駅弁 | 翻訳で食べていく方法★プロの翻訳者養成所

駅弁

深川めし 
「深川めし」
※上越新幹線で。

ご褒美。福の島。 
「ご褒美。福の島。」
※大宮駅で購入。


駅弁がとても好きです。
長距離の電車の旅には
ほぼ必ず買います。

ご当地の工夫された内容
美味しい素材を使った内容が
とても気に入っています。

「駅弁」という概念は
ある意味、日本独特の文化だと思います。
もちろん、
駅で「持ち帰り用の食事」を買うことのできる国は
たくさんあります。

でも
日本の鉄道事情、
食文化は独特で
よって
駅弁文化も
独特のものがあると思います。

よって
「駅弁」という「概念」を
ひとことで外国語に訳すのは
まず不可能です。

ちなみに
プログレッシブ和英中辞典(第3版)では
a box lunch (sold at train stations or on trains)

ジーニアス和英辞典(第2版)
a box lunch [meal] sold at a railroad station

とあり、
和英辞典の訳語(訳文)を
そのまま訳文に採用することは
不適切だということが分かると思います。

特にこういう訳語を
文学作品に使うのは
とても苦しいです。

ここが
翻訳家としての
腕の見せ所になるわけです。

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