされちゃってるよ!ミャンマー代表でも目指すのか?」と冷ややかに見られているような気がしてならない。

 

どうせ汗だくになって帰宅後すぐ入浴して着替えるから、ということで寝間着みたいな恰好で走っていた。夢遊病者にも見えただろうが、amazonで取り寄せたiPodフォルダーを腕に巻いて走るとなかなかサマになってきた。

 

谷川岳登頂プランは着実に進んでいるが、続けていけば健康にも良さそうだ。最近思う。フリーランスって退職金はもらえないけど、健康を保ち続ければチンケな一時金よりずっとたくさん稼げるんだなと。長期的に元を取るためには運動も大事。ただし、80歳でバリバリに働けたとしても翻訳の仕事はGoogleにとられていそうだ。そう考えると事業多角化の努力は待ったなしといえるかもしれない。

 

通訳翻訳WEBで好評連載中ノマドコラム第9回
「すべての人にノマドを!~主婦やお母さんはどうすればいいか」

奥さま方必読です!「デュアルライフ」を実践する主婦さんの例を紹介しています。

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2016年07月07日(木)

翻訳おともだち割

テーマ:翻訳
浅草ロック座前に去年できた「まるごとにっぽん」。ゲリラ豪雨でいくぶん涼しくなった浅草寺界隈の路地を駅から歩いてきた僕は、各都道府県を代表する工芸品店が集うそのビルの2階へと足を運んだ。もう閉店時刻前。目的の店を見つけると、すぐ店員さんに切り出した。「このお皿、来週までに500枚用意できませんかね?」「いやーそれはさすがに難しいですねえ」。よしよし想定通り。「ちょっと責任者の方に聞いてもらえませんか?」。「私が責任者です」。えっ?あれっ??あ間違えちゃった、隣の店だった!!

実は目的の訪問先は友人の店で、ちょっとイタズラしてみようと思ったのだが、このやり取りも見られていてグダグダな数年ぶりの再会となってしまった。会うのは数年ぶりでも、このところ電話やメールでやり取りしていた。高校の同窓生である彼が岐阜の多治見で経営する美濃焼メーカーの東京浅草ショップ。そのリーフレットの英訳を協力させてもらったのだ。


こういう感じで友人知人に翻訳を頼まれることがたまにある。お酒の席ではよく「同級生特価でやらせていただきます!」「今ならなんと分割金利手数料はこちらで負担します!」などと調子のいいことを適当に口走っているが^^、知り合いだからといってそうそう割り引きできるわけではない。外から見れば「翻訳なんて原価ゼロなんだから」と思われたりもする。でも僕のような売れっ子(^_^)は基本的に常時仕事を抱えているわけだから、安く引き受けてしまったら正規料金の仕事がそのぶんできなくなってしまうわけで、赤字も同然なのだ。

そうはいっても、友人にはリーズナブルに協力してあげたい。「トモダチナラアタリマエ~」と言いたい。一緒にトゥギャザーしたい。そこで僕は「安くやってもいいけど、その代わりやるのは時間が空いたときね。完成するのは1カ月後か半年後か1年後かわかんないけど」という料金プランを友人知人限定で用意している。

いついつまでにどうしても必要だったり、分量が多かったり、といった場合は正規料金でご依頼いただくしかないが、待ってもらえるのならギャラは場合によっては現物でもOK。今回は下町情緒あふれる浅草「ホッピー通り」でごちそうになりました。松屋の牛丼(並)で十分だって言ったんですけどねえ(^_^;


もちろん、おともだち特価だからといって手を抜くわけではない。やはり「協力したい」というのが根底にあるので、いつもどおり心をこめる。今回の場合は「美濃焼の魅力を外国人観光客にできるだけ伝え、お皿を買ってもらえるように」。それに下手な仕事をして「あいつの翻訳はダメだな」なんて噂が広まったら面目丸つぶれである。

逆にこちらから友人知人に営業をかけるという手もあるかもしれないが、僕はまったく考えていない。考えていないというか、時期尚早かと。大部分はまだ40代半ば。各企業で引き続き出世していただき、50代で役員クラスになったところで億単位のお仕事をいただければ、なんて思ってます^^;
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2016年06月30日(木)

終身刑になってもいいよ~

テーマ:ライフ
6月は愛犬ベックと一緒に北海道を回ってきました。

欧州のサッカークラブ戦が終わって代表チームの大会(EURO)が始まるまでの2週間ほど。

苫小牧、札幌、岩見沢、名寄、豊富、稚内、オホーツク海沿い、紋別、北見、網走、知床、羅臼、根室、弟子屈、釧路、帯広、夕張、千歳、苫小牧。

最高でしたねえ。何をしたとか、何かを食べたとかいうよりも、ベックと一緒に歩いた見知らぬ土地の景色や風の匂いを思い出すだけで、早くも懐かしい気持ちでいっぱいになります。

北海道だけじゃありません。今年だけでも大阪、奈良、和歌山、広島、沖縄、福岡とノマド旅を重ねてきました。2016年6月末現在のノマド地図をごらんください(Facebookより)。


誰かの謀略で麻薬Gメンに今すぐ連れ去られ、いろいろな濡れ衣を着せられて仮釈放なしの終身刑に処されたとしても、甘んじて受け入れましょう。きっとノマドの思い出ストックを繰り返し反芻しながら、幸せに独房生活を送っていくことでしょう。

もうおなかいっぱい。思い残すことは何もありません。。。と言いつつ、7月もまた旅立ちますが!

通訳翻訳WEBの担当コラム「旅する翻訳者の実践!ノマドライフ」も更新されました。

第7回「ノマド実践編 ~ 翻訳者なら旅に出よう!」

第8回「マルハ実践編 ~ リゾートマンションは買いか?」

です。ぜひご覧ください。やっぱりタイトルに「実践!」って入ってるからにはね。

今年のサブ目標「ブログを毎月更新」を達成するために形だけでも更新しとこうと思ったのですが、宣伝までしてしまいました(^_^;
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2016年05月24日(火)

The secret ruler of the world

テーマ:翻訳
3月 ノマド翻訳者 広島訪問
4月 ケリー国務長官 広島訪問
5月 オバマ大統領 広島訪問へ



裏で世界を操っている真の支配者は誰なのか......もうお分かりだろうか?








まだお分かりにならない?ではとくとご覧になるがいい、真の支配者のご尊顔を!







おっ、オレっ?

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2016年05月03日(火)

ノマドコラム第6回「家族ほったらかし批判に徹底反論!」の裏話

テーマ:翻訳
2月の関西、3月の広島に続き、4月は沖縄へ行って参りました。なぜ沖縄かというと航空券が安かった(片道1980円)から。1月に予約して行くころには忘れてましたけど。


初沖縄だったのですが、交通機関はモノレールが申しわけ程度にあるぐらいなので、いろいろ回ろうとすると車が必須でした。しかも道はかなり混む。その辺はイメージとだいぶ違いましたね。なので仕事がなかなかできません。ちゃんと仕事するなら、どこかのビーチで宿を確保して、そこから動かない方がよさそうです。今回はコラムの方にも書きましたように、別の目的があったのですが。


でもやっぱりまた来たいと思い、帰宅後すぐ今度はなんと!片道500円で成田那覇を予約しました。その翌週は成田札幌で片道500円を確保。これならソーキそばや札幌ラーメンだけ食べて帰ってきてもいいですよね^^(ちなみにこれはジェットスターの有料会員限定セール)。

で、南国の風に吹かれながら書いた今回の通訳翻訳WEB連載コラムのテーマは「家族ほったらかし批判に徹底反論!」。これは実際に「亭主がふらふら家を離れてノマドなどけしからん!」と批判されたというよりも、「きっとみんな内心そう思ってるに違いない」という半ば被害妄想のようなものに駆られて書きました。

まず導入部分。よく聞かれます。「なんで会社を辞めて翻訳家になろうと思ったの?」。僕は通算5万回ほど受けたこの問いに対して、いまだにうまく答えられません。というのも、いろんな理由があったから。そりゃあ僕だってズバっとかっこよく答えたいですよ。「太陽がまぶしかったから......」みたいに。

でも既に結婚もしてたし、いくら薄給とはいえ会社をたったひとつの理由で辞められませんって実際のところは。いろんな理由がありすぎて、もはやそれが本当に理由の一つだったのか、それとも「この理由もっともらしいじゃん」という後付けのものなのかさえ、判別できなくなってしまいまいた。

その一つがコラムにも書いた「人の評価に振り回される人生なんてご免だから」......なんかこれ、今考えると限りなく後付けっぽいですよね(^_^; まあまあ、それでも会社勤めをしていた頃の自分の中にそういう気持ちがなかったわけではないと思います。

翻訳者だって人の評価を受けるわけですが、いい仕事さえしていれば基本的には理不尽な評価は受けないはずです。もし理不尽だと思うならグチグチ文句言ってないでそんなエージェントだかクライアントだかは切ってしまえばいい。本当に実力があるならすぐに次が見つかるはずなわけで。見つからないようなら評価は正当だったということになるんじゃないでしょうか。



一方で会社勤めで理不尽な(またはソリが合わない)上司に当たってしまえばいかんともしがたい。顔色をうかがうか、冷遇を甘んじて受けるか。あと息子が中学生になり、高校受験をスルーできた自分は「内申」というものの仕組みを初めて詳しく知ったのですが、あれも好きじゃないなあ。先生の顔色ばかりうかがう「人の評価に振り回され人間予備軍」を大量生産しているような気がしますねえ。

あっ!またしてもコラムの本題に触れる前に話が長くなりすぎてしまいましたね(^_^; ぜひ本編をお読みいただき、さらに反論がございましたらこちらまで。これまでの回をまだお読みでなかった方は連休のおともに第1回からどうぞお楽しみください!
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